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別作品から来たけど、反対でも違和感なく読めんのいいわ
別作品のやつと繋がってるの凄すぎます!
この後、別の話の、日帝は神だけど人間達と暮らしてる、ってやつに繋がってたら面白そう
海 「……え?何言って…」
空 「もしかしてまだ戻ってないの?」
日帝 「いや、戻った」
アメリカ 「この世界の人じゃないってどういう…」
日帝 「入学当初の朝、俺変じゃなかったか?」
海 「ああ。寝ぼけてたんじゃないのか?」
空 「入れ替わった陸も同じこと言ってたよね」
日帝 「入学当初突然この世界の俺と入れ替わったんだ」
イタ王 「…え?」
日帝 「戦争してて…米国に殺されて…」
日帝 「最初は転生だと思った」
日帝 「でもパラレルワールドとしたら辻褄が合う」
日帝 「さっきまで入れ替わっていた俺は戦争中でまだ生きている過去の俺」
日帝 「俺は戦争中、入れ替わってこの世界に来た記憶があるんだよ」
日帝 「米国を殺しかけた記憶も」
日帝 「ーーーーーーという成分が薬に入っているということを本で読んだ記憶も」
ナチス 「…なるほど、確かにそれなら辻褄が合うな」
空 「難しい…」
海 「今いる陸は入学した時の朝戦争していたパラレルワールドから来て」
海 「さっきまでいた陸はその過去の陸ってことじゃないか?」
日帝 「…流石だな」
アメリカ 「さっき別れた日帝と同一人物なの!?」
空 「感動的にいつか会おうって言ったのに今会ってたのか…」
日帝 「俺からしたら何年も後だけどな」
日帝 「…ここに来た時、この世界のことすぐには思い出せなかったけど」
日帝 「気付いた時凄く嬉しかった」
日帝 「また会えたらいいなって思ってた奴らに会えたから」
日帝 「米国は癖で殺しにかかってたけど」
イタ王 「日帝はどうするんね?」
ナチス 「確かに。戻る薬を使っても日帝は既に死んでいるんだろう?」
日帝 「…そうだな」
海 「俺達はここに残っていても歓迎だ」
日帝 「海…」
日帝 「すまない、少し考える時間をくれ」
ナチス 「ゆっくり考えるといい」
アメリカ 「一回帰ったほうがいいんじゃないか?」
アメリカ 「急ぐようなものじゃないし家のほうが考えやすいだろ?」
日帝 「…そうだな。一度帰るとする」
ナチス 「じゃあ解散するか」
イタ王 「じゃあまた明日学校で~!」
空 「まさかあの陸が同一人物なんてね!」
海 「驚いたよな」
日帝 「秘密にしといても良かったんだが…」
日帝 「せっかくまた会えたんだし言っておきたくて」
空 「それがいいよ!」
日帝 「…あ俺ちょっと考え事するために散歩してくるから先帰っててくれ」
海 「分かった。気を付けてな」
日帝 「まだ昼だぞ?笑」
空 「わかった!ばいばい!」
海 「またな」
日帝 「おう!」
日帝 (また会えて良かったな)
日帝 (そういえば俺がこの世界に来たのは薬を飲んだからで…)
日帝 (帰れたのも薬を飲んだから)
日帝 「何でそんな凄い薬の成分が本に……?」
日帝 (何かおかしくないか?)
日帝 (都合が良すぎる…)
日帝 (それと、この世界に俺が来たなら)
日帝 「元々この世界に居た俺は……」
キキー!!
日帝 「ッ!?」
(車、!?いつの間にッ、ここ歩道だぞ)
日帝 (このくらいのスピードならかわせ…)
日帝 (体ッ…動かないッ、!?)
日帝 「えちょ当たっ」
バン!!!!
日帝 「ん…あれ、」
日帝 「ここは…?」
(病院でも入れ替わりでもない…)
??? 「こんにちは。日帝さん」
日帝 「誰だッ!?」
??? 「すみませんがそれは明かせませんね」
偉い人 「天界の上位的存在とでも言っておきましょうか」
日帝 「何言って…」
偉い人 「貴方には実験に付き合ってもらいました」
偉い人 「パラレルワールドへの入れ替わり実験」
日帝 「ッは!?」
偉い人 「日帝さんは素晴らしいです。色んな人に試しましたがどれも失敗」
偉い人 「まさか連続の入れ替わりに成功するとは」
偉い人 「本にかいている成分も気付いて貰うために私が付け加えました」
日帝 (かいてあるわけ無いと思ったが…)
偉い人 「皆さんに知られたら大変なので成分は伏せ字にしましたがね」
日帝 「…?誰に言って…」
偉い人 「せっかくここに来たんですし何か質問はありますか?」
日帝 「俺が米国に殺された後入れ替わらせたのも同一人物の過去の俺が入れ替わったのも」
日帝 「全部、全部そうなのか?」
偉い人 「そうです。貴方は特別な個体なので何回か試させて貰いました」
日帝 「車でひいて殺したのもお前か?」
偉い人 「はい。遠隔操作です」
日帝 「何で殺した?」
偉い人 「ここに来させる為ですね。ここには死人か神しか入れませんから」
日帝 「ここは何だ?」
偉い人 「天国です。聞いたことがあるでしょう?」
日帝 「あの世界はどうするんだ?」
偉い人 「貴方の故郷である戦争している世界は残しますが…」
偉い人 「貴方が居た世界では知りすぎてしまった人が沢山いるのと、貴方の為だけに創った世界なので消します」
日帝 「………俺以外にも入れ替わり者がいるのか?」
偉い人 「少しだけいますね。全員記憶を消しましたが。貴方はその中でも群を抜いて優秀です」
日帝 「最後。俺をここに呼んだ理由は」
偉い人 「特別な個体として貴方を向かいいれる為です」
日帝 「…は?」
偉い人 「日帝さんを何もせず手放すのは惜しいに決まってますよ」
日帝 「向かい入れるってどういう……」
偉い人 「それはもちろん」
偉い人 「貴方も神にするんです」
日帝 「はッ!?俺はッ」
偉い人 「人間に拒否権なんてものは無いですよ?」
偉い人 「神の中でも素晴らしく強い個体にして差し上げます」
日帝 「そんなのッ」
偉い人 「記憶も消すので不信感なんて湧きませんよ」
偉い人 「さあ、これから頑張って下さいね。期待してます、日帝さん」
『日帝は神ですが、地上で人間達と学校で過ごします』
過去編 ー終ー