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「堕威君、正直に言って……」

敏弥はやけに真剣な表情で腕を組み、仁王立ちして言った。

「な、なんやねんいきなり……」

「さっき携帯が鳴ったんだけどこのメールは何?」

敏弥が手に持っているのは俺の携帯で見せたのはメール画面。そこには【大好きだよ、また会おうね♡♪】と書かれていた。

「そ、それは……ち、違うねん!マネージャーさんからのメールで……」

「嘘つき!マネージャーがこんなハートマークが付いた文章を送ってくるわけ無いじゃん!」

「ほんまに違うねんて!」

「違うって何が違うの……浮気だ……好きな人ができたんだね」

そう言いながら次第に敏弥の瞳は潤っていってしまった。

「ほんまに信じてくれ……俺は他に好きな人ができたわけでも浮気しとるわけでもない」

「だったらこのメールは何なの……うぅ……隠すなんて酷いよぉ……」

敏弥は必死で手で顔を覆うもぽろぽろと涙が零れ落ちてくる。

「もういいよ……別れたいんでしょ……堕威君はもう俺のこと好きじゃないんでしょ……うぅ……」

敏弥は顔を手で隠しながら涙を擦っていた。俺はその敏弥を優しく抱き寄せて背中をさする。

「ごめんな、泣かんといてや」

「だって……堕威君が……うぅ……」

こんなにも俺の事を思ってくれてたんやな……

そう思うとこのままハッキリさせないのも悪い気がしてきた。

「敏弥……俺はな、自分でも呆れるくらい敏弥の事が好きなんよ」

「……え?」

「毎日毎日頭の中は敏弥でいっぱいや。でもそんなん言うたらきしょいやろ?だから言い出せへんかった」

「だ、堕威君……」

「だからその……敏弥が嫉妬してくれたのは嬉しかった。やから俺もこのメールの事、正直に言うわ。これはマネージャーからきたメールやないねん」

「ほ、ほんと?じゃあ誰が?」

「俺が自分で送ったんや」

「……え?ど、どうしてそんなことしたの?」

「嫉妬してほしかったんよ……最近、敏弥が俺に素っ気ない気がしてな」

そう、ここ最近敏弥は俺に素っ気なかった。

いつもならべったり甘えてくるのにドライな態度をとったり。

だから俺は甘々な敏弥を取り戻す為、自作自演の匂わせメールを作ったのだ。

「前みたいにもっと甘えてきてもええんやで?」

「で、でも……堕威君にめんどくさいって思われたくなくて……」

「そんなことない。むしろ嬉しいくらいやわ」

「あうぅ……そ、そんなこと言われたら甘えたくなっちゃうよぉ」

「ええよ、ほら」

俺は腕を広げた。すると敏弥は俺に勢いよく抱き着いてきた。そんな敏弥を俺は優しく抱きしめて頭を撫でる。

「あぁ……やっぱり堕威君の腕の中が1番安心する~♡」

「ほんまか?それはよかったわ」

しばらくお互いに抱き合っていると、不意に敏弥が猫のように俺の腕に頬をすりすりしてきた。

美しいお顔がふにゃりと気持ちよさそうに歪んでいる。

「はぁ……幸せすぎる……♡」

「ほんまに敏弥は可愛いなぁ」

俺が優しく頭を撫でると、敏弥はさらに甘えたように腕を絡めてきた。

「んふふ……もっと頭なでて……」

「はいはい……」

俺はそのままの状態でベッドに腰をかけた。すると敏弥が脚の上に乗っかってきたので俺は腕を回して抱きかかえる。

「ずぅっと我慢してたんだよ……堕威君に嫌われたくなくて……」

「だから最近俺より早う寝るようになったん?」

「うん……だから堕威君から誘われても我慢してたの……だって止まらなくなっちゃうから」

その言葉に俺の心臓は勢いよく飛び跳ねた。

「……ほんまに?」

「うん……早く堕威君のが欲しくて欲しくて……でもわがまま言ったら駄目だから頑張って我慢してたんだよ……」

なんて可愛い事を言うんや。俺は思わず敏弥の唇を奪った。

「んむっ!?」

そんな敏弥は驚いたような声を上げたもののすぐに受け入れてくれた。

そしてそのまま舌を絡ませ合う濃厚なキスをすると徐々に敏弥の甘い吐息が漏れる。

それに興奮してしまい、さらに激しく舌を絡ませた。

「んんっ♡ぅんん……♡♡」

「んっ……ちゅる……れろ……♡」

そうしてしばらくキスをして唇を離すと、二人の間に銀糸が引かれた。

「はぁ……♡堕威くぅん♡もっとぉ……」

敏弥はトロンとした表情で俺の首に腕を絡めると顔を近づけてきた。

「ええで、我慢してた分いっぱい気持ちようなろな♡」

俺は敏弥の腰に手を回しながらキスをする。そしてそのままゆっくりと押し倒した。

「んっ……ちゅっ……はぁ……♡」

「れろぉ……んむ♡ちゅるぅ……♡」

俺達は舌を絡ませ合いながら濃厚なキスをしていく。お互いの唾液を交換し合い、舌に吸い付くようにして口に含むと、舌先でチロチロと舐め回す。すると敏弥はピクっと反応して可愛い声を出しながら応えてくれた。

そして俺は開いている手で敏弥の服を開けさせていった。すると敏弥の色白な胸板が露わになり、俺の鼓動は高鳴る。

「はぁ……♡」

俺はそのまま敏弥の脇腹を優しく撫でると、そこから背中へと手を回した。すると敏弥は僅かに身体をくねらせる。

「ふふっ♡くすぐったいよぉ……///」

「ほんま触り心地ええわ……」

俺はそのまま背骨に沿ってスーッと撫でた。男らしい角ばった背中だが、艶やかで妖艶な色香を放っており、とても美しい。

「んっ……あぁん……♡」

俺は敏弥を後ろから抱きしめるようにしながら背中に舌を這わせた。

するとピクっと反応し、さらに甘い吐息を漏らす。

そして俺はそのまま肩甲骨の辺りまで舐め上げた後再び背骨に沿って舌を這わせる。

そして今度は腰まで下がっていったところで脇腹に吸い付いた。

「ひゃうんっ!?♡」

すると敏弥は身体を跳ねさせて甲高い声を発した。

「あっ、ダメ……そこ弱いの……♡」

「そうなんか?じゃあもっと攻めたるわ」

俺はそのまま敏弥の綺麗な背中にキスマークを付けていった。するとその度に敏弥はビクンと反応してくれる。

そんな可愛らしい反応を楽しみながら、俺は徐々に下へと降りていった。そしてお尻にたどり着くと優しく撫で回す。

「あぁ……だ、だめだってぇ……そこはぁ……///」

「なんでや?ここも気持ちええやろ?」

そう言いながら俺は両手で女性よりも白く美しい太ももを触り始めた。すると敏弥は身体を仰け反らせて甘い吐息を漏らす。

「んっ♡やだぁ……♡」

「嫌じゃないやろ?まぁ、ほんまに嫌やったらやめとこか?」

俺が意地悪そうに言うと、敏弥は涙目になりながらこちらを見つめた。そして俺に抱き着いてきて耳元で囁くように言う。

「ほ、ほんとにやめちゃやだよぉ……もっと堕威君を感じたいからぁ……♡」

もっと触ってと言わんばかりに自ら腰を押し付けてくる敏弥。

「ふふっ、ええよ……もっと可愛がったる♡」

俺はそんな敏弥の頬にキスをすると、今度はさらに下へと降りていく。そして太ももの内側を舌でなぞるように舐め上げた。

すると敏弥はビクビクっと痙攣し、艶やかな声を上げる。

「あんっ……♡はぁ……♡」

その後も何度も舌を這わせていき、その度にピクッ、ビクッと反応する敏弥が可愛くてついつい焦らしてしまう。

しかし早く触って欲しいのか時折物欲しそうに見つめてくる。そんな敏弥が可愛らしくて仕方なかった。

「ふふっ♡ほんまにかわええな……」

「うぅ……いじわるしないでぇ……♡」

「ごめんって、ちゃんと気持ちよくしたるから安心しいや」

俺はそのまま敏弥の脚を開くようにして持ち上げた。そしてその間に顔を近づける。

すると敏弥は期待するような眼差しで見つめてきた。

そんな視線を感じながら俺は舌を出して太ももを舐め上げた後、ゆっくりと股間に近づけていく。

「早う触って欲しくて堪らないんやなぁ?」

「うぅ……///だって……早く堕威君を感じたいもん……♡」

「ほんまかわええな……」

俺はそう言うと、焦らすように太ももの内側に舌を這わせていった。そしてそこから徐々に上へと昇っていく。

すると敏弥は切なげに吐息を漏らすが、決して脚を閉じるようなことはしない。むしろもっとして欲しいと言わんばかりだった。

そしてついに敏弥のモノに触れる寸前まで来たところで動きを止めると、俺はニヤリと笑って言った。

「どうや?そろそろ限界ちゃうか?」

「はぁ……はぁ……もう我慢できないよぉ……♡」

「しゃーないな、ほな……」

俺はそう言うと敏弥の下着を下ろし始めた。すると窮屈な場所から解放されたようにビンビンに反り立ったモノが姿を現す。

「ふふっ♡もうこんなになって……そんなに期待してたんか?」

「うぅ……だ、だってぇ……♡」

俺はそのまま敏弥のモノを口に含むと優しく吸い付いた。すると敏弥は腰を浮かせて甘い吐息を漏らす。

「あぁんっ♡だ、堕威君の口の中ぁ……♡」

俺はそのまま口を動かしながら舌先で裏筋を刺激したり、亀頭部分を集中的に舐め回した。そして時折吸い上げるようにしてやると敏弥は身体を仰け反らせて反応する。

「あぁっ♡そ、それだめっ……気持ち良すぎるよぉ……♡」

「ふふっ、ええよ……いっぱい気持ち良くなってな♡」

俺はさらに激しく舌を動かしたり、手を使って玉袋を揉みほぐすようにして責め立てると敏弥は限界を迎えた。

だが相当我慢していたせいかまだ物足りなさそうな顔をしている。

「あぁ……だ、堕威君……もっとぉ……♡」

俺はそんな敏弥のおねだりに応えるようにさらに激しく攻め立てた。すると程なくして絶頂を迎えたようで勢いよく精液が飛び出し俺の口内を満たしていく。

「んっ……♡」

俺はそれを全て受け止めると喉を鳴らして飲み干していった。そして最後に尿道に残ったものを吸い出し、口を離す。

するとそこには唾液と混ざり合った白濁液が糸を引いた。そしてそれを見せつけるようにしながらゴクリと飲み干す。

「の、飲んじゃったの……?」

「当たり前やろ、もう我慢できへんわ……」

「ふふっ、嬉しい……♡」

俺はそのまま敏弥を押し倒すようにして覆い被さると唇を奪う。そして舌を絡め合った後、ゆっくりと口を離した。

「今度はこっちでな♡」

そう言って俺は服を脱ぐとすでに準備万端のソレをあらわにする。

すると敏弥はゴクリと唾を飲み込んだ後、物欲しそうに見つめてきた。

しかしすぐに恥ずかしげに目を逸らす。そんな様子が可愛くてつい意地悪したくなってしまう。

「なんや?今更怖気づいたんか?」

すると敏弥は顔を真っ赤にしながら慌てて言った。

「ち、違うもん!ただ……ずっと我慢してたから……その……嬉しくて……」

そう言って敏弥は我慢できずに俺のモノを口に含んだ。そして舌を使って丁寧に舐め始める。

「んっ……♡れろぉ……♡」

「あぁ……気持ちええよ♡」

俺は敏弥の頭を優しく撫でると、さらに激しく頭を動かし始めた。一生懸命奉仕してくれる姿に興奮してしまう。

(あぁ……ほんまに可愛いわ……)

俺はそんな敏弥を見て更に昂りを覚えた後、彼を押し倒して覆い被さるようにしてキスをした。そしてそのまま腰を動かすようにして擦り付ける。すると敏弥はビクビクっと反応し、俺のモノをさらに強く刺激してきた。

「んっ……♡はぁ……♡」

「あぁっ……もう我慢できひんわ……挿れてええか?」

俺がそう聞くと、敏弥は潤んだ瞳でこちらを見つめてきた。そして小さくコクリと頷く。

そんな敏弥に優しくキスをすると、彼の脚を持ち上げて自分のモノを宛がった。そしてそのままゆっくりと挿入していく。

「んっ……♡あぁん♡」

「くっ……!相変わらずキッツいな……」

俺は少しずつ奥へと進めていきながらとある場所を探り当てた。すると敏弥は大きく痙攣し、背中を大きく反らせる。

「ひゃうんっ!?♡」

「ここやな?気持ちええやろ?」

俺はそこを重点的に責め立てるように腰を打ち付け始めた。

するとその度ごとにビクビクっと反応し、快感に耐えるように俺の背中に手を回してくる。

そして耳元で甘い吐息を漏らし続けた。

「んあっ……あぁっ……♡堕威君の……おっきぃ……♡」

「ふふっ♡嬉しいこと言ってくれるやんけ♡」

俺はさらに激しく腰を打ち付けた。すると敏弥は限界を迎えたのか身体を大きく跳ねさせ、絶頂を迎える。

「あぁっ♡だ、だめ……♡イッちゃう……♡」

そんな彼のモノからは勢いよく精液が飛び出した。しかしそれでもなお俺は動きを止めない。むしろより強く腰を打ちつけていく。そしてついにその時が来た。

(あかん……もう我慢できへん……!)

「くっ……!出すで……!」

俺はそう宣言すると一気に腰を突き入れた。その瞬間に大量の精液を放出した。

ドクンドクンと脈打ちながら敏弥の中に注ぎ込んでいく。

そして全て出し切った後も余韻に浸るようにゆっくりと腰を動かし続けた。

「はぁ……♡はぁ……♡」

「ふぅ……めっちゃ気持ちええかったで♡」

俺がそう言うと、敏弥は嬉しそうに微笑んできた。そしてそのまま俺に抱き着いてくると耳元で囁くように言う。

「えへへ……嬉しい♡もっとして……♡」

俺はそんな敏弥の頭を撫でてやりながら再び腰を動かし始めた。すると彼は甘い声を上げ始める。

「あんっ……♡はぁ……♡」

「まだまだ終わらへんで?これからや……!」

俺はその後も何度も敏弥を抱き続けた。その度に彼は可愛らしい反応を見せ、俺を興奮させた。

そしてしばらくの間交わり続けるのだった。

翌日、目を覚ました俺は隣で寝息を立てている敏弥の髪を優しく撫でていた。

すると彼はゆっくりと目を開き、こちらを見つめてくる。

「おはようさん」

俺がそう言うと、敏弥は恥ずかしそうにしながらも微笑んできた。

そして俺の胸元に顔を埋めて甘えるようにして抱き着いてくる。

「大好き……♡」俺はそんな敏弥を優しく抱きしめ返すと、そのまま唇を重ねた。

そしてお互いを求め合うようにして舌を絡ませ合う。

「んっ……ふぅ……♡」

しばらくして唇を離すと唾液の橋がかかったが、すぐに切れてしまう。

俺はそれを名残惜しく思いながらもベッドから降りた。

「あ、これどうしよう」

振り向くと敏弥の首筋にはくっきりキスマがついていた。俺が昨日つけたやつやな。

「暑いかもやけど首まで隠れる服着ればバレへんやろ」

「夏にそんな服着たら変な人じゃん(笑)でもいいよ、俺は堕威君の物って証明だから」

そう言って隠すしぐさもなく、それどころかわざとノースリーブを着る敏弥。

「ほぉ?言うやんけ」

俺はそんな敏弥の可愛げに応えるように再びキスをした。


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