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皆、躁鬱、鬱の頭の中をご存知だろうか?
私は知っている。
目が覚めると、夢なのか現実なのか分からず、ただ頭の中で空中に漂っている気分になる。
そして何もしない。
何もしたくないんじゃなく、何もできないんだ。
とりあえず、横に置いたスマホを弄る事から始める。
何を検索するのかって?
それは、毎日生きる意味を検索する。
生きている意味を探す。
私には、それが生きてるという事を実感するからだ。
ただただ検索をする。
たまに夢を見て、記憶したことをどういう事なのかと意味を調べる。
基本的に、結果は同じだ。
ストレス、人間不信、この先の未来への恐怖、そして絶望感。
この結果以外に、良い意味はあるのかとまた良くなる様に検索する。
それを何時間もして過ごす。
それが私の、1日の始まりだ。
簡単に言うと寝たきりだ。
動く時は、用を足す時か、タバコを吸う時だけ。
私はこうだ。
これを何時間もして過ごすとトイレに行きたくなる。
人間の摂理だ。
終わったら喉が渇く。
私は、レモンティーが好きだ。
毎日毎日、喉が渇くとレモンティーを真っ先に飲むのが日課になっている。
もうかれこれ6年くらいの付き合いになる。
そしてまた寝床に戻る。
みんなは感じたと思う。
とても毎日無駄な生き方をしているなと。
それは正解だと思う。
けれども私には、それが生きるって事なんだ。
無駄だけどそれしかない。
寧ろそれしか出来ない、考えが湧かない。
なんでこうなってしまったのか?
今になっては考えることだけで精一杯。
答えなんか見つからない。
もし、これが生きるという事なのだとしたら、私には到底理解し難い事。
ただ本能のままに生きていると思う。
ただの動物だ。
人間には、言葉、痛み、そして思考をコントロールする力がある。
その代償として動物の中では最弱になってしまった。
それなのに、自分には人間というメリットを活かしていない様だ。
人間としても最弱、動物としても最弱。
何もない人間として生を授かってしまった。
それが自分の一日の始まりなんです。
そんな毎日、消えて無くなればいい。
朝起きたら物音で殺されるのではないか?
なんかモヤっとした影に怯えて布団の中に潜る生活をしている。
明かりも点けない。
真っ暗な世界が私には居心地が良い。
みんなはびっくりするかもしれないけどね。
もちろん、死にたいと死にたくないの両方の気持ちを持ちながら目覚め、真っ先に鍵が閉まっているかの確認も怠らない。
とてもみんなには理解しづらい始まりだと思う。
どうしても自分にはこれが精一杯なんだ。
認めてほしい。