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テラーノベル(Teller Novel)
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1話 欲望に忠実か




私の名前は 江澤 璃音 (エザワ リオン)

社会不適合者の22歳

別に働くのが嫌なんじゃなくて現実を見るのが嫌なだけ

……まぁ、それで親にも見放されたけど

親が残した金で何とか生活してるけど

残ってるのは10単位

そのうち餓死でもするんだろうな

…今からでも働こうかな?

学校行ってなかったし、そんな知識ろくにないけど。


璃音「……楽に金稼ぎたい」

璃音「なんかないかなぁ」


カチッ……カチカチッ……


🔍【 金 稼ぐ 楽 】検索


カチッ…………




璃音「えッ……ヒットした……」

璃音「何何〜…?体系は嫌だな……」



遊んで楽しくお金を稼ぎませんか?

鬼ごっこキャンペーン!


💬【お金に困っています!】

💬【だけど楽に稼ぎたい……】

💬【働きたくない!】


そんな貴方にオススメします!

当キャンペーンは鬼ごっこをするだけでお金を稼げるサイトです!

舞台は遊園地、数々の鬼から逃げ、最後に 生き残った人 が勝利!

大金を差し上げます!


その大金…なんと!


【1億円】




璃音「1億ッ…?!」


ガタンッ……ゴンッ…!!


璃音「ぁでッ……」

璃音「1億とか…借金も返せるじゃん……」

璃音「返しても全然余裕あるし…なんなら遊んで暮らせる……家も買える!」

璃音「続き続き……」




お時間に限りがありますので応募をお早めに!!

⬇こちらのリンクから!

/??????????????/


璃音「こんなのやるしかないじゃん…」

璃音「体力には自信ある方だし!」

璃音「……というか…変なURL……」

璃音「まぁいっか!」



カチッ……




璃音「応募も出来たし!後は待つだけ〜♪」

璃音「遊んで1億円とか……サイコーッ!」



〜当日〜




璃音「……ここで合ってるよね?」

璃音「外見廃墟みたい…外から見る限り中は凄いまともそうだけど……」

璃音「…よし、入ろう!」




ガチャッ!






……暗くない?

夜中っていうのもあるだろうけど……

明かりもついてないし、雑音も聞こえない

それにさっきから足音みたいなのが…

…というか、今夏だよね?

なんでこんな寒いの……?

室内でもないし…

……とにかく灯りを…



カチッ……!!!!




璃音「ぅッ……眩しッ……」


…あ、ちゃんと遊園地だ

建物の明かりもついてるし、変に汚くないし……新しく出来たのかな?

それともリニューアル?

……予想以上に参加者多いな

見る限り年齢の幅はそこまで大きくなさそう、同年代っぽい人もいれば…

中学生……?



アナウンス

【 皆様、当遊園地のキャンペーンにご参加頂き誠にありがとうございます 】

【 サイトでも申した通り、このキャンペーンは鬼ごっこをするキャンペーンです 】

【 制限時間は1試合につき3日 】

【 それ相応の食事と睡眠は提供致します 】

【 試合は全部で7試合です 】


璃音「3×7……21日?!」

璃音「ほぼ1ヶ月じゃ…ッ」


アナウンス

【 注意事項です 】

【 当ゲームでの命の保証は有りません 】

【 繰り返します 】

【 当ゲームでの命の保証は有りません 】

【 皆様が命を落とされましたら、運営陣営の『死体処理班』が回収します】



璃音「……はッ…?」

璃音「命の…保証?」

璃音「死体処理班…?」

璃音「死ぬっ…てこと、ッ?」


???「お姉ちゃん…怖いよ、」

???「大丈夫だよ…私が守るから」


???「サイトにはそんな事書かれていなかったはずだ!」

???「異議申し立てる!」


アナウンス

【 ……分からないようなので言いますが 】

【 意味不明、もしくは不気味なサイトに釣られて、ましてや金の欲望に負けて来たのは貴方達でしょう 】



一同「……」



アナウンス

【 反論出来ないようならば無駄口を叩かないで頂きたいものです 】

【 自業自得 ですよ 】


……何も言えない

確かにそうだ、あんな怪しげなサイト…

欲望に負けて応募したのは私達だ……

どれだけ考察しても無駄になるだけ……

最初からゲームは始まってたんだ…




アナウンス

【 それでは5分後にゲームを開始します 】

【 担当管理者は準備をしてください 】

【 逃走者は5分間逃げて下さい 】

【 ゲームスタート です 】



【 今回の鬼は…… 】




【 『clown』です 】






璃音「とにかく逃げないとッ……」





……clown…ピエロ?

凝ってるな…というか広すぎない?

アトラクションの数もかなりあるし……

体力ゲームってこと?



璃音「クソッ……隠れる場所がない…」

璃音「とりあえず物陰に…」


アナウンス

【 スタート 】



璃音「!……5分って…こんな早かったかな、」



<イャァァァァァァァァ!!!!!



璃音「…ッへ、?」

璃音「今ッ…悲鳴が……」



……少しだけ、確認するため

あんだけ近くで聞こえたら確認する以外何も出来ないでしょ…

かなり近くで聞こえたし……



ズリッ……



璃音「…ぇッ……、?」




カランッ……カランッ…………


ピエロ『逃走者、1人確保』



何あれッ……人、?

違う…ピエロだ…わかってるけど……

殺り方が…惨すぎるッ……




パキッ……



璃音「ッ……!」


ピエロ『!……』


ズリッ……ズリッ…………ズリッッ…



バレた、?バレたよね…?

来てるッ……来てる…………来てるッ…!!



璃音「はぁッ……はぁッ…はぁッ……!!」



この場所はもうダメだ……!

逃げて撒かないとッ……



タッ…タッ…タッ………!!



璃音「ケホッ……ケホッ…」



苦しいッ…序盤で走りすぎた……

なんでッ……なんで撒けないの……!

追いつかれるッ…やだ……死にたくなッ…



グイッ…



璃音「へッ…、?」






ピエロ『…ん?どこに行った……?』

ピエロ『逃げられちゃっタ……』






璃音「はぁッ……はぁ………助けてくれてありがとう…」

???「別にいい、見過ごせないだけだ」

璃音「…えっと、……名前は…」

璃音「あ、私 江澤 璃音!」

??? 「俺は……」






𝓽𝓸 𝓫𝓮 𝓬𝓸𝓷𝓽𝓲𝓷𝓾𝓮𝓭





ーーーーーーーーーーーーーーーー

【 情報 】

『ピエロ』


運営陣営のハンター

聴力 嗅覚が異常に低い為撒きやすい

その分 視力がとてもいい

攻撃に特化したハンターで捕まれば生存確率はほぼ 0% に等しい

体力が他のハンターより少なく、それには理由があるんだとか……

ーーーーーーーーーーーーーーーー







あーい!1話!完☆結!まぁ正確に言えば2話ゲフンゲフンッ

なんかいつも文字数5000とか超えるからまだ3000くらいしかいってないの違和感しかないよね……

次回は2人くらい新しい子が出てくるはず

きっと。(遠い目)

今回雑談短めだー!!!!

もうなんか色々と珍しすぎだろどうした俺どうした高橋!

高橋「よんだ?(オフ〇スキー)」

高橋「よんだよね?よんだよんだよんだw」

タカハシーさんあざっした。

とりあえずここまで見てくれてありがとう!

おつにーーーーーだんごっ!!!(  ᐛ

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