テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
528
10
24
曲パロです!
曲は、もさを。さんの『ぎゅっと。』です!
めっちゃ好きな曲なのでぜひ聞いてみて下さい🙌🏻💖
『ぎゅっと。』
rsli
『手を繋ぐと体温が上がって』
『無邪気な笑顔につられて変な口癖真似してみたり』
「らいと、またそれ真似してるでしょ」
「だってロゼの喋り方、ちょっとクセあるっちゃもん」
「それやめれるぅ?」
手、繋いだまま笑う。
あったかい。
なんか、それだけで心までぽかぽかしてくる。
「……似てる?」
「似とる似とる、めっちゃ似とる」
ロゼが楽しそうに笑うけん、
つられて俺も笑ってしまう。
『寝顔をじっと眺めていたらいつの間にか朝になってたり』
「……らいと、起きてる?」
「……起きとるよ」
ほんとは、ずっと見とった。
ロゼの寝顔。
静かで、安心しきった顔。
「寝れなかったの?」
「ロゼを……見よった」
「……なにそれ」
少しだけ呆れた顔しながら、
でも、ちょっと嬉しそうに笑う。
『特別はたまにでいいよ』
「なあロゼ」
「ん?」
「特別なこととか、いらんかも」
「……珍しいね」
「だってさ」
ロゼの肩にもたれる。
「こうやって一緒におるだけで、十分やもん」
ロゼは少しだけ驚いて、
それから優しく笑う。
「……俺も同じ」
『何気ない日常が私にとって大切で』
「毎日がさ」
「ん?」
「なんでもないのに、楽しいと」
ロゼを見る。
「ロゼがおるけんやろな」
ロゼは少しだけ照れて、
「……そういうの、ずるい」
って小さく言う。
『側に居るだけでわかるの 心からあなたが好きなんだ』
「なあロゼ」
「なに」
「俺、ほんとにロゼのこと好き」
ロゼは一瞬だけ止まって、
それからふっと笑う。
「知ってる」
「なんでや」
「だってさ」
ロゼは少し近づいて、
「隣にいるだけでわかるから」
『素直になれないワガママな私だけど』
「……俺さ」
「ん?」
「ちょっとワガママやろ?」
ロゼはすぐに答える。
「うん、結構ね」
「ひど」
「でも」
ロゼはやわらかく言う。
「そこも好きだよ」
心臓、変な音する。
『だからねえ』
「……ロゼ」
「なに」
ちょっとだけ、勇気出して、
「ぎゅーしてよ」
ロゼは一瞬だけ驚いて、
それからすぐに笑う。
「いいよ」
『あなたの大きな身体でぎゅっと。』
ロゼの腕が、俺を包む。
「……あったか」
「らいと、ちっちゃいからちょうどいい」
「ちっちゃくなか!」
「はいはい」
でも、
離さんでくれる。
それが、嬉しい。
『抱き寄せて離さないで』
「……らいと」
優しい声。
耳元で呼ばれるだけで、
全部どうでもよくなる。
「なに、ロゼ」
「好き」
「……急に言わんで」
「いいでしょ」
「……ずるい」
『柔らかくて優しい声であたしの名前を呼んで』
『それだけで私は幸せだから』
でも、
その声、もっと聞きたくなる。
『ひとつ願いが叶うのなら
あなたとこれからもずっとずっと隣に居れますように』
「なあロゼ」
「ん?」
「これからも、隣におってよ」
ロゼは少しだけ笑う。
「当たり前でしょ」
「……ほんと?」
「うん」
「約束ね」
「うん、約束」
『悩んで落ち込んでたり』
「……らいと、元気ないね」
「……ちょっとだけ」
ロゼは何も聞かんで、
ただ隣に座る。
それだけで、
ちょっと楽になる。
『嫌なことで泣いていても「大丈夫だよ。」って』
「……大丈夫だよ」
ロゼの声。
優しくて、
ゆっくりで、
ちゃんと俺に届く。
「俺、おるから」
「……うん」
気づいたら、
涙、止まっとった。
『1番近くで支えてくれたね』
「ロゼってさ」
「なに」
「ずっと隣おるよね」
「当たり前じゃん」
ロゼは軽く言う。
でも、
それがどんだけ救われとるか、
たぶん知らん。
『そっと包み込んでくれる』
『私の弱いところ知ってるみたいに』
「……らいと」
「ん」
「無理しなくていいよ」
ロゼの手が、背中に回る。
優しく、撫でる。
「俺、ちゃんとわかってるから」
「……なにが」
「らいとの弱いとこも、全部」
『いつも隣に居てくれるあなたのおかげで』
「ありがと、ロゼ」
「なに急に」
「いつもおってくれて」
ロゼは少しだけ笑う。
「こちらこそ」
「……え」
「俺の方が助けられてるよ」
『側に居るだけで落ち着くの』
『あなたの彼女で幸せだってこぼれそうな好きの気持ち』
「なあロゼ」
「ん?」
「俺さ」
少しだけ見上げる。
「ロゼの恋人でよかった」
ロゼは一瞬だけ固まって、
それから優しく笑う。
「……俺も」
その顔、ずるすぎる。
『受け取ってくれるかな、ねぇ』
「俺の好き、ちゃんと受け取っとる?」
「受け取ってるよ」
ロゼは即答する。
「全部、ちゃんと」
「……ほんとに?」
「うん」
少しだけ強く抱きしめられる。
「足りないくらい」
『あなたの大きな身体でぎゅっと。』
「ロゼ、もう一回」
「なに」
「ぎゅーして」
「さっきしたじゃん」
「もう一回」
ロゼは笑って、
「ほんと甘えん坊」
って言いながら、
また抱きしめてくれる。
『抱き寄せて離さないで』
「……らいと」
優しい声。
すぐ近くで、
ちゃんと俺だけに向けられる声。
『柔らかくて優しい声であたしの名前を呼んで、それだけで私は幸せだから』
「好きだよ」
「……俺も」
「ずっと一緒にいようね」
「……うん」
離れたくない。
ほんとに。
『ひとつ願いが叶うのなら
あなたとこれからもずっとずっと隣に居れますように』
この時間が、
この温度が、
この距離が、
ずっと続けばいいって思う。
ロゼの腕の中で、
俺は小さく笑う。
「……なあロゼ」
「なに」
「ずっと一緒におって」
ロゼは少しだけ強く抱きしめて、
「言われなくてもそうするよ」
って、優しく言う。
その声が、
そのぬくもりが、
全部、愛しくて。
――このままずっと、離れんでいいように。
俺はロゼの服を、少しだけ強く握った。
いつでもリクエスト募集中なのでぜひコメントお待ちしてます🌟🌟