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そんなこんなでAVを見始める。
奏斗が持ってきたのはいわゆる学園もの?だった。
女教師を素行の悪い生徒たちが代わる代わる犯していくもの。
男女が入り乱れ、甲高い喘ぎ声が部屋に響く。
「っ///」
やっぱり恥ずかしくって視線をそらした。
奏斗は普通に見ているし、アキラもいつも通りだ。
美園は恥ずかしがっているが逆に見入っている。
「ひば~?ほら、ちゃんと見なよ。」
「や、恥ずいんやって。」
「何ならシコってもいいんだよ?」
「ばっ‼‼」
急に何を言ってるんだこいつは。
奏斗の様子が少しおかしい。
熱のこもった視線がむずかゆかった。
「はーおっかし、冗談だよ。」
「お前…。」
画面上では熱が高まってきているのか、声が一層大きくなる。
イく、と叫び女が果てる。
それでも行為は終わらなかった。
「なぁ、これいつ終わるん?」
「あと20分くらいじゃない?」
思ったよりも長い時間に呆然とする。
この気まずい時間をどう過ごせってんだ。
「雲雀さっきから慌てすぎじゃない?」
「見慣れないんやってマジで。」
「初々しくていいじゃないですか。」
「そういう問題か??」
アキラも興奮しているのか頬が赤く染まっていて煽情的だ。
「うぅ、ひばりぃ…。」
耐えられなくなったのか美園が俺に抱き着いてくる。
「ほら、美園ももうキツそうだしやめん?」
「ちぇ、」
奏斗がAVを止める。
CDを抜いてテレビの画面を消した。
「ほら、美園もう大丈夫やで。」
「んん…。」
ぎゅう、と抱きしめられたままだ。
美園はなかなか手を放してくれない。
「美園~?」
「…雲雀もさ、ああいうの興奮するの?」
「え?」
ふと言われた質問。
意図はわからないが、正直に答える。
「そりゃ男やからねぇ。するときはするんやない?」
あいにくそういう経験はないけれど。
「そっか。」
ちゅ、と首筋に吸い付かれた。
「ぇ?美園??」
「は?」
「あ”?」
奏斗とアキラの低い声がする。
「もうちょっとかな?」
美園が意味深につぶやく。
「ちょ、どういうこと?」
「おい?美園ぉ?何してんの??」
あ、奏斗キレてらぁ。
「ん?どうせなら3人の今のうちの方がいいかなって。」
「と、いうと?」
アキラも話に混ざってくる。
「1人のものにはできないから3人でってこと。」
「なるほど。」
「マジぃ?」
3人が何を言っているのかよくわからない。
「俺だけのけものぉ?」
「い~や?」
にやり、と奏斗が怪しく笑った。
「たしかに、美園がいってることも一理あるからさ」
「やるんですか?」
「今が好機っちゃ好機でしょ?」
「それは、そうですが…。」
アキラが難しい顔をする。
どうやら気が乗らないようだ。
「私は嫌われたくないのでいったん帰りますよ。」
「じゃあ、初めては僕らがもらっちゃうね?」
「はい?」
「だってそういうことでしょ?」
ずっと意味の分からない話ばかりしている。
だんだんと混乱してきた。
「大丈夫だよ、雲雀。楽しいことをするだけだから。」