…あの時…電車に乗っていたら…どうなっていたのだろうか。…、あの時、間に合ってしまっていたら…俺は…、、
rd「ゾワッ…ぁー…駄目だッ…」
rd「って…もう夕方だし…。ムク…」
俺はパソコンの画面に電源を入れる。パスワードを打ち込んで、配信画面を開く。
rd「はいッ!ということでね。」
rd「どうも皆さんこんばんわ。 らっだぁでーす。はーい。ピコン☆」
始まった途端にあふれるコメント。…俺はこれが大好きだった。俺を見てくれる人が居るから。
rd「今日やる企画はね〜…」
配信を初めて数時間。…そろそろ俺にも疲れてきた。水を飲んで…声が枯れないように。
バチンッ!
rd「あれッ!?ブレーカー落ちた!?」
…なんか…今日不運が凄い続いてるんだけど…、ブレーカーを入れに立ち上がろうと力を入れた瞬間…
rd「ぁ……れ…?…立てない…ッ…」
rd「待ッ…ぇ?…な、なんで?」
困惑している俺の声を聞いてリスナーは心配のコメントや、どうした?…などのコメントが流れていく。
rd「なッ…んか…金縛r((……ゾワッ…」
突然…口が開かなくなった…。いや…口を誰かに塞がれた…。…もしかして…幽霊が?…
今まで何もしなかった奴が…なんで…いきなり…ッ…そんな事を考えていると…確かに顔の辺りで暖かい手で塞がれていた。
rd「……ッ…!…ビクッ…」
…「……………」
rd「………ッ…ハァッ…」
コメントでは俺を心配するコメントだけ。…開放されて一気に恐怖と安心感が押し寄せた。…
rd「ごめん。今日の配信ここまで!…ブチ」
俺は無理やり配信を終了させた。…
変な汗をかいてベトべトだし…風呂に入ろうと思ってリビングのドアを開けると…
rd「なに……これ…ッ…」
そこには、コップの破片が散らばって居た。多分端に置いてたから落ちたんだろ。
…ふと…、思ったことがあった。、あのままブレーカーを直しに行ってたら…足に刺さっていたかもしれない。…
rd「ガチャ…このコップお気に入りなのに…」
rd「まッ!…2個あるからいっか!」
…俺、いつの間に同じコップ2個買ってたんだろ?
コメント
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みどりくんとか?
らだを助ける幽霊好きです( …ちょっと待って?幽霊ってうちやん((
らだ不幸の連続じゃん もしかして不幸体質…? 幽霊さん優しい…!