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【おんりーsaid】
今日もおらふくんに、
言いたくないはずの冷たい言葉を浴びせてしまった。
本当は、『大好きだよ』って伝えたいのに。
いざ言おうとすると、
口から出るのは正反対のことだらけで。
いつも一緒に居たいのに突き放してしまう。
___そんな自分だから罰が当たったんだ。
おらふくんなら、
僕が正直になれないことを
分かってくれると思ってた。
でも、それはそう勝手に決めつけていただけで。
僕の……僕の言葉で!
おらふくんはどんなに苦しんだのだろう。
急に電話をかけてきたかと思えば、
【ゴメンね】
のたった一言。
そんなの……そんなの!絶対にやだ!
お願い、お願いだから……!どうか間に合って!
今度こそ、、、ちゃんと想い伝えるから…
僕のほうこそ不器用な恋人でゴメンね………
………間に合わなかった。
道路のアスファルトが赤く彼の血液で染まっている。
飛び降りてすぐだったのか、
彼の身体にはまだ温もりを感じて。
いや、まだ間に合う。
君が僕のところに来れないのなら、
僕が君のところに行けばいい。
待っててね、おらふくん。
今すぐそっちに逝くからね。