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相思相哀

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相思相哀

1 - 桃赤

♥

569

2024年08月19日

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『 相思相哀 』


・桃赤

・視点変更あり

・学パロ

・青水登場あり

・通報禁止❌




。.ꕤ………………………………………..ꕤ.。



[ 桃side ]





放課後、


いつもはりうらと帰るのに、

今日は他に帰る人がいると告げられた。



赤 「 じゃあね、ないくん。 」


桃 「 うん、また明日… 」




いつもの” また明日 “と、少し価値が違う気がする。





〉ほとけっちー!!

〉帰ろ〜!!


〉はーい!




廊下から聞こえてくる声に、胸がちくっとする。



青 「 ないこ。 」


桃 「 おぉ、まろ… 」


青 「 あのさ、今日一緒に帰られへん……? 」


桃 「 珍しいじゃん、いいよw 」





りうらの代わり、というと言い方は悪いけど、


幼なじみと帰るのは久しぶりだし、




ちょっと嬉しい。









[ 赤side ]





珍しくほとけっちに帰ろうと誘われた。


どうやら聞いて欲しいことがあるらしい。




水 「 あの、ね…… 」








水 「 失恋、しちゃって……w 」


赤 「 ぇ、? 」


赤 「 まろ、に……? 」



水 「 うん……、w  」


水 「 他に、好きな人が、いるんだって…。 」




ちょっとだけ、嫌な予感が脳裏を過ぎった。


水 「 とられないようにね…? 」




やっぱり。


りうらの好きな人はないくん。




ほとけっちはそれを知ってる。









まろの好きな人はないくんなんだ___。



赤 「 り、らには…… 」


赤 「 むり、だよ……っ  」

上手く声がでない。


ないくんとまろは幼なじみでしょ、?



無理に決まって…


水 「 無理じゃないよ、っ 」




水 「 無理って、諦めないで……?ポロッ 」


水 「 りうちゃんが諦めたら、僕浮かばれないよ……ポロポロ 」



あぁ、そうだよね。


ほとけっちの方が辛いにきまってるのに。




赤 「 ごめん……、 」


赤 「 ほとけっちの分も、頑張るから……。 」



水 「 それでこそりうちゃんw 」


水 「 ありがとう。 」








[ 桃side ]





桃 「 いや~、久しぶりだね、2人で帰るのw 」


青 「 なww 」


桃 「 急にどうした、? 」


桃 「 2人で帰るって… 」





青 「 ………あんな、今日、ないこ誘ったんは理由あって……。 」


桃 「 ……?うん、 」




青 「 …ないこのこと、好きやねん。 」










青 「 その、付き合って欲しい…。 」



え、






嘘……


ただの幼なじみ、だと、思ってた……





桃 「 あの……、 」


青 「 あ、返事は、ちゃんと考えてからにしてほしい。 」




桃 「 ……… 」



青 「 また、な! 」








俺の返事は決まってる。



りうらが好きだから。


まろとは、” 幼なじみ “で、いたかった。





りうらとまた明日を言った時より、もっと胸がちくっとした。







[ 桃side ]









赤 「 ないくんおはよー! 」


桃 「 おはよw 」




いつもと同じように、りうらの家の前で合流して、学校へ向かう。




毎朝他愛もない話で盛り上がる。


まろのこと、話そうかな…





赤 「 ……あのね、ないくん、! 」


赤 「 相談、してもいい……? 」


桃 「 いいよ、? 」












赤 「 好きな人、いてさ… 」





……やだよ。




やだ。








聞きたくない。






赤 「 すごい、優しくて、 」



赤 「 かっこよくて、明るくて。 」





赤 「 りうらの理想の人なの!! 」







全部、俺には当てはまってないや……。







桃 「 そんな、完璧な人…… 」



桃 「 やめ、とけば……??w 」




赤 「 ぇ……? 」


桃 「 やめた方が、いいって……、w 」






嗚呼。







言っちゃいけないことを言ってしまった。



悔しくて。








” ないくん “じゃなかったことが、苦しくて……。



赤 「 なんで、そんなこと………っ ポロッ 」







桃 「 ッ………… 」



桃 「 ごめん………っ。 」







りうらは、走って行ってしまった。










[ 赤side ]







” やめといた方がいいって “




自惚れていた。





どこかで、ないくんと両思いなんじゃないか、



付き合えるんじゃないかって、



勝手に思ってた。






………バカみたい。




ほとけっち、









俺、




赤 「 無理だ……、 」

















[ 第三者side ]








? 「 「 ごめんね。 」 」

この作品はいかがでしたか?

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コメント

9

ユーザー

私の想像だけど、第三者は水君で、水君が桃君のことが好きだったから赤君が桃君を諦めんるように青君と協力した?

ユーザー

はい、優香ちゃんすぎるぅ!! 第三者はそうですね、尊い世界を無料で覗いちゃってる私ですかn((( 4人も登場人物がいるのに、4人みんな考えが違う…っていうのを書き分けられる優香ちゃんがすごい👍✨

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