テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
ディオが僕と兄弟になって数年が経った
色々あって大変だったが
今では大切な家族であり親友だ
そう思っている
ディオはかなり身だしなみに気を使うようになった
朝早くから油性整髪料を頭に塗って髪を整えていた
少し前の柔らかそうな髪から一変
一日中崩れてない硬い髪の毛になった
「ディオ、僕もそれ使っていい?」
極限まで近づいた
ディオは顔を上げ眉をひそめた
『貴様はその蓬髪のままでいいんじゃあないか』
と言いバスルームから出て行った
(相変わらず変わらないな…)
(僕も顔洗お)
そしてふと目に入った
ディオが油性整髪料を忘れいることに気づいた
(ちょっとだけ)
と思った頃には手にそれをとっていた
分量がわからずとりあえず葡萄くらいのサイズを手にとっていた
甘い林檎の香りがした
その時バスルームに誰かが向かってくる足音がした
きっと油性整髪料を取りに来たディオだろう
どうしようかと思い手に油性整髪料を馴染ませたがどうしても量が多かったため頭につけた
急いで油性整髪料の蓋を閉めディオが入って来ると同時に部屋を出た
(バレませんように!)
講義が終わり
ラグビー部の部室へと向かおうとしたところ誰かの手が肩を掴んだ
力は意外にも強く後ろに倒れそうになった
林檎の甘い匂いがふわっとした
『ジョジョォ…貴様、』
後ろを振り向くと震えているディオがいた
「どうしたんだいディオ?」
『どうしたんじゃあないんだよ!貴様俺の整髪料勝手に使ったな!』
ディオが怒っている顔は久々見たと思う
「ごめん、気になって使ってみちゃった…」
頭を下げる
ディオの顔を見ると真っ赤になっていた
『蓋の部分もバスルームのドアノブもベタベタ、朝から最悪な気分じゃあないか!』
「本当にすまない」
深々と頭をもう一度下げる
そこにラグビー部が一人やって来る
モブ「おっ兄弟喧嘩か!」
ディオの表情が変わる
微笑んだ
唇の端だけを僅かに持ち上げる
その姿は洗礼されていて
まるで昔からそうするように教育された貴公子のようだった
『ジョジョのやつが勝手に俺の髪料を使ってしまって少し言い合いになってしまったんだ』
肩にあった手がいつのまにか腰部分に添えられていた
モブ「だからか!今日二人から一緒の匂いがすると思ったんだよ!」
ディオの表情は変わらない
ただ腰に添えた手の力だけが強くなる
(綺麗だな…)
ディオの横顔は相変わらず彫刻のように綺麗だ
大人びた顔も伸びた身長も
17
198
105
闇川 若菜
ずっと前からずっと同じことを考えている
最初見た時はまるで絵本の王子様だと思った
全ての表情が目を離せないくらいに
花が綺麗だから見る
夕焼けが綺麗だから見る
それと同じだ
力尽きた💩
ジョナサン→ディオを綺麗思っている 恋愛的感情は断じてない
ディオ→ジョナサンを心底憎いし羨ましいとも思っている 恋愛感情?
コメント
1件
うわああ2話も読み終えたよ〜!!😭💕 ディオ、身だしなみ気にして油性整髪料使ってるのめっちゃ大人っぽくなったな〜!でもジョナサンが勝手に使っちゃうの笑ったww「葡萄くらいのサイズ」って表現が妙にリアルで可愛いwww バレた時のディオの怒り方と、人前で急に貴公子スマイルに切り替わるギャップがエモすぎる…!!「綺麗だな」って思っちゃうジョナサンの純粋な目線、恋愛感情じゃないって言い切ってるけど…どう見ても尊いやつ〜〜!!✨🔥 続きが気になりすぎる! 次も読みます!!