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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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( 緑 side . )








阿 /  い” ッ … た …





… バレてしまった 。






俺が 俳優の オーディションに 応募 してたこと




まあ … バレるよな 。 さすがに 、





阿部マム / 亮ちゃん 、 なんで こんな事 したの ??



阿 / … 俳優に 、 なりたくて 。



阿部マム / ……



ゴンッ



阿 / いだっ …




ああ … 血が … 。



阿部マム / あなた 、 ばかなの ??


阿部マム / 俳優はね 、 クズの 塊なの 。


阿部マム / 役を演じてない裏では 、 麻薬だの 危険が いっぱい 。


阿部マム / 今すぐ 取り消しなさい 、 そして あなたは 天気予報士に なるのよ 。



阿 / ッ … !!!








さすがに 、 限界だった 。






気付いたら 俺は 、 家を 飛び出していた 。



お金を 少しだけ 持って 。






俺が 向かった先は 、 コンビニ 。




たぶん 、 いつ 帰れるかも わかんないし 、



というか 帰りたくない 。




なので 、 水だけは 確保しようと 、


コンビニに 向かう 。




阿 /  … 所持金 200円 、 か 。



1本しか 買えない 。



まあ 、 いっか 。





阿 / … お願いします 、



店員 / 150円 です 〜 、



阿 / はい 、



阿 / 50円の お返しです 〜



阿 / あ 、 レシート ください



店員 / はいどうぞ 、


店員 /  ありがとうございました 〜〜








… 実は 、 コンビニ に 寄った 理由は もう1つ





俺は 文房具店に 寄った 。





阿 / お 、 あった あった 。





ペンの 試し書き コーナー 。



そこで 、 さっき 貰った レシートの 裏に 、




とある 文を 書いた 。





阿部マム /  亮ちゃーん ?? どこに 行っちゃったの 〜 ???






阿 /  やば … ッ





最近 、 学校に 行けてなくてよかった 。




しかも 人目 の つかない 田舎だし 、




騒ぎになる前に はやく行こ 。







阿 /  ……




そして 、 とある人の ポストに この紙をいれ





公園に 、 隠れた 。







もう 、  こうするしか なかったんだ 。




お願い 、 気付いて ラウール 。




1人は 君も 見たことが ある人 。



もう1人は 特徴的な 髪色の 人 。




すぐに わかる 、 彼らは 僕に 会いたがっているってこと 。





阿 /  … 助かるだけでいい 。



阿 / どうか 、 俺を みつけて ……












数時間後 。




… 声が 、 きこえる 。




誰か 、 俺を 呼んでる …




親 、 かな …



阿 /  … 嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ ……




目 / 阿部ちゃん !!



阿 / はっ … 、


阿 / あ … めめお兄さ 、 ん ?


阿 / さくまお兄さんに … ラウールに …


阿 / … だれ 、? はじめまして … ??



向 / どうも 〜 ! こーじお兄さんと ☆


渡 / しょうた お兄さん だぞ ☆



目 / お前らは 黙ってて 。






… 助かった 、 俺 、 助かった … !?






ラ / 連れてきたよ 、 阿部ちゃん




ラウール ッ … !!!




阿 / 俺 、 今 家出してきて … !!


阿 / たぶん 、 左腕 … 折れてる …





必死に 訴える 、 涙がでそうで 堪らないけど





目 / それっ 、 やばいじゃん !!



向 / え 、 えとえと 、 救急車 ??



渡 / いや 、 たぶん 警察沙汰とか しない方が

絶対 いーだろ 、



向 / それもそか …





… 俺 、 助かるのか ……





佐 / … もう 安心 。


佐 / 今度は 俺らが 君を助ける番 。



目 / お金も いりません 。

時間も 自由です 。



佐 / さあ 、 話してごらん 、 阿部ちゃん






… !!!





仲間 、 って 、 こんなに 凄いんだ 。




俺 、 気付かなかった 。




友達も 少なかったし 、 学校にも 行けてなかったけど …



でも 、 今の 雰囲気 、 とても あったかい










そして 俺は 事の経緯 を 話した 。





家族のことから 、 俺の夢まで全部 。





佐 /  … なるほど 、 ね 。



目 / でも 暴力も だめだし 、 今は 多様性の社会だから 、 子供の夢を 応援しなきゃ ダメだと思う 。



佐 / とりあえず 、 目黒さん の 家に

泊まらせて あげな




目 /  え 、 なんで 俺ん家



佐 / だって 俺ん家 汚いし 、



目 / じゃあ … その分 弁護士とか お願いするけど いい ??



佐 / 任せてください 、

( ぐっ



渡 / 俺らも 手伝うぜ !!



向 / 状況も なんとなく 分かってきたし !



ラ / 俺も できることなら なんでもいって !



目 / あと GALA の 3人にも きいてみる



佐 / ひかるも … !!



目 / よしっ ! 絶対 阿部ちゃんを 自由にするぞ !!!



皆 /  おー !!!!!



阿 /  みんな …… っ





優しいな 、 みんな 。



俺 、 ほんとに この人達に 恵まれてよかった 。









その後 、 数ヶ月かけて 何回か 裁判を 繰り返し



見事に 勝利し 、 親権は さくまお兄さんに 引き渡された 。






佐 /  はあ 、 やっと 勝てた ……



目 / 良かったな さくま !!



佐 / ありがとう めめ 、


佐 / ありがとう 、 翔太 、 こーじ



目 / どういたしまして 、



渡 / 俺ら あんま できること 少なかったけど 、 まあ 役に立てて よかった



向 / 俺もやで 〜 !!



ラ / 阿部ちゃん ! 良かったねっ !!!



阿 / うん … !!!



目 / 先輩たちも ありがとうございました !



岩 / ほんと 、 初めて聞いた時は 驚いたよ



宮 / 俺の 知り合いの 弁護士に 感謝だな



深 / 俺も 久しぶりに 子育ての 大変さが しれました …



阿 / ふっかお兄さん 、 短い間だったけど お世話に なりました !



深 / いーえ

( にこ



阿 / 皆さんも 俺のために … 本当に ありがとう こざいました !!



目 / 君は 俺の ヒーローだもん 、 そのぐらい 大人の力で 何でもするよ



佐 / 阿部ちゃんも … 俺みたいには ならない 大人で いてね



向 / またなんかあったら いつでも 声かけてな ! 俺ら キャンパス内なら どこでもいるし !



渡 / 中学生は まだ 大学 入れねぇだろ



岩 / 力仕事なら 俺に任せろ !



宮 / 君の夢を 応援する 。



深 / 頑張れ ! 阿部ちゃん !!



阿 / はいっ !!



ラ /  阿部ちゃん 、 俺の 友達に なってくれて ありがとう !

( にこ



阿 / こちらこそだよ !!

( んへへ







夢は 決して 諦めるもんじゃない 。




俺みたいに 、 諦めようと してる人が いたら 、




どうか 仲間に 頼ってください 。




信じる 仲間に 相談してください 。




人間は 助け 助けられる 生き物なんだから 。

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