コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
8番出口パロ後編〜!書いていこうと思います!
んでこれ、ハピエンとトゥルエンどっちも書きたいなーって思ってて、トゥルエン苦手な人はハピエンだけ見てほしいなぁ…っていう…んで、前編には死ネタ要素入ってこなかったんですけど、今回はがっつりどちらのエンドにも入れていきますので地雷さんはお帰りを。
ワンチャン見ようによってはトゥルエンの方がハッピーなのかも…?でもトゥルエンですからね?トゥルーエンドいや…メリバ味があるかも…?
Attentionは前編と同じになっております!
ではどぞ!
8番出口パロ後編
おんりー…🍌
おらふくん…⛄️
ハッピーエンド(だと思う)
やっとの思いで7番出口までついた彼は、もう戻りたくはないと思い隅から隅までくまなく異変を探していく。が…
🍌「全然見つからない…!」
と、異変が見つからず参っていた。異変が見つかれば確定で戻る選択を取るとこができるが、異変が見つからないと安心して進むことはできない…が全く見つからない。諦めて進もうかと思ったその時。
⛄️「…本当に気づかないん?」
🍌「え…?」
そして彼は聞き返す。
⛄️「本当に…異変に気づいてないん?」
🍌「…」
彼は気がついていた。
⛄️「僕が…僕自身が〝異変〟ってことに」
🍌「…気づいてた。気づいてたよ。」
しかし、彼自身がその事実に気づいても受け入れることができなかったのだ。
⛄️「…そっか…。僕は…おらふくんはもう、いないよ」
そう、真実をそっと、告げられる。
🍌「だって…おらふくんがいないなんて、俺…」
⛄️「…おんりーなら、大丈夫」
そう言い異変…もとい〝友〟はほほ笑む。
⛄️「…ほら、戻って」
そう、優しく背中を押される。
最後に目に涙を浮かべながらも、笑顔の出来損ないを作る。せめて、〝友〟に見せる最後の表情は笑顔が良かったから。
🍌「おらふくん。…ありがとう」
そう言い彼は走り出した。
懐かしい日々との、別れを告げるように。
⛄️「…うん。頑張ってね」
8番出口に向かって。
ーーーーーーーーーーーーーー
その後も彼はいつもどおりの日々を過ごしている。当たり前の日々を。
ーーーーーーーーーーーーーー
「ハッピーエンド」(だと思っています)
トゥルーエンド
ついに7番出口まで到着した彼はずっと気になっていた。
🍌「…おらふくん」
⛄️「ん〜?どした?」
🍌「…おらふくんは何者なの?」
真剣な眼差しで彼はそう言う。相手の心の内を見抜くように。
⛄️「…僕は僕だよ?どしたのおんりー?急に変なこといって…w」
🍌「言い方を変えよっか。おらふくんは…異変なの?」
はぐらかされたため聞き方を変える。…答えを聞くまでは逃す気はないようだ。
⛄️「…そうだよ。僕は偽物…異変だよ。」
…彼は自分が思っていた通りの答えが返ってきたようだが表情は暗い。
🍌「そっか…やっぱりおらふくんは、もう」
彼はそう、暗そうな顔色で言う。
⛄️「じゃあおんりー。」
⛄️「〝異変〟に気づいたなら、帰らないと…」
🍌「…いやだ。」
彼はそう、ずっっっっと押し殺していた想いが滲み出る声色でそう言った。
…彼は自分自身が思っているよりもずっと、ずっと、ずっと、辛かったのだろう。〝友〟がいなくなったあの日から。
🍌「ねぇおらふくん。ここに居ればおらふくんとずっとずっとずっとずっと一緒にいられるの?」
⛄️「…ダメやでおんりー。僕は、僕は偽物なんよ…」
自分に言い聞かせるように〝異変〟はそう告げる。
🍌「いいの。おらふくんと一緒にいられるならそれでいいの。」
彼は自分がおかしくなっていることに気がついていた。それでいて、おかしくなってもいいと思ってしまったのだ。どんな〝形〟でも一緒にいられるなら。
⛄️「…っ!僕は、僕はおんりーの知っとる〝おらふくん〟じゃないんよ…!」
🍌「でも、おらふくんでしょ?体が偽物なだけで自我は本物なんでしょ?」
🍌「もしくは限りなく完璧に再現されたコピー。」
彼は核心を突く発言を繰り返す。
⛄️「…でも、」
🍌「おらふくんのいない世界に帰りたくなんかない。」
そう言い彼は前に進む。〝友〟のいない世界と決別するように。
🍌「ねぇおらふくん。ずっとずっと、ずっと一緒にいてね?」
そう彼は〝異変〟に問いかける。
⛄️「おんりーはバカだなぁ…。早く逃げちゃえばよかったのに 」
🍌「おらふくんがいるなら、地獄にでもついて行くよ?」
彼はあくまで本気のようだ。声色や表情からそれが伝わってくる。
⛄️「…ええよ。ずぅっっっっっっと一緒やで?」
ー0番出口ーまた、ここからやり直し。
🍌「本当に?」
彼は今までに見たこともない程の笑顔を向ける。
⛄️「うん。どんだけの時間でも、一緒に過ごしたる。」
⛄️「…ホンマに嬉しいわぁ…ずっと一緒やで、おんりー。」
そのつぶやきは空気へと消えていった。
ーーーーーーーーーーーーーー
《昨夜☓☓市で行方不明となった男性の行方を警察が捜索しています。年齢は…》
ーその日から彼の姿を見た者は誰もいなかったというー
はい!完結しました!!…言いたい事はわかります。伏線ってなんだよって話となんで毎回死ネタのときおらふくんを◯するんだよ!って話ですよね。わかってますよ。(うぜぇ)
個人的に伏線はおらふくんを〝彼〟呼びせずにあくまで三人称視点上ではいないものとして扱っていたことが大きな伏線かな、と思います。見れば多分そうなってるはず…!あと、基本的におらふくんの発言には前編だと触れていないっていうのも伏線みたいなものですかね?
はい、死ネタ問題はですね。あの…主共依存系とか、大好きでして。失っちゃってから、それに依存しちゃうみたいなの好きなんすよ。んでなんでおらふくんさんになったかと言うとですね、雪=儚いみたいな感じでどうしても対象がおらふくんになってしまっております。申し訳ございません(土下座)長えあとがきはあんまり好きではないと思うのでここで切ります!
見てくれてありがとうございました!