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そこへ、瑠海の帰りが遅く心配した真紀が扉を開けた。
状況を見た真紀はなにかに弾かれたかのように紗月へ飛びかかり、首を締めた。ぐっと、どこまでどこまでも強く。
気づいたときには紗月の手はぶらんと力なく床についていた。
「ふふふ。ははは。はっはっは!死んだ!死んだ!人が死んだ!刑事さん!私が殺しました!はははっは!死んだ!死んだ!」呆然とした後、真紀は狂ったように意味不明な言葉を叫んだ。「真紀!真紀!しっかりして!」「刑事さん!逮捕してくださ〜い!人を殺しました!ははは!」パチン!
鋭い音が部屋の空気を引き裂いた。真紀は床に倒れ静かに頬を抑え、瑠海を見つめた。そんな真紀に瑠海は「真紀。正気に戻って。私のお姉ちゃんでしょ。」と静かに言った。真紀は無言で立ち上がり、車でシェアハウスへと向かった…。