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「セリフ」=唯兎
『セリフ』=舞生
“セリフ”=男子生徒
𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃
来たぞ。学校に…!!!
朝にもっかい母さんに背中押してもらったから大丈夫……だと思いたい…
「っ”〜〜…」
同じクラスなのがこんなに辛いなんて…っ…
((ガララッ、
“お、伊都井!はよ〜”
『あ、あぁ、おはよう、 』
“あれれ、よそよそしいぞ〜?w”
『そうか、?すまない、』
“そんな堅くなんなよ!”((ポンッ
『ぁ━━…』
「ッ、止めて!俺の伊都井に触んないで!」((ガタッ
“『!?』”
あれっ?またやっちまった???
“おい、そんな本気になるかぁ…?ほんとに仲良いな、お前ら”
『あ、ッえっと、ッ 』
「そそそ、ッそんなことないし…」
“へーへー、早く席つけよ〜先生来るぞ”
『そうだな、』
「ん、ごめん、咄嗟に出た、」
“いやいや、俺はぜんっぜん大丈夫!w”
“あと唯兎、ちょっと、”
「?」
“頑張れよ、応援してるぞ”((コソッ
「な”っ、そーゆーんじゃねぇ!////」
“はいはいw”
「ッ〜〜〜…////」((ギロッ
“ひーん睨まないでよぉ”
「ふんっ、」
((ガタ
「えっと…お、はよ… 」
今までどーやって話してたっけ…
『おはよう…』
……。いや気まず!!!!!
『あ、その、昨日の返事なんだが』
キーンコーンカーンコーン…
「あ〜…っ」
『また…後で…』
「うん…」
𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃
まぁこんなのでもちろん授業が頭に入ってくるわけがなく。グルグルしながら1日を過ごした。
…やって来てしまった。遂に。
放課後が
𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃
『その、改めて昨日の事なんだが』
「は、はい、」
思わず敬語になる。
『その、まずは、告白は昨日も言った通り嬉しかった。』
「うん…、」
『それで…』
「ッ、待って、タンマ、」
『でも、ッ』
「いや、いいんだ。別に…(泣」
『え…』
「そうだよ、そもそも、男が男に可愛子ぶってる時点でやばいんだけど…そのうえガチで惚れて告白とか…ちょっとアレだよな…(泣」
『いや、ちが、』
「ッ、ごめん、もう戻れないかもしれない、俺のせいだ…(泣」
『頼むから最後まで聞いてくれ!!』
「ッ、!?」
叫んだ…!?あの伊都井が…??
『俺が腹を括らなければいけなかったんだ。』
「う、ん」
『その、ちゃんと言わせてくれ。』
「はい、」
『千星の告白、すごく嬉しかった。それで家に帰って真剣に考えたんだ。』
「うん…」
『俺も秘かに惹かれていたんだ』
「っ、」
『千星に、いや、唯兎に』
「ッ、ぅ」((ブワッ
『少し恥ずかしいが…俺も、千星が好きだ。』
「っ”ッ、ぁ、ぅ」((グスッ
『あはは、顔がぐずぐずだぞ、』((ゴシ、
「んっ、ハグして、っ、いい…?(泣」
『あぁ。』
「ん、くっ…(泣」((ギュ
『ふふ、触れたかった千星に触れている…幸せだ、』((ナデナデ、
「そんなの、俺もだよ…!(泣」((ギュゥッ
『さて、帰るか、どうだ?泣き止めるか?』
「ん…無理言っていい…?」
『なんだ?』
「俺の事、”唯兎”って呼んで、あと…伊都井、俺にキスして…」
『いいぞ、唯兎、こっち向いて、』
「ん、っ、」((キュッ
『ん、』((チュッ
「ッ……////ごめんな、急なお願いで…//」
『いいんだ。唯兎にならなんでもしてあげたくなるからな、 』
「へへ、嬉しぃ、」
『さ、帰ろう、』
「ん、!」
𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃
なんか…感情が涙になって溢れたの初めてだった、思い返すと伊都井のおかげで知らなかった感情を沢山を知れた。今、人生で1番幸せ。確実に断言出来る。きっと…今の俺は傍から見たら林檎レベルで顔が赤いんだろうな。そんな姿でも伊都井ならいいって思える。
『そういえば、唯兎は俺のことを”舞生”と呼んでくれないのか?』
「え!?えっと…舞生、は、これがいい…?」
『あぁ、最高だ』
「最高って…w」
『恋人ってかんじだな、』
「恋人かぁ…あっという間だったね、」
『でもここからだろう?』
「…そうだな!へへっ、」
𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃
この日の夕日はいつもより、綺麗な気がした。
𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃
〖ド天然は揺らがない!?〗
おしまい。