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※主の妄想です。他所に持ち出さないでください💪🏻
hrfw - 🌞×🥂✨
恋人関係
・fwが口悪い
・↑なのに甘い(見たらわかる)
・fwがデレてます
・シリアス
・すれ違い
あらすじ _
お互い忙しくて全然会えていなかったそんなとき、rfmo塾の収録のおかげで3週間ぶりに会えたhrfw。二人の時間が欲しくて予定の時間より早めに到着しようと約束していた。fwはkidに会ったら無意識に恋人モードになってしまい、甘えているところをkgm、knmcに目撃されてしまう。
START
「おはようございまーす…あ、もう着いてたんすね、不破さん。珍しいっすね!」
「ん。久しぶりやな、甲斐田」
晴に会えるのが楽しみで、はやく着いてしまったなんて絶対に言えない。対して晴は、いつもと変わらず落ち着いていて、3週間ぶりに恋人に会えたことに関しては特に何も思っていなさそうに見える。
正直、少しだけ寂しい。
晴はマスクや上着を椅子にかけて当たり前のように俺の隣に座った。
( 加賀美、剣持、到着 )
そして俺は、今座ったばかりの恋人に
「……晴、ソファ行こ?」
と声をかけた。
「…いいですよ!」
晴は少し不思議そうな顔をしたがすぐにいつもの柔らかい優しい表情をし、俺の手を引いてソファに座った。
俺は無意識に晴の肩口に頭を擦り寄せていた。
「ふふ、不破さん、最近働きアリになってたっすもんね。お疲れ様」
優しい手つきで俺の頭を撫でてくれる。けど“それ”は“その声色”は恋人に向けてではなく、どちらかと言えばアニキとコブンをしているときのような感覚で、晴はきっとこの行為を同期達やまだ未成年のもちさんにもするのだろう。こんな状況になれば、甘えられれば、きっと誰にでもするのだろう。そんなマイナスな考えが頭の中をぐるぐると駆け回る。
寂しかったのは、会いたいって思ってたのは、俺だけだったんかな…
「……晴、俺のこと好き?」
( 加賀美、剣持『入れないんですけど!?』状態✌🏻 )
「どうしたんすか、急に。そんなのわかってるでしょ?好きですよ。当たり前、当然のことです!!」
そう言われても素直に納得できなかった。晴は普段から人一倍優しいから、気を遣っているから、だから俺にもみんなにするように優しく、俺を好きだと言ってくれているのかもしれない。優しいから、俺を傷つけたくなくて…俺の告白を断れなかったのかもしれない。かも?いや、きっとそうなのだろう。
なんなんほんま…俺と同じ気持ち返せないんやったらはよ振れや、阿呆。
晴の優しいところ好きだし、長所やと思うけど、けどな、こういうときの優しさほど痛烈なものってないんやで。
「?…不安になっちゃいました?」
わかんない、わからんわ。何が“わかってるでしょ?”だよ。わかんねぇよ…
「んん〜…別に。……なぁ晴、好きやで」
「!?め、珍しいっすね。素直にす、好きとか言ってくれるなんて…どうしたの?なんか今日変だよ、不破さん」
ひたすらはてなマークを飛ばしている晴を無視して、両足を跨ぎ、向き合う形で晴の上に座りなおした。
「えっ、なに!?不破さん?」
そのまま俺は晴に抱きついて、肩口に顔を埋めた。
「……抱き返してくれへんの?」
「だ、だって事務所だし…」
「…恋人が不安がっとるのに…?……てか何のために二人よりはよ来ようって約束したと思っとんねん…」
「っ…今回だけっすよ!!」
わかりやすくムスッとして、それでも俺の背中に腕を回してくれた。
「なぁ、敬語やめてや」
「…?もしかして、今日ずっと敬語だったから気にしてたの?いつも事務所ではそうでしょ?なんで今更…」
「…俺が晴って言っとるのに…おかしいやろ。まさか気づいとらんかったとか言わんよな?」
いつも二人きり+仕事以外のときにしか名前呼びもしないし、タメ口にもしない。
それでも恋人が甘えとるんやから応えろや。てか3週間ぶりやで?逆になんでこいつはこんな普通なん?
「いや、流石にそこまで鈍感じゃないよ?僕も」
「やったら尚更やわ、阿呆」
口では文句を言っても晴に頬を擦り寄せる動きは止まらないし、抱きしめる力もどんどん強まるばかりだ。
「く、苦しいよ、不破さん…」
「っなんやねん…なんなんお前、」
ここまで言っても、ここまでしてもお前はまだ不破さんなんて言うのか?
この俺が、ホストの俺が、普段甘えてなんかやらない俺が、ここまでしてるのに…お前はそれをこんな簡単に無下にするのかよ。
受け入れてくれないんやったら、中途半端に受け止めず、引き剥がせよ…押し退けろよ…
こんなん…こんな扱い方されたら、晴に渡そうとした俺のこの気持ちはどうしたらええの? 晴に届けようと手に取ったこれは…ずっとこのまま持ち続けとけってこと?そんなんあんまりだよ、晴。
あ、やばい、泣きそう……
「不破さん…?え、な、泣いてるの!?」
もう、最悪や…今から収録とか無理やろ。今は晴の顔見るだけでこんなに苦しいのに、息ができなくなるのに…
「お前のせいや。っ…くそ、もうっ」
どんどん涙が溢れてきて、晴の肩を濡らす。
「馬鹿…阿呆、もうお前なんかっ…」
「はぁ…勘弁してよ。僕だってこれでも我慢してるんだからね?そんな可愛い泣き方されたら、耐えられないでしょ?」
「は、?我慢ってなに…?てかきもいこと言うな」
「……不破さん、ずっと社長達がいるの…気づいてた?」
「え……は、?」
よく見てみると少しだけ開かれている扉に気づく。きっと閉めたら音で俺らにバレると思い、そのままになってしまったのだろう。
ひょこっと二人が顔を出し、どこか気まずそうに入ってくる社長とムスッとした様子の伺えるもちさん。
待って。え?いつから…あ、晴がずっとって言ってたっけ?うそ、は?嘘やろ……そんな、こんなん…恥ずすぎるやろ!!
「あっはは、すみません。不本意なのは理解していただけると…」
「不破っち、久々に恋人に会えて嬉しいのはわかるけど…あ、いや僕はそうはならないけど…んん゙っえっと、今回ばかりは甲斐田くんを見習って時と場所をもう少し考えて行動してください」
「不破さん、ほらいつまでこうしてるんすか?」
ちょっと待って。お願いやから誰も何も言わんで。これ以上混乱させんで。あ、でも確かにこんな格好…っ//えっと…会話も全部聞かれてたんよな?俺何回晴に好きって言った?柄にもなく不安がってるとこも聞かれてた?はぁ…ほんまに無理なんやけど//顔が熱い。絶対今みんなに見せらんない顔しとる。
顔を隠すように晴の肩口に顔を押し当てる。
「わ、忘れてやぁ//」
「ちょ、不破さん!!」
俺の肩を控えめに押す晴。今ならわかる。これは優しさだって、その優しさ+恋人だから否定、抵抗しきれないんだって。
「なぁやったら晴、俺のことほんまに好きなんやね。…ん?」
社長達がいるのもわかってるし、晴の傷つけないように控えめに抵抗する手からもわかる。それでもどうしてもこれだけは晴の口から聞きたかった。
「……はぁ…好きですよ。……好きだよ、湊」
「っ…そっか、……うぅ//」
やばい、どうしよう、恋人に3週間ぶりに呼ばれた名前。俺を好きだと言う声。社長達からの視線。すべてが羞恥心へと変わる。晴からの言葉は嬉しい、嬉しいけど…こんなの耐えられない…
正気に戻れば、晴の行動も晴の方が正しいこともしっかりと理解できる。
馬鹿も阿呆も俺やん…最悪、//
「ちょっと二人共僕らのこと忘れてないよね?あぁ、いや…はぁ…今回は何か重大なことになっていたらしいので見逃してやりますけど……」
「あっははは、まだ収録まで時間ありますからどうぞそのままで」
不器用なりに優しいもちさんとからかっているように見せて気を遣ってくれている社長。そして最終的には俺を優先してくれる晴。
幸せもんやなぁ俺……
今日だけはええかな…今日だけ、許してほしい。優しい3人に甘えさせてほしい…
俺は社長達にありがとうと意味を込めて笑顔を返し、そのまま晴を抱きしめなおした。
「もう仕方ないなぁ……ほら湊、涙拭いてあげるから」
晴もおれてくれて俺を抱きしめかえし、そっと涙を拭ってくれた。
「すまん、晴。俺めんどいことばっか言った…けど嫌いにならんでな、?」
「ふふ、ならないよ。そもそも面倒くさいなんて思ってないし…それに、甘えてくれるのも不安になっちゃってるのも、泣いちゃうのも…全部新鮮すぎて、正直めちゃくちゃ可愛いと思ってたから」
「な、なんやそれ…//もうお前喋んな、黙っとけ//」
「ふふ、もちろん今も可愛いなぁって思ってるよ?顔真っ赤になっちゃってさ…」
「っ…お前まじでっ…うぅ//うっせぇ、黙れ//」
たまらなく恥ずかしい。それなのに心が満たされていく。
なんやこれ、なんか変やわ、俺。
「湊…ちゃんと好きだよ」
「わ、わかっとる//……俺も好き、好きやで、晴」
俺を安心させたいのか真剣な眼差しで好きだと言ってくれた。照れくさいけれど俺もしっかり伝えなくてはと好きを返した。
「このバカップルめ……」
小さな声でそう言ったもちさんをなだめる社長。2人の様子に 少し笑ってしまった。
幸せだなぁと浸っていたせいか、 そんな俺を見て愛おしそうに微笑む晴には気づけなかった。
hrfwいいな……
甲斐田の口調とか曖昧なんだけど、今回はちょっと大人な甲斐田にしてみました。本当はもう少し弾けてるよね?多分。解釈違いあったらごめんね。