テラーノベル
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青「……ふぁぁぁ…」
??「………………」
青「……おはよう」
いつも僕が起きる前に起きてる……ちゃんと寝てるのかな……
??「………………」
青「あ……ご飯の時スプーン使ったの?」
少しスプーンが汚れてる……僕が食べてる時にじっと見てたのはこれか……
??「………………」
青「偉いじゃん、教えてあげようか?食べ方」
??「……フイッ」
青「駄目か……」
少しは心開いてくれたと思ったんだけどな……
青「じゃぁ、僕仕事行ってくるから」
桃「………………」
ーーーーーーーーー
赤「青ちゃん!今日遊ばない?」
青「んー……あいついるし……やめとく」
橙「あー、ピンくんね」
青「なにそれ」
橙「髪の毛の色がピンクやろ?だからピンくん」
青「だから、名前付けないって」
橙「仮や仮」
赤「あーね?w」
橙「なんか進展あったん?」
青「ご飯をスプーンで食べてた。上手くいってないみたいだけど」
赤「へー!すごいじゃん!」
橙「人間と同じようになりたいんとちゃう?」
青「酷いことされたかもしれないのに?」
赤「話せないのかな……?」
青「言葉は理解出来てるとは思うんだよね」
橙「まだまだ謎やな」
青「はぁぁぁぁぁ……」
赤「ため息でか!!」
青「いつまで……こんなのかなーって」
橙「なんなら、あの子を保護してくれるところあるんとちゃう?」
青「獣人、受け入れてくれるかな」
赤「え!連れてくき!?」
青「連れてかないけど……考えてみるのもありだなって。僕じゃ手に置けなかったら預けた方があの子の為にもなるでしょ」
赤「……よく考えてね?」
青「そりゃもちろん、あ!ね、2人ともさ」
橙「ん?なんや?」
青「STMってわかる?」
赤「えすてぃーえむ?」
青「そ!STM!」
橙「俺は分からんな」
赤「俺もわかんない」
青「そっか……」
橙「それがどないしたん?」
青「いやね、あの子の首輪に書いてあったんだよね」
赤「首輪?」
青「そ、しかもしっかりした首輪でさ、本当に鉄っぽかったよ」
橙「名前とかじゃないよな?」
青「分かんないよ」
赤「そうだよね……」
橙「今は考えなくてええんやないの?」
青「そうだね、じゃぁ帰るね」(帰る)
橙「おう」
赤「またね!」
橙「ありゃ、精神的にきてるな」
赤「うん、拒否続けられたらくるよね、精神的に」
橙「俺らも支えてこな」
赤「うん!もちろん!」
コメント
4件
さとみくん心を開いてよ〜
待ってました✨👏🏻 最高すぎるぅ...😭💖 続きも待ってますねッ!!頑張ってください!!