はぁ
秋の空気がつい昨日までの夏をどこかに追いやってしまっていた
すぅーっと 秋風が心にも吹いてくる
涼太「なんか 急に冷えたなぁ」
部屋の中で1人
今日もキレイだった想い人を想う
彼に片思いして30年以上
そんな彼は国宝級のイケメンに大事にされてることだろう
ポジションはただの幼馴染だ
これはこの先 天地がひっくり返ろうとも
変わらない
ただの幼馴染
そろそろ忘れたい
手のひらの小さい恋
30年以上が積み重なって雪崩が起きてる
手のひらから漏らすわけにはいかない
彼には知られちゃいけない
ぐっと唇を噛んで
ベッドに潜り込む
おれのことを1番好きだと
1番愛してると
言ってくれる人ができるといい
康二「おれが舘の側おったらあかん?」
思わず飲んでいたコーヒーを吹いた
康二「ちょっ だて 飛んできたんやけど?笑」
涼太「いま 何を言った?」
康二「だから おれが側におったらあかん?て聞いてんの」
涼太「急にどうしたの?」
康二「もう しょっぴーのこと忘れて舘も幸せになってもええんやないかと思うて」
涼太「康二ありがと でもね 今はいいんだ」
康二「なんでなん? しょっぴーは」
康二の口に手を充てる
涼太「知ってる でも忘れるのに康二を使うなんてありえないから」
康二「舘...」
涼太「気を使わせてごめんね」
康二「いつまでも側から離れんから」
涼太「ふふっ ありがとう 康二は優しいね」
それをすっごい形相でみていたのは
めめと翔太
2人良く付き合ってると勘違いされがちで
実際に仲良しだから特に否定もしない
翔太「めめ いい加減に康二をどうにかしろよ」
蓮「翔太くんに言われたくないね いつまでおれに片思い相談してるんだよ」
翔太「うるせー」
涼太を想うのはかっこいい翔太
翔太は涼太を抱きたい人
蓮はずっと康二が可愛いだけの人
2人とも恋には不器用
大介「お前ら見てると小学生見てるみてー」
翔太「なんだと 佐久間」
蓮「翔太くんと一緒にしないでよ佐久間くん!」
大介「にゃはは 伝えるって大事だなー」
ラウ「佐久間くん 帰るよ」
大介「ん? ラウ うん! 帰ろ」
さりげなく大介の腰に手をまわすラウール
いつの間にか
ある意味BIGなパートナー同士となっていた
翔太「あのちびだったラウに先を越さられるなんて」
蓮「翔太くんはずっとムリだよ」
翔太「お前だって 照に康二取られてろ」
それでも周りからは
ただの恋人同士の痴話喧嘩に見られてしまう
涼太「そろそろ帰ろ 康二 一緒に帰る?」
康二「おん 帰ろ 帰ろ」
ため息しかでない涼太
そんな涼太を優しく見つめる康二
辰哉「お前らって 見かけ倒しなんだな」
翔太「照に抱いての一言も言えないお前に言われる筋合いはねーよ」
辰哉「なんだとー」
ここには
なんだかうまくいかない人たちが
それぞれの想いを胸に
それぞれの今日を終わらせようとしている
なんだか
秋の切なさを書きたいと思いました
こんなですが
内容は主の気まぐれにより
思ったカプとはちがうカプができる
可能性があります
ころころと秋の空は模様が変わりやすいので
そこをかけたらと頑張ります
よろしくお願いします
コメント
2件
ありがとうございます😆 まだ 行く末が決まってません😅 頑張ります💪

面白くなりそう🍀❤️❤️ 続きを期待しております🙂↕️❤️❤️