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注意

瑞希×氷織のクロスオーバー

時系列は渋谷回辺り

解釈が地味にズレてる気がするので注意

これがいいって方はお進みください

ーーーーーーーーーーーーー

「はぁー」

先程はあまりいい時間とは言えなかった。

中学の同級生と再開したのだ、恐らく善意なのだろうけど自分のこの格好のことを根掘り葉掘り聞かれて気分が良くない。

こんな時は可愛い服を眺めたり買ったりしようとショッピングモールに来たもののさっきのことがチラついて全く集中出来ない。

そんな気持ちでショッピングモールを歩いていると下を向いていたせいか他の人とぶつかってしまった。

「「いたっ」」

ぶつかってしまった反動で尻もちを付いてしまった。相手は特に倒れていないようでこちらに手を差し伸べてくれた。

「かんにんな、怪我しとらんか?」

「こっちこそごめんなさ….」

ぶつかった人と目が合うと思わず言葉を飲み込んでしまった。

すっっっごく美人!!!ぱちくりとした水色の瞳を持つその目!長いまつ毛!羨まし〜!小顔だし!髪もさらさらのショートカットでよく似合ってる…この人…本当に本当に….

「可愛い〜♡」

「へ?」

「反則でしょ!ねぇねぇ!どんなシャンプーとトリートメント使ってるの?きれ〜!」

「???????」

目を点にして固まっている相手を見てやっと我に返った。

「あっごめん!急に!」

手を横に振り慌てて頭を下ろすと相手はくすくすと手を口にあてながら笑う、怒ってないのかなとちらっと顔を覗き込むと柔らかな笑みを見せてくれた。

「いや、ええんよ。それより君が元気になって良かったわぁ」

「へ?」

「君、ずっと下見てたやろ?ぶつかった時もぼーっとしてはったし。どうかしはったんか?」

見ず知らずの人間なのに優しいな。まるで奏みたい、みんなを救おうとして、手を差し伸べて…

眩しいなぁ

少し目尻が熱くなった気がした。その熱さを紛らわせようとヘラッと笑う。

「….何それナンパ?wじゃぁ場所変えよっか。あそこのパイ、美味しいだよ。」

「ふふっナンパて…まぁそうでえぇわ。パイ楽しみやわ」



「…!美味いなぁこれ。頬が溶けそうやわ。」

「でしょ!友達から教えて貰ったんだ〜!」

ここはショッピングモールの手前にある中規模のパイ屋さん、程よい甘さのパイが売りで特にアップルパイがとても美味しいのだ。この店は奏が家政婦さんから教えて貰って、打ち上げの時に寄ったことがあるのだ。

「で、なんであんな顔しはったん?別に他人の僕に言わんでえぇんやけど…他人だから気兼ねなく言えるってことがあるんやない?」

確かに、この人の言うことは間違ってない。言いたくないって気持ちもあるし…でももう会わないし、このまま言って楽になるならって気持ちもある。

「ならパイも食べたし、しばらく僕の趣味に付き合ってくれへん?ちょうどやりたいのあったんやわ。」

「へ….?」

「えぇからえぇから。」

唐突のことに唖然としている内にいつの間にか会計の済ませてあるようでそのまま手を引かれセンター街のこじんまりとした、けど新台の揃えてあるゲームセンターに着いた。

ここ、弟くんの来たことあるとこだったな。大会だっけ…

「ここやな、来たことある?ここゲームやりたかったんよ。家の近くなくてなぁ。」

ここ座り、と声を掛けられ言われるがまま座るとそれはシューティングゲームだった。このゲームは自由度が高いらしく、森の中を散策して物資を集めて戦うのが主で武器の中にあるフライパンで銃撃を防いだりとなかなか戦略性のあるゲームだ。

「じゃ、早速やろか。」

「え…あうん。」

流されるままゲームをしていくと以外にもそれは楽しくあっという間に時間は過ぎていった。

ーーーーーー

クレーンゲームをしたり

「やっと取れた〜!可愛い〜」

「良かったなぁ」

ーーーーーー

プリクラを撮ってみたり

「ぎゃるぴ….?」

「あっははっだめだめじゃん!wこうするんだよ〜」

ーーーーーー

あ〜楽しかったなぁ。

「1台やるだけのつもりやったけど、結構やりすぎてもうたなぁ。」

「だね〜でも楽しかったんだから結果オーライ♪」

「せやなぁ」

自分の銅のサイズと同じくらいのピンクの体に水色のリボンの付けられたピンクの熊のぬいぐるみを両手で抱える、ゲームをしている内に知ったのだけれどこの人の名前は氷織って言うらしい。氷織は水色の体にピンクのリボンの付けられたクマのぬいぐるみを持っている。

「あのさ、今日はありがとね。」

「えぇよ。僕もゲーム付き合わせてもうて悪かったわ。」

今思うとゲームを一緒にしてくれたのって少しでも今のことを紛らわせてくれたんだろう。

「会った時の質問のことなんだけど….少し相談させて貰っていい?」

「えぇよ。」

「ありがと、僕さ、あることで悩んでて…あっでも今はサークル活動やってるんだけど!それで楽しいんだよ!…でもさ時々思うんだ。みんなに悩みのこと黙ってていいのかって、友達は待ってるって言ってくれたんだけど、でもみんなは悩みに立ち向かってて…どうしたらいいのかな」

「えぇんやない。黙ってても。」

「…!」

「僕もさ、みんなに黙ってることあるし。みんなほど立派じゃない、逃げてもいる。」

「立ち向かうことが良いわけやないないんやから。君も知っとるやろ?今日だって逃げたんやから楽になれてる。」

「立ち向かわなくていいの…?」

「えぇんよ。でもいつか立ち向かわなあかん時も来るかと思う、でもそんときは誰かが助けてくれる。僕も仲間のお陰で少しは楽になれたんよ。」

目尻を下げて優しく、優しく笑う氷織。

….眩しいなぁ

「…そっか僕もそんなことあるなぁ。そっかぁ」

あった時みたいに目尻が熱くなる、今度は夜風に吹かれるのも相まって頬が冷たく感じる。

「僕もまだ問題は解決してへんけど。一緒に逃げることは出来る、これ、僕の連絡先。逃げたくなったら電話しぃや。僕たちは他人やからなんでも相談出来るやろ?」

差し出される紙を受け取り手の中で握りしめる。

「…そうだよね、じゃまた辛くなったらお世話になろうかな。」

「またね、氷織」

「また今度。」

さて、今日も頑張ってmv作んなきゃなー!!!

ーーーーーーーーーー

えななん:ねぇあの試合見た?

K:あの試合?

Amia:僕も最近ニュース見てないから知らないな〜

雪:もしかしてU20戦?サッカーの。

えななん:そう!彰人が見てたから見たんだけどアツかったのよね〜!

K:そうなんだ。

Amia:え〜えななんサッカーのルール分かるの〜?

えななん:分かるわよ!

雪:アツいとは分からないけど、お母さんとクラスの人が盛り上がってた….糸師冴が出るって

Amia:あの糸師冴が!?へ〜見てみようかな。せっかくだし

ーーーーーーーーーー

試合を見たAmiaは氷織が見たことに驚き、その後しっかりサッカー、もといブルーロック沼にハマりサブスクも勿論入会した。

ーーーーーーーーー終わり、以下あとがき

ストーリーほっぽってすみませんでした。後悔も反省もしてません。

本当はまふゆ×氷織の毒親ペアもいいと思ったんですけど優等生全開だけで終わった気が…文才と構成上手くなるように頑張ります 😞

気が向いたら他ペアの書こうかな。でも気分。やる気のみ!!

続きみたいなって方は♡押してくれるとやる気上がります。

ではお読みいただきありがとうございました。

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