🌩️🦒×🍱🦖
センシティブな表現あり
付き合ってる設定
多少口調迷子です
攻め→🌩️🦒 『』
受け→🍱🦖 「」
その他→fm&[ ]
🍱🦖side____
昨日の夜から僕のお家でリトとお泊まりしてたんだけど、急用が入ったとかで先程荷物を持って帰ってしまった。
「は~…いっぱい甘えたかったのになぁ…」
時刻はまだ朝の10時過ぎ。
何をするにもまだこれからという時間。
なんせ今日リトとやりたいことが沢山あって、諸々の準備もしてたからより一層寂しいし悲しかった。
一緒にご飯作って、一緒にゲームして、見たいドラマがあったからCDも借りてきて、一緒に買い物して、あわよくば…?なんて考えてたのに。
今電話かけたら嫌がられるかなぁ…
多分かけても出れないだろうな…
一か八か、電話をかけてみることにした。
部屋には着信音だけが鳴り響いていて、リトがここに居ないことを再認識させられてるようだった。
結局電話に返事は無く、リトの携帯に不在着信の通知が届いた頃。
携帯なんてリビングに放置したまま、朝まで一緒に寝ていたベッドに座って、リトの使っていた枕を抱きしめ、顔を埋めた。
「寂しいよりとくん…泣」
「どっか行っちゃったぁ…泣」
ひとしきり泣いたあと、枕を元の位置に戻してそのままベッドへ仰向けで倒れこんだ。
僕の目元赤くなってるんだろうなぁ…
…あ!やけ酒しよ~!
いつもなら大きなジョッキを何杯でもぶちかます僕だが、精神的にきつい時はジョッキの半分も飲まずして悪酔いする。
今の状態じゃ悪酔いすることなんて百も承知。
それでもやけ酒してやろうって思った。
リビングに戻ろうと、ベッドから降りてすぐ視界に映ったのは明らかに僕の物ではない大きなパーカー。
元気が無いながらもそれを拾い上げ、目の前で広げて見ればリトのパーカーだった。
「んは…!忘れ物かな…?」
「…ちょっとならいいよね…?」
すぐにそのパーカーを着て、僕には長すぎる袖口を顔に近づける。
「えへへ~♡ りとくんの服~…!」
「この匂いだーいすき!」
「は~♡ぎゅーされてるみたいで落ち着く…♡」
無意識のうちに僕のはおっきくなっていて、この甘美な状況に理性すら働かない僕は、リトのパーカー以外を脱いだ状態でリビングに向かった。
慣れた手つきでハイボールを作り、机の前に座った。1人でも「かんぱ〜い!」なんて言ってジョッキの半分をがぶ飲みした。
その後2分くらいでジョッキは空になり、それを放置したまま寝室に戻った。
続きます
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