テラーノベル
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二次創作
メリバっぽいです
※センシティブ🔞🔞🔞
星導視点・小柳視点あります
星導 『』
小柳 「」
・・・
数ヶ月後
小柳side
俺は違和感を覚えていた。
もうこんな生活になってから数ヶ月がたった。
なのになんの音沙汰もないのはおかしくないか?
星導が病院にお見舞いに行ってたらしいけど、それからもう1ヶ月は過ぎている。
ライとカゲツもとっくに退院しているはずだし、星導の家も知ってるはずなのに……
なんで、誰からの連絡もないし、誰もここに来ないんだ?
それに、星導が任務に行ってないのも引っかかる。
鑑定の仕事はしているみたいだけど
それ以外は家を空けないし。
なんだ、胸騒ぎがする。
-ガチャ
「!」
『ただいま〜』
星導がちょうど鑑定の仕事から帰ってきた
「おかえり」
俺は玄関まで出迎える。
『お腹空いてるでしょ?今から作りますね』
「え、今から?ウーバーで良くない?」
『む、なんですか。俺の料理は食べられないってことですか』
「いや、ちげぇよ。そんなわけないだろ。
もう夜遅いし、疲れてるだろ」
『全然大丈夫ですよ〜、小柳くんは優しいですね』
と、星導は俺の頭を撫でる。
いつものように大人しく撫でられる。
前なら振り払ってたが、慣れというのは恐ろしいものだなと心底思う。
といっても、前までは星導の家に遊びに来た時とかは大体ウーバーだったのに、そこまで俺に外部との接触をさせたくないんだろうか。
なんだろう、この違和感。
……それとも。
俺は意を決して星導に問う。
「ほしるべ」
『ん?』
「お前、俺に隠してることない?」
『…ないですよ〜?なんですか、突然』
星導は笑顔を作って、そう言葉を返す。
ある顔だろ、それ。
「ライとカゲツのことなんだけど」
『…』
星導の眉毛がピクっと動いた。
俺が今からする話に心当たりはありそうだ。
「お前、なんかしただろ」
『やだな、なんかってなんですか?人聞きの悪い』
これ以上は聞くなという圧を感じるが、俺は知らなきゃいけない気がした。
「安心しろ、聞いても今さら逃げ出したりなんかしねぇよ」
『…も〜、さっきからなんなんですか?なにもしてないですってば』
「……」
俺はほしるべをじっと見つめる。
しばらく沈黙が流れる。
すると、しびれを切らしたように星導がため息をついた。
『……はぁ、強情ですね
大したことはしていませんよ』
「なにかはしたんだな」
『…ライやカゲツに宇宙のことを少し知ってもらいました』
「……?」
雰囲気がガラッと変わる。
どういうことだ?
よく分からないが、ただ事ではなさそうだ。
『2人には、俺たちのことを忘れてもらいました、他の人たちにもみーんな』
「…は?」
『俺って、宇宙のこと知ろうとして記憶喪失になったじゃないですか。それって、他の人達にも通用するのかなって思って、やってみたら見事に成功しました。まぁ、他の方法でも良かったんですけど、手荒な真似はしたくなかったので』
そう淡々とまるで当たり前のように語る。
「なんで、そんなこと」
『…だって、面倒じゃないですか。この事が知れたら。
俺たちのために必要なことなんです』
「そんなの……」
そんなのって、ありかよ。
待て、つまりみんな俺らのことを存在すら覚えてないってことか?
いくらなんでも、そんなこと
するなんて、
ありえ……
「……っ」
思わず下を向く。
俺は今、喜んでる?
ほっとしてる、
なんで、どうして
だめだろ、言わなきゃ。
大切な同期だろ、今まで散々お世話になった人たちももいる。
こんなことは、やめさせないと。
………なんで?
だって、もう俺たちのことを咎めるやつは、誰一人としていない。
この行為を正当化する理由も無くなった。
間違っているなんて認識もおきない。
そしたら
このままずっと2人でいられる……
すると、追い打ちをかけるように星導に言葉を投げかけられる。
『わかって、くれますよね』
「……」
顔を上げる。
息が乱れる。
だめ、だめだ。
違う、おかしいって。
言わなきゃ、だめだって、間違ってるって。
ほら、早く。
言うんだ
早く!!
「………ぅん」
意思に反して、俺の口はそう発した。
ほしるべの顔がみるみる明るくなる。
あぁ、その顔、大好きな笑顔。
それを見た瞬間、どうでもよくなった。
ほしるべに抱きしめられながら、思う。
そうだよな、ほしるべがしたことだから全部正しいよな
俺のためにしてくれたんだ。
『…よかった。小柳くんのことだからまた反抗すると思ってました』
「……ん、だって俺、星導が全てだから」
『じゃあもう心配しなくても大丈夫ですね
やっと、わかってくれたんだ』
「……」
その瞬間、みんなのことが頭によぎる
………ほんとに?
これで……いいわけ、ないだろ。
おいおい、正気か?
俺、だって、ライやカゲツのこと大事だよ?
いいのか?
俺いま、悲しいって思ってるじゃん
もうライやカゲツの中に俺はいないんだろ?
こんなことがあっていいはずない。
でも、俺はほしるべのことだって……
心の中がぐちゃぐちゃになる。
頭が混乱する。
「……ぁ、あ」
俺はゆっくりほしるべから離れる。
だめだ、こいつは。
普通に考えておかしいだろ。
もっと他にやり方があったはずだ。
狂ってる。
でも、でも……
『……ねぇ、今、なに考えてますか?』
空気が凍りつく。
顔を少し上げると、ほしるべはすこし前かがみになって俺の顔を凝視している。
まずい、しくった。
俺が顔を青くしていると、ほしるべはなぜかヒーロー姿に変身した。
「……ぇ?なに、なんで」
『そうだよね、俺が馬鹿でした。
最初からこうすればよかった』
すると、ほしるべが俺の腕を引っ張り、強制的に引き寄せる。
『もう忘れちゃいましょう。俺以外のこと、全部。』
「……ぇ?」
『そうすれば、もうそんなこと考えなくて済みますもんね』
「……!」
今、ほしるべが俺にしようとしていることがわかった。
冗談だろ、それはまずい。
そんなの嫌だ。忘れたくない。
「……嫌だ」
『なんでですか』
「……なぁ、ほしるべ
俺にとっては、お前も、みんなも大事なんだよ
それじゃだめかよ?」
俺は諭すように、懇願するように言う。
『だめですよ、大切なものは少ない方がいい。
小柳くん、あなたは身をもって知ってるはずでしょう』
「……」
俺は何も言い返すことが出来なかった。
そりゃそうだ。
俺もわかってたはずだ。
最終的にはこうなるってことくらい。
なにかを得るにはなにかを犠牲にしなければ。
それぐらい、俺たちが一緒にいるには、それ以上を望むには、それに見合う代償が伴うんだ。
なんだよ、くそ。
俺に覚悟がなかっただけじゃねぇか。
「……ほしるべ、もうこれで終わりだ。」
ほしるべの手を優しく振りほどく。
俺は声を振りしぼる。
「俺には、お前ほどの覚悟も度量もなかった。
ごめんな、俺にお前は勿体ないよ」
なにもいわないほしるべに、少し胸が痛くなるが、笑って続ける。
「それに、良く考えれば付き合ってる訳でもないだろ。
つまり、俺たちなんの関係でもなかったわけで…」
涙で視界が歪む。
声が上手く出ない。
「……それに、好きって言われたことないしな」
そうだ。
思えば、これが恋愛なのかわからない。
どんな感情で、どんな関係なのか。
ただの執着だったのかもしれない。
「な?だから……」
『言いたいことは終わりですか?』
「え、うん……」
『小柳くんがなにもわかってないことは充分伝わりました』
「ぇ……おい!?ちょっ……」
ほしるべは俺を抱きかかえて、ベットに優しく下ろした。
『今から俺の愛、たくさん伝えるから
全部受け取めてね』
「は……?」
愛…?
俺が混乱していると、ほしるべが耳元で囁く。
『小柳くん、好き』
「!?……っふ//」
こいつ……俺が耳弱いのわかって……
……は?まって、今なんて?
好きっていったか?
「んッ……んぅ…///」
俺は訳が分からないまま、身を任せる。
「はぁはぁ、おま、いまなんて……ん゛っ!!」
言い終わる前に、キスで塞がれた。
「…んぅ…///んぃ、ふ、…///」
『小柳くんは?』
「……はっ?」
突然の問いに体が固まる。
俺は?
ほしるべは、催促するように俺の体にキスを落としていく。
『俺のこと好きでしょう?』
「……」
ほしるべは自信満々の顔でそう尋ねる。
俺はその言葉で自覚してしまい、言葉に詰まる。
すると、それを見てほしるべは満足そうに微笑み、
『いずれちゃんと言葉にしてくれたらそれでいいですよ』
と耳元で囁いてきた。
……お見通しってか。
そんなことよりも、やばい。
ほしるべが俺の事を好き、だって…
顔が熱いのがわかる。
それと同時にこれまでにないくらいの幸福感に包まれる。
そう、俺が浮かれていると
『じゃあ俺たち、恋人ってことでいいですよね』
「え」
『これからたくさん愛してあげますからね』
と、ほしるべは答える間もなく俺の手の甲にキスをする。
そして今度は唇にキスをされた。
「…んぅ…///んく…」
「…ん、んきゅ…///……んぅ?…///」
「…っふ、ん、!ん、!!」
いつもより執拗に口腔内を舐めまわされる。
背中をどんどんと叩いて、離れさせようとするが、まったく離してくれない。
むしろ絶対離さないという意志まで感じた。
や、ばぃ
酸素が足りなくなって、頭がくらくらする。
その間も、舌を吸われたり、歯列をなぞられて、快感を拾うのに手一杯だ。
意識が飛びそうになった時、ようやく口を離してくれた。
「…っぷは!!はぁはぁ……///」
『…ふふ』
いつもなら、睨んだり、反抗したりするところだが、
さっきの余韻でぼーっとして上手く力が入らない。
ただ、ほしるべをじっと見つめることしか出来なかった。
すると、なにやら後ろの準備をしようとほしるべがごそごそと動き始める。
その拍子にゆらゆらと動く触手が見える。
…そういえば、変身解いてないのか
なんて考えていると、不意に後ろに冷たい感触がする。
「…ひぁっ!?…///」
指、じゃない!?
見ると、ほしるべの触手が入っていた。
感じたことの無い感覚におかしくなる。
『ローションいらずで便利ですね、小柳くんも気持ちよさそう……』
「…っふ、ぅきゅ……んぅ…///」
俺は初めての感覚に耐えるのに必死だった。
吸盤が時々吸い付いたりして、中を弄り回される。
「…これっ、やだ……!!」
『なんで?気持ちよさそうですよ?』
「…やだぁ、やだやだっ」
俺があまりにも嫌がるからか、ほしるべは少し眉をひそめた。
『やだやだって、子供ですかあなたは』
「ちがぅ…ほしるべのがいいっ…」
『!』
-ずるるっ
「んやぁあ!?」
急に触手が抜けた。
その快感に悶えていると、今度は指をいれられる。
「っはぁ!…うぅ、やぇ…やぇて……」
『どうしてですか?俺のがいいんでしょう?』
「もぉいれろよ…!いっぱいほぐしただろっ!!」
もう何時間経ったか分からないが、いくらなんでもほぐすのに時間かけすぎだろ。
『ほぐしてるわけじゃないですよ』
「…は?」
『言ったでしょ、いっぱい愛を伝えるって。
これは小柳くんに気持ちよくなってもらうためにしてるんですよ』
その瞬間、ぶわっと体が熱くなるのがわかった。
さっきから、なんなんだよ
好きとか、俺のためにとか……
『だから、たくさん気持ちよくなってね』
と、中のしこりを強く押される。
「んぁっ!?///」
「…そ、それ、やめてぇ…///」
ほしるべは俺の言うことを聞かずに、そこをぐりぐりと抑え続ける。
それから、ずっと前立腺をいじられ続けた。ぷっくりと腫れているのが分かるほどに。
さすがにもうやめてほしい。
イきすぎてつらい。
「…もぉやぇて…ィったからぁ、もぅ、つらぃ…!!」
『ん、じゃあいれましょうね』
「…はっ??やっ、むりむりっ……ん゛ぁあっ!?///」
散々弄られたため、スムーズに入りすぎて、奥まで一気に入ってきた。
さらに、前立腺をピンポイントに突いてくる。
もう、擦れるだけでもつらいのに。
『いっぱい気持ちよくなって』
「…もぉいいっ!なった、もぉきもちぃからぁ…っ」
『こっちもいっぱい出そうね』
そう言って、俺のモノをぐりぐりと押し潰す。
さっきから触れてもないのに出続けていて、もう出ない。
はずなのに、
「ぅぐっ!?んやぁ、そこ、おさないぇっ…///」
-ぷしゃあぁ、
潮まで吹いてしまった。
その反動で、体がビクビクと痙攣し、余韻が抜けない。
『っは、びくびくしててかわい、……』
『もっかい、』
そう言って、もうたちもしない、俺のモノを再び握る。
俺はまだ余韻が抜けておらず、掴まれただけで、体が跳ね上がる。
それを上から押さえつけられて、快感が逃せない。
「…いやっ、もぉむぃだか、らぁ…んぅ…///やだっ、やだやだ、やぇて……」
-ぷしゃあああっ
「〜〜〜っっ!!/////」
もはや声にもならない。
それを見てほしるべは嬉しいそうに、
『たくさん出ましたね、よしよし』
と、俺のモノを撫でる。
その拍子に俺のモノから押し出されるように尿が漏れ出た。
「…ぁ、あ…やだ、見んなぁ…ぐすっ」
『漏らしちゃったんですか?かわいいですね』
すると、ほしるべは触手で、俺のモノを包んだ。
ぎゅーっと圧迫感がして、触手にまとわりついている液体も気持ちいい。
『大丈夫、これでもう出ませんから』
そう笑顔で言ったあと、また律動を始める。
あれからずっと入れっぱなしで、さすがにきつい。
それにずっと前立腺に当たっているから、イキっぱなしだ。
「…もっ、いっかいぬいてっ!!」
『は〜い、もっと気持ちよくなりましょうね〜』
「…っ」
俺はこのままだとまずいと思い、シーツにしがみつき、逃げようとするが
ほしるべに腰を掴まれているため上手くいかない。
『逃げないでくださいよ。もう、仕方ないですねぇ』
そう、ほしるべはため息をついたあと、触手を俺の体に巻き付けて固定した。
身動きが取れない上に、うにょうにょと動く触手に、色んな性感帯を刺激されて、頭が回らない。
すると、ほしるべはまた耳元で囁き始めた。
『小柳くん、好き、』
「…んぇ」
「…んぅ…///そぇ、やだ…やめて…」
『…好きです、小柳くん』
「〜〜っ!やだやだ、も、うっさい……///」
嬉しいやら、恥ずかしいやらでもう頭が破裂しそうだ。
耳元で囁かれるたび、幸福感で胸がいっぱいになり、息が苦しくなる。
それからと言うもの、ずっと入れっぱなしのまま耳元で愛を囁かれ、
俺も完全に思考が溶けていた。
『好き……小柳くん、大好き、』
「…おれも、すき……」
『!』
『やっと、』
ほしるべが俺にキスをしたところで、俺の意識は完全に切れてしまった。
・・・
朝。
「…んん……」
起きると、隣には俺の事を愛おしい目で見つめているほしるべが。
『あ、起きました?体は大丈夫ですか?』
「あぁ、大丈夫……」
まだ昨日の余韻が抜けなくて、顔をよく見られない。
『小柳くん』
「?なに……」
『愛してます』
そう、微笑まれる。
「…俺も、愛してる」
そう返した瞬間、ほしるべの顔が赤く染まり、とても嬉しそうな笑顔になる。
それを見て、愛おしいな、なんて思ったりする。
『そういえば、昨日のライやカゲツのことですが…』
「?」
「誰だ、それ」
『…』
俺がそう言った時、ほしるべの口角が上がった気がした。
『なんでもないです』
「?そうか」
なんだかすごく嬉しいそうだ。
end
・・・
星導side
知ってたよ。
わかってた。
小柳くんならきっと、悲しむんだろうなって。
でも、あなたは優しいから俺のこともみんなのことも捨てきれなくて
悩んで考えて、1人で抱え込むんだろうなって。
だから、まだ足りないと思った。
もっと、もっと俺でいっぱいにしなくちゃ
そのために、選択肢をなくさないと。
不安だったよね、俺がなんにも言わないから。
この気持ちがなんなのか、この関係にも名前をつけれないまま、
ずっと訳も分からず俺に縛られて、されるがままにされて。
……でもその間、俺のことでいっぱいだったでしょ?
だから、教えてあげた。この感情も、この関係も。
答え合わせ出来て良かったね、小柳くん。
これでもっと、あなたは俺から離れられなくなる。
他の選択肢なんてない、ただ1つ、俺だけだ。
確認したかった。俺への愛を。
小柳くんの中には俺しか要らないんだ。
同様に、俺の中にも小柳くんしか要らない。
だから
俺はまた宇宙を知った。
大切なものを引き換えに大切なものを忘れた。
でももう俺の大切なものは、小柳くん、あなただけ。
俺、うすうす気づいてたよ。
きっと、1回小柳くんのことを忘れてしまったんだよね。
その時の俺は、あなたの記憶の中で生き続けていたんだ。
今度は、忘れないからね。
だってもう、俺たちしかいないんだから。
endless
コメント
24件
メリバ…やっぱすき…
あぁ!!! 染みてもう涙と血になり溶けそうです メリバメリバ最高🫶🩷 イラストも小説も神とか崇めます😇