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おひさしぶりーず꒰ ᐡᴗ͈ ·̫ ᴗ͈ ꒱ ♡
まってくれてるひといた´っ ·̫ -〃♥ 赤紫じゃなくてごめんよ😭心中系かきまつ😺😺
♡ ——————-‐——————-‐ ♡
夜は、逃げるほど濃くなっていった。
路地に落ちた街灯の光を、2人の影が踏み潰す。
すちくんの息は荒く、俺の手は更に離れなくなる。
「まだ、きてないよね……?」
俺はゆっくりと振り返る。 笑おうとして、上手くいかない顔。
「大丈夫だよ」
すちくんは、即答してくれた。まるで自分に言い聞かせるように。
靴音が響く度、心臓が跳ねる。
それでも足は止まらない。止めたら、全てが終わってしまう気がした。
コンビニの灯が見えた時、俺は小さく息を吐いた。
「最後に…コーヒー飲みたいな。」
「今、それ言う?笑」
「いや、逃げてる時こそ普通のことしたいなーって」
ふたりで笑いあって、また走る。
それだけで、まだ生きてるんだ。って思えた。
橋の下で足を止めた。
水の音が近くて、夜の風は冷たい。
すちくんは上着のポケットを探る。
なにもない。俺はそれを見て、肩を竦めた。
「ねえ」
「ん、?」
「捕まったら、どーなるの?」
すちくんは答えない。答えがわかっている問題こそ、残酷なものはない。
沈黙の代わりに、俺は、すちくんの指を握った。細くて、強い。
「離れないよ。」
それは宣言みたいで、願いみたいでもあった。
遠くで、誰かの声がした。ライトが揺れる。
世界が、2人を見つけようとしてる。
すちくんは俺を引き寄せてきた。
「行こう?」
「うん。」
走り出す瞬間、俺は振り返った。街を見た。灯はまだ、優しかった。
この夜が、最後になるだなんて、まだ思ってもいなかった。
橋を抜けた頃には、空が少し薄くなっていた。
夜が終わりかけているのに、俺らはどこにも辿りつけていない。
「…朝きそうだね。」
みことちゃんは言う。
いやだ、でも止められない声。
俺は答えない代わりに歩幅を合わせた。
逃げる速さではなく、並んで歩く速さになる。
逃げる場所へ続く階段はやけに静かだった。
街の音が遠のいて、振り返ると戻れそうで戻れない。
「なあ、すちくん、?」
「…ん?」
「もし逃げ切れてたらさ、」
みことちゃんは立ち止まって空を見る。
まだ星が淡く、残ってる。
「小さい部屋でいいから、一緒に住みたかった」
「急に具体的だね、笑 」
「だよね、夢見るならちゃんとしたくてさ、笑」
俺は笑った。
喉の奥が痛む笑い方。
「普通の生活で、朝起きて、珈琲いれて、」
そんな未来が本当にあったように思えてしまう。 それが一番残酷だ。
頂上についた時、風邪が強く吹いた。
街の灯りが足元へと広がる。俺らは完全に世界の外側にたってた。
「もう、ここまでだね、」
「……すちくん、」
涙が溢れ出そうな綺麗な黄色い目に、黄色い髪に、淡いオレンジ色がかかってるみことちゃん。
俺は黙って頷く。
逃げきれないって、わかってた。
「…怖い?」
「怖い。」
「……ふふ、一緒。」
みことちゃんは俺の手を取って指を絡めた。
震えていて冷たいてはどちらの手かもわからない。
「独りで生きる未来がさ、」
みことちゃんは目を伏せ、俺の手をそっと握る。
「どうしても、想像できなかった。」
俺の胸はぎゅっと、きつく締まる。
守ると決めたのに、守りきれなかった。
東の空が、白く、赤く実り始める。
まるで昨日の夕方のような景色。
「最後まで一緒だよ、みことちゃん」
それは約束であり、選択でもあった。
みことちゃんは静かにくすっと、笑った。
「置いていかれなくてすむんやな、……笑」
2人の影が足元で重なる。
朝は、すぐそこにあった。
𝕱𝖎𝖓 …♥︎
意味分かりましたかp ̫ q;♥
今日の実写ほん𝒎𝒐𝒏𝒆𝒚尊すぎてえぐかった👋🏻🩷