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kgfw
kgm
玩具会社の社長。
ある日、虎の耳、尻尾が生えているホストに出会う。
fw
歌舞伎町の人気No. 1のホスト。
姫に『飲んで!』と言われ、やむをえずなぞの液体を飲み時間差で
虎の耳、尻尾が生えてしまった。
何故虎なのかはよく分からない😌
「ふぅー、」
今日も今日とて、果てしなく疲れた。
今日は金曜日なので、気分がウキウキと鼓動が高鳴る。
でも、帰っても誰もおかえりと言ってくれないのがなぜに染みる。
これも、年をとったから……?
「はーーーーー、あんぱんでも買って帰りましょう__って、ここどこですか……。」
さっきまで、家が見えていたというのに。
いや、この年で迷子は流石に……。
「しょうがない。Googleマップを使うしか、、、」
『__ぅッわぁっ!?』
…。誰でしょうか、なにかトラブルでも起きたのか?
まぁ、一応確認だけ……。
出来心で声のした路地裏をのぞいてみると、
「え、ッ!?虎?!」
なぜか虎の尻尾、耳が生えているホストのような男性がいた。
相手もびっくりしてるようでまぬけな顔で、ぽけ、としていた。
いや、初対面でこれは失礼か。
「どうしました!?」
『あ、ぁえ、人いたんか、』
「…えっと、その耳や尻尾は…?」
相手は、困ったような表情をしており
大きな手で頭を掻いていた。
「んぁー、俺ホストなんやけど色々あってこうなっちゃった。」
いや、その色々が聞きたい。
気になってしまうが、とりあえず大丈夫そうで良かった。
『ホストって、大変ですね………。』
そんなことがあるホストってすごいなと少し感心した。
「にゃは、じゃあこれで会ったのもなんかの運命ということで、これ名刺!君にあげる!」
『急だなぁ。』
『…不破さんって言うんですね』
「ん!そう!じゃあ、君の名前は?」
『あ、これ私の名刺です。』
「…加賀美君、社長さんなんやね」
と、少しはにかむように笑う不破さんに胸がドキッとなる。
いや、成人男性がホストに恋をしてはどうなんだ。
「!なぁ、加賀美君!加賀美君のお家に住まわせて!!」
『……エ?』
いや、この人なにを言っているんだ。急すぎる。
まだ会って数分程度なのにこれほどの進展はどういうことなのだろうか。
初対面で家に泊まるだけではなく、住む?
この人は仕事のしすぎで頭がおかしくなったのだろうか。
それとも危機感がなさすぎるのか?
「だめ?おれ姫にストーカーされててさ、家バレとるんよー」
にゃはは、と笑う不破さんに少し、同情心が芽生える。
いや、初対面で家に住まわせるのは……。
でも今断ってしまえば明日には不破さんの命が無い可能性も…
最近一人も寂しくなってきたところだし、私にはデメリットないのでは?
『まぁ、いいですよ。』
『じゃあ今から行きますか』
「やっちゃー!」
『ていうか、不破さん流石にその格好で行くのはどうかしてると思いますが……。』
「んぇ?」
流石に男性だとはいえ、耳や尻尾が生えていれば
理性が抑えられない方もいるでしょう。あと割と可愛いですし
「まぁ、ええやろ!そんなに加賀美さんち遠いん?」
『いや、近いとは思いますけど…。』
『まぁ、あなたがいいなら大丈夫です。』
「んは、じゃあしゅっぱーつ!」
fw受けになる予定。