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煙が待っていた。
「もしかしたら、ここでお別れなのかな?」
「悲しいね」
外はきっと明るく、もっと蝉の声が聞こえたのだろう。
黒い。小さな火、8割が煙で覆われているが、それをどかすと赤い炎が顔を見せてぁ、
あー、あぁ…………。。なんて、
なんて苦しい
あつい。苦しい。
過去を振り返ると目をひらけた老メイドがこちらを見つめていた。その血は下に垂れた。
……………………
どうだろうか。
物語は感情的なシーンに心を動かされるらしい。
その感性は、確かに人間らしいと言うのだろう。
あたしには分からない。
感情が無いわけではない。
ただ、共感能力かないだけかもしれない。
『されたら嫌でしょ?』
そうかな。あたしはそう思わない。嫌かもしれない。嫌かもしれないが、そんなに嫌がる事か?
きっと私はそれだけ自己中心的な人間なのだろう。
…逆に、聞きたいのだが。君は犬の心を読んだことはあるか?
所詮共感というのは自分主軸でしかない。
ダメな事ってのは知ってるのにさ。
どうでもよく感じるんだ。
本当
分からない。
「…さっちゃんはさ、苦しくないの?」
苦しくないよ
『苦しいよ。』