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※小説のあらすじ欄をご覧になってからお読みしますようお願いします。
女性「おめでとうございます!元気な女の子ですよ!」
光母「ああ、可愛い。生まれてきてくれてありがとう。ありがとう(泣) “光”。」
光父「この子は私たちの光だ。一緒に頑張っていこうな、!(泣)」
こんな一部分の記憶だけは、今の私を嘲笑うように小さい頃から残ってる。お母さんもお父さんも笑ってて、そこに私もいて、3人で幸せな時間だった。
光父「チッ、うるせえぞ!大体お前が間違えてなければこうならなかったんだ!」
光母「はあ!?なんで私だけの責任になるのよ!貴方がギャンブルなんてしなければ、そもそも借金なんてなかったのに!」
どうして今は、こんなに変わっちゃったんだろう。
光side
今日から高校生。学校には行かせてもらえることになりました。嬉しい、ですが、帰ったときにお父さんとお母さんが怒ってるのは嫌ですね。今日は機嫌いいと良いのですが。まあ、機嫌がいい日なんて、ありませんけどね。
男子「おはよ〜!」「よっ!◯◯!」
女子「おはよ◯◯ちゃん!」「JK生活楽しみ!」
この高校の近くには中学校があり、そこの中学校の卒業生が生徒の大半を占めています。なので、皆さん友達も多いみたいです。私は別の地域から来たから友達なんていないです。それに、こんな傷だらけの見た目じゃ誰も近づきたいなんて思いもしないでしょう。
クラスも決まりましたが、特に意味はないです。ただ、うるさそうな人が多い印象です。あっちから関わる気はなさそうですし、私からも関わる気はありません。誰とも関わらないこの状態が、1番心地良い時間です。
先生「では、隣の人に自己紹介してください。」
新学期恒例の自己紹介。あまり好きではないんですよね。見ている方の中にも、自己紹介が苦手な方はいるのではないでしょうか?
?「自己紹介、か。ボソ」
照「初めまして。私は魅上照という。1年間よろしく。」
光「天塚光です。」
照「光、、素敵な名前だな。とても好きだ。」
光「、、そうですか。ニコ」
照「、、あー、私は本が好きなんだが、光さんの好きな物は何だ?動物でもスポーツでも、何でも。」
光「特にありません。」
照「と、得意な教科とかあるか?私は苦手なものが多いから、よかったら教えて欲しい。」
光「、、ありません。」
照「え、え〜と、、」
よく話しかけてくる人ですね。私と関わっても、何もないというのに。
?「笑笑笑。」
照「ム、笑うな一真。きっと緊張しているだけだ。私たちに構わず、一真も隣の人と自己紹介をしろ。」
後ろから笑ってきた男子に少し怒りっぽく言う照さん。後ろの男子は微笑しながら隣の方を向き、照さんに話す。
一真「いや自己紹介といってもさ、隣コイツだぜ?自己紹介なんて3年前にしたわ。」
?「コイツ言うな馬鹿。」
一真「馬鹿じゃねえわ!」
?「はあ。あ、うるさくてごめんな。光、だっけ?」
光「あ、、はい。」
この人、女性だったんですね。勝手に男性だと思い込んでました。いいな。傷ひとつなく綺麗で。
宇宙「私は東雲宇宙だ。さっきの照と馬鹿とは中学校からの同級生。」
光「天塚光、です。」
宇宙さん、きっと私の傷を見てますよね。汚いって思いましたかね?それとも、気持ち悪いって思いましたかね?
宇宙「・・・。光、こっち向いて。」
光「、、なんですk ムニィー って、ほははん?」
なんでしょうかいきなり。私を馬鹿にしようとして顔を引っ張っている可能性がありますが、、、。
宇宙「うん!やっぱり笑ってるほうが良いな!ムスッとした顔すんなよ!光。笑ってる顔のほうが、私は好きだよ。」
馬鹿にはしてませんが、”笑ってるほうが好き”か。
光「、、ありがとうございます。ニコ」
先生「はーい、自己紹介終了な。じゃあ、あと10分後に1時間目始めるから。入学式終わったからって、気を抜くなよ〜。」
一真「じゃー行くかー。1時間目から移動教室とか鬼畜だぜ。」
照「仕方がない。」
宇宙「光、一緒に行こうぜ。」
光「、、はい。」
邪魔にならなければ、良いですがね、、。
一真「あ”〜!高校の理科難しすぎだろ!何で今日で実験終わらせて新出語句やって応用やってんだよ、ヤバすぎだろ!!」
照「高校はそういうものだと受け入れるほかないな。」
宇宙「勉強しろってことだよ。」
一真「え〜!頼む宇宙ぁ!!勉強教えてくれ!!」
宇宙「嫌だわ。だってお前すぐ飽きた〜って遊びだすじゃん。」
一真「、、飽きることするのが悪い!!」
宇宙「一生勉強付き合ってやんねぇ。」
一真「ちょ、!ごめんって〜!!」
照「今のは一真が悪い。」
やはり私は邪魔でしたね。皆さんだけで会話が成立していますから。私は別で行動したほうがきっと良いです。この方たちも上辺だけでも私と仲良くしとけば、周りから見て評価が上がるし、引き立て役になるって思ってるんですね。
光「・・・。」ピタ
?「おい、いきなり止まるな。邪魔だ。」
光「ぇ、ぁ、すみま、せん。」
?「おい翔。言い方が、、。君、大丈夫か?」
光「え?」
大丈夫って、何が。あれ?目からなにか流れてる。これ、涙?何で?なにも悲しいことなんてないのに。
?「痛かったか?翔、謝れ。」
翔「はぁ?私は被害者だが。」
光「っすみません。大丈夫です。」タッ
見られたくない見られたくない見られたくない見られたくない見られたくない。
泣いてる顔なんてっ、美しくない私の顔なんて、!もっと醜くなってしまう、。誰も私を、!
ガシッ
翔「・・。」
光「、、離してください。」
?「おい翔、!」
翔「何故だ?」
光「、、離してください!」
翔「理由を言え。でなければ手を離さない。」
光「離してッ、!離してよ!!(泣)」
つい大きな声が出てしまう。お2人も驚いたように固まり、そのまま沈黙の状態が続く。
?「、、、少し場所を移動させよう。屋上はどうだ?行けるか?」
光「、、コク。」
私は翔さんに連れられ、屋上まで来た。何でこの方たちも私に関わるの?やめてよ。優しくしないで。
?「私は馬場優人。こっちは烏丸翔。」
優人「腕は大丈夫か?翔が強く握りすぎてなければいいが。」
光「、大丈夫です。だから帰ります。ご心配かけて申し訳ありませんでした。」
翔「悪いが帰ることはできないぞ。」
翔さんが私に言う。翔さんの手を見ると、屋上の鍵を持っていた。
翔「理由を言うまで帰さん。帰りたいならさっさと言え。」
光「ッ。」
優人「初対面である私たちを信用できないかもしれないが、周りに言うことはしない。初対面だからこそ言えることがあったら良いが。」
、、なんでそこまでして私と関わるの?私を苦しめるの?何がしたいの?馬鹿にしたいの?だったら陰口でも言っててくださいよ。私にわざわざ関わらないでくださいよ!お2人だって私と仲良くして媚びって周りからの評価あげたいだけでしょ!照さんたちだってそうだ。私なんか眼中にないくせにッ、、!皆思ってもないことペラペラ喋って、気分良くさせて、調子乗ってるって周りに言いふらして、孤立させる。簡単に言う言葉なんて信じられない!やめてよもうッ、私に変な期待させないでくださいよッ、、、!
光「やめてくださいッ。(泣)」
翔「それがお前の本音か。随分長々と。」
あ、心の中で言ってたつもりだったのに。ずっと思ってた気持ち、吐き出しちゃった。
光「、そうですよ!!私の本音がわかったでしょ!、、、もう帰らせてください。」タッ
優人「待ってくれ。最後に聞かせてくれ。私たちが君のためにと思ってやっていたことは、君にとって偽善だったか?少しでも、嬉しいと思わなかったか?」
光「嬉しいなんて、思うわけないじゃないですか。はっきり言って迷惑です。」
優人「そうか、、。時間を取らせたな。」
光「、、、。」
翔「光。私はお前の本音、嫌いではない。しかし、お前の思い込みがほとんどだ。もし他人を信じられんのなら、本当の自分を見せてみろ。お前の思いは実現される。」
“嫌いじゃない”
あの人は、私の何を知ってるのですか。愛に恵まれた人たちに、私の気持ちがわかるわけない。だから、私を理解なんてできない。翔さんの言う通りですよ。他人なんて信用できない。
宇宙「光!!」
光「ぁ、宇宙さん。」
宇宙「どこ行ってたんだ!心配したんだぞ。」
心配、?どうせそれも嘘。私の悪口とか言い合ってたんでしょう。
光「ご迷惑をかけて申し訳ありません。ちょっと保健室に行ってました。」
宇宙「どこか悪いのか?」
やめて。心配しないで。
宇宙「今も無理してないか?」
やめて。やめて。
宇宙「良かったら着いていくぞ。スッ」
光「パシッ やめてください!!」
宇宙「ッ、」
光「…ぁ、ああ、。」
宇宙「光、?大丈夫か」
光「ッごめんなさい(泣)」タッ
宇宙「光!」
1番やってはいけないことをしてしまった。叩いてしまった。宇宙さんを。ごめんなさい。
一真「光!!」
一真さん、。嫌だ。会いたくない。宇宙さんを傷つけて平気な顔で会えるわけない。逃げなきゃ、、。外なら、先生も授業中だから来れないはず。
光「はぁっ、はぁ、はぁっ、、。」
一真さんの声も足音もしない。逃げきれた。良かった。もう、ここで隠れていよう。
照「光。」
え、
照、さん。そうだった。照さんもいたんだった。やばい。逃げなきゃ。走らなきゃ。動いて、私の足。動いて。お願い。
照「光。話をしよう。」
光「嫌です、!また、傷つけてしまう。私と関わったら、皆さんを。」
照「傷つくかどうかは、私たちに話してみてからだ。」
照さんが指を刺した方向には、宇宙さんと一真さんがいた。
光「宇宙さん、、。サアアア」
血の気が引いていく。怖い。
宇宙「光、教えてくれ。お前の本音。」
光「、、嫌、ですッ。」
一真「なんでだよ!俺ら友達だろ!俺らのこと信用できないのか?俺らは光のこと大切だ。勿論好きだ。」
“好きだ”
光「っうるさい!」
3人「!」
光「皆んな信じられない。好き、なんて言葉だけです。簡単に言おうと思えば言えるんです。どうせその言葉は真実じゃない。思ってもないことです、!どこが好きなんですか?大好きだよって言ったのに、両親が私のこと放置するのは、叩くのは、愛情表現ですか?私が嫌いだからですか?”笑顔が好き”なら、笑顔じゃない私の顔は嫌いなんですか!?名前が”光”じゃなかったら、素敵じゃないんですか!?好きじゃないんですか!?
ねぇ!何で簡単に友達とか言えるんですか!好きって言えるんですか!!思ってないからでしょ!!!数言えば良いってわけじゃないんですよ!!(泣)」
光「皆さん、好きって言ってるじゃないですか、!教えてくださいよ!(泣)」
この物語はここで終了です。この後は皆様のご想像にお任せいたします。
コメント
4件
普通に泣ける&神作ですね…… 小説のキャラ設定とか、作り方とか細かすぎてヤバいです! それに、物語が好きすぎる… 優しく接してくれる宇宙さん、一真、照さんに怖くなって怒ってしまう光さん 少し厳しくも本当は優しい翔さんと優人さん… ほんとに天才です…✨️ 投稿お疲れ様です!
投稿お疲れ様です♪ うわー切ないですね(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`) 光さんも幸せになりたいだけなんですよね… みなさんもきっと心の底から光さんを信頼してるけど伝わらない… 切ないけど素敵なストーリーですね。 やっぱり天才すぎるよ…😭 素晴らしいストーリーありがとうございました!!!!!!