ーそらまサイドー
そらま「本当にここはどこ…」
そらま「めんどいけどちょっと探索してみるか〜…」
そらま「ていうかここ、やけに暗い…”幽霊でも出そう”…」
そらま「って、さすがに出ないか!!!」
そらまが少し進むと、お祭りみたいなのがあっていた。
そらま「なにこれ…?お祭り…?こういうのがあるのを知っていたらみんなで来たかったな…」
そらま「ん?けど、何かが引っかかる…」
そらまは気づいたのだ。
自分以外浮いていて体が透けている…つまり、自分以外幽霊ということをー
そらま「えっ!?ここ…幽霊だらけ…」
そらま「『うちが幽霊と知っていて作られた世界みたい…』」
???「その通りよ、そらま。」
そらま「お前は…!?」
ラアジュ「私はラアジュ…幻影の神…」
そらま「幻影…!?この幽霊たちも!?」
ラアジュ「この世界にあるものは全て幻影よ。」
ラアジュ「幽霊たちもね。」(右腕を上げる)
(幽霊が消える)
そらま「消えた…!?」
ラアジュ「さあ、ここは何の消失世界か当ててみなさい?」
そらま「うち含めて全員幽霊……ハッ!!」
そらま「命…『命の消失世界』でしょ…?」
ラアジュ「よくわかったわね。その通り…ここは全員命がない幽霊…つまり『命の消失世界』… 」
ラアジュ「けど、これはどうかしら?」(指パッチンをする)
そらま「…!」(目をつぶる)
そらまが目を開けると、そこには背が少し低く、髪がマッシュのボーイがいたー
そらま「…!!!カ、カイ…?カイ…、なの…?」
そらま「カイ…っ!!!!!」(カイに向けて手を差し伸べる)
カイ「………」
(そらまの手がカイの体を通り抜ける)←伝われ
そらま「え…?触れられない…?」
ラアジュ「まんまとひっかかったわね。あなたは能力で生者になっているのでしょう?」
そらま「なぜそれを…」
ラアジュ「生者は幽霊を触ることができない…言葉も通じない…」
ラアジュ「つまり、あなたはカイに何もすることができないってこと。」
そらま「そん…な…!」
ラアジュ「あなたはこの世界から抜け出したいでしょ?なら、条件があるわ。」
そらま「なに…?」
ラアジュ「それは、このカイを消滅させること。」
そらま「は?」
ラアジュ「これを使いなさい…」(そらまにリアティロッドを渡す)
そらま「なにこれ?光の…棒?」
ラアジュ「それは『リアティロッド』…これを使ってカイに触れればカイは消滅し、あなたたち、DESIREチームは帰れる…」
そらま「そう…なんだ…」(カイに近づく)
そらま「カイ…ごめんね…久々に会えて、嬉しかった…」
そらま「私、カイの分まで生きてくるから…!」
(カイにリアティロッドを当てる)
(カイの体がだんだん消えていく)
そらま「カイ…」
そらまは、聞こえた気がした。
チームで、生きてね。というカイの声を。
ラアジュ「消えた…わね。」
そらま「これで帰れるんでしょ?」
ラアジュ「さあ…あとの3人もこのリアティロッドを持っていればいいんだけどね…」
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アスカ「みんな、どうか無事でいて…!」
アスカ「私も、この世界から脱出するから…!」
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続く!
コメント
2件
ぬぉぉぉぉぉ!!!!!カイくんんんんん!!!!!!!! (((やばいやつ そらま「会えて嬉しかった!アリスありがとー!!」