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4日目
起きると時計の針は12に届かない時間を示していて、長く眠りについていたのだろうと思う。昨日は散々ヤられて腰は痛いのに身体は清潔に保たれていて、あのスパダリ野郎めと心の中で悪態をつく。動けそうにないので二度寝をしようとするとセラ夫がやってきた。セラ夫からはご飯の匂いが漂っている。
「ご飯!!」
【そうだよ。一昨日から何も食べてなかったでしょ。】
そうやって袋の中を見せてくれる。袋の中には、シンプルなパスタ、シャキシャキのサラダ、ホカホカのスープなど、美味しそうなご飯が沢山入っている。視線で早く早くと急かすと、そんなに急がなくても食べ物は逃げないよ、と子供に対するように言われる。タッパーの蓋が空けられると部屋中が食べ物の匂いでいっぱいだ。ここまで来て素直に食べるのは嫌だったので意地悪のつもりで口をあ、とセラ夫の方に向ける。
【あーんして欲しいの? 甘えたさんだね、ほら】
スープをすくったスプーンがこちらの方に向けられる。パクッと久しぶりのご飯の味を堪能する。全てを食べきる頃には、セラ夫の顔は幸せそうで、こちらも何故か嬉しくなる。いそいそとタッパーを片付けていて、油断しているセラ夫の鳩尾を仕返しだとでも言うように、全力で殴る。
蹲っているセラ夫の服を物色する。あった!!鍵を取りだして自分の鎖の鍵穴に差し込もうとする。あれ…鍵穴がふたつある? 鍵は一つだけじゃない? 急いでセラ夫 の服の中をもう一度物色する。ない、ない、もうひとつがない? どうしよセラ夫の意識が戻っちゃう前に見つけないと! そう思っているのに体はまるで自分のものでは無いかのように動かない。
【いいね、その顔凄いそそる。】
焦っているうちにセラ夫の意識が戻ってきたみたいだ。手首を掴まれて押し倒される。またヤられるのかと思ったら、パッと手を離されて手が自由になる。
「ぁ、」
【何、欲しかったの?】
「そんなわけないじゃないですか、何考えてるんです、この発情猫が。」
そっか、 じゃバイバイ、なんて言ってセラ夫は部屋から出ていく。唯一の話し相手が居なくなったこの部屋は寂しくてやることが無い。ベッドに転がってぼーっとする。なんでか分からないのに、身体が疼く。でも監視カメラがあるこの部屋で独りでヤるということはセラ夫に見られているのと同じなのだ。 そんな場所でスるなんて屈辱以外の何物でもない。気のせいだと、部屋に備え付けられている本棚に手を伸ばす。なのに身体の疼きはいっこうに収まらず余計に酷くなっていく。
ちょっとだけちょっとだけだからと言い訳をして監視カメラに背を向け、自慰をし始める。
「ああ”っ…ん、うぅ゛♡」
犯され続けた身体は前だけじゃ足りなくて、後ろにも手を伸ばす。カウパーをローション代わりにして、ナカにあるしこりを擦って、摘んで気持ちいいはずなのに指だけじゃ奥まで届かない。
「イけ”…ない///…よぉ♡ せらお”‘ぉ”♡♡♡♡」
5日目
「ふー、あぁ、い”っ♡ 」
【イかせないよぉ〜w イかせて欲しかったらなんて言うかわかるもんね。】
「だれっ…が//ぃう”、もん…かッ」
なぜこうなったのだろう。たしか
目覚めるとまたセラ夫の顔がズームアップで映し出される。ついに今日が最終日。今日を耐えきったら、ここから解放される。また恋人と会えるんだ、そう思うと気分が上がる。
【俺の前で他の人のこと考えないでよ。今は、俺の凪ちゃんなんだから。】
「貴方のものになんてなったつもりありませんし、そもそも今日で私は貴方から解放されるんですから。」
そういうとセラ夫は不敵な笑みを浮かべて、昨日のように押し倒してきた。今度こそ襲われると思い体を委ねようとしたら、騎乗位の体制にさせられて。自分で動けなんて言ってくるものだから、動かずにいようとしたのに勝手に腰は動いてしまうのが恥ずかしい。
これじゃまるで誰にでも腰を振るビッチのようで恥ずかしくなって羞恥で真っ赤に染まった顔を見られたくなくて、セラ夫の胸にぐりぐりと押し付ける。そしたら
【恋人みたいだね、凪ちゃん。】
なんて言われて顔をガバッと上げる。今度は、手で隠そうとしたのにセラ夫に両手を絡められて余計に真っ赤に染まってしまう。
身体は前の強烈な快楽を求めているのにセラ夫は動いてくれなくて、それどころかイきそうになると腰を浮かしてくるのだ。でもこちらから言ってしまうとゲームに負けてしまう。だからセラ夫の我慢が切れるのを待とうと思ったのにいつまで経っても切れる様子は無い。それで、我慢比べが始まったんだった。
「んふ、あ、あ゛、う// 」
我慢比べが始まって何回イキかけただろう。数え切れないくらい吐精感がこみ上げてくるのに、その欲が吐き出されることは無い。勝負は互角と言いたいところだけど私の方が劣勢だ。すでに全部がぐちゃぐちゃでいつもならあんなに回る口も今はただ意味の無い言葉を発することしか出来ず、身体に力なんて入らなくなっている 。けれど、セラ夫の顔にも焦りと欲情の顔が見えて、もうそろそろキツそうだ。
後、もうちょっとで勝てるからと思っても、身体は正直で口から何度も降参の言葉を出してしまおうとする。その度にセラ夫が口元を緩ませるから、負けじとこちらは口を閉じるのに、どうしたって身体は快楽を求めようとするのだ。ああ、もう負けてしまおうかな。そんな考えになっている自分が嫌いだ。自分は恋人がいるんだ、負けてたまるか。そんな私の心はお見通しなのかセラ夫は私の心を崩すような言葉を言ってくる。
【発情猫はどっちだろうね?】
昨日私が言った言葉をそっくり返してくる。そのセリフで嫌という程に自分の置かれている状況を理解する。トロトロに溶けた顔に、火照って紅に染まった身体、抵抗虚しくされるがままで、脱出なんてできやしない。もう無理だ、諦めてしまおう。目の前の雄になんて勝てるはずがないのだから。抵抗なんてやめて、最初からこうすべきだったんだ。なんでこんなに意地を張っていたんだろう。
「イきたい、からぁ♡、」
【から、?】
「イかせ、て//くださぃ♡」
【お望み通り】
その言葉とともに、ずぶぶと奥へ奥へ侵入してくる。さっきまで何をしても、言っても、突いてくれなかった前立腺も最奥だって私が言ったら全部突いて、イかせてくれて。気持ちいいでいっぱいの私の口は、悪態をついていたのに、彼へと甘い言葉だけを囁くようになっていた。
「セラぉ、すき♡♡ すきだからぁ、もっと”、もっと、ちょーらいっ!♡♡♡♡ 」
【そんなに急かさなくても、ちゃんとあげるからね。】
奥をこじ開けてごちゅごちゅと突いてくる彼の顔はケダモノのような顔をしていて、ああコイツのものになったんだなと実感させられる。セラ夫から与えられる快楽はそれまでにしてき たどんなモノよりも甘美で蜂蜜のように甘い。甘すぎて私まで溶けてなくなってしまいそうだ。溶かされてしまったらどうなるだろう、そんな想像をするだけで目の前がぱちぱちと光る。
【あぇ、メスイキしちゃった? 】
「わ”かんな、おな”か、きゅんきゅんすりゅの♡♡♡」
【きもちいいね】
凪ちゃん、なんて耳元で囁かれるとまた目の前がぱちぱちする。身体は作り替えられてしまったかのように、突かれるだけで白濁をセラ夫の鍛えられた腹筋に向かって出してしまう。こんな身体にしたならきちんと付き合って欲しい。
「せぁおはわたしのこと、すき?」
【好き、大好きだよ。凪ちゃん以外なにも考えられないくらい好き。そういう凪ちゃんはどうなの?】
「愛してますよ、セラ夫。」
言ったあとのセラ夫の耳はセラ夫を象徴する赤でいっぱいで、仕返し成功と小さくつぶやぅと、それはセラ夫の耳にしっかりと届いていたらしい。さっきも激しかったのにグルっと体位を変えられて正常位にされて先程とは比にならないくらいの愛を伝えられる。まだまだ足んないからさ、もっと愛を伝えてよね、セラ夫。