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るななっち
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ありがとう
赫紫/R有
地雷🔙
《赫side》
俺には最近通いつめている店がある。
割と最近に出来たお店らしくて興味本位で入ったら、オーナーがすっげぇ優しい人でその人と話すために通っている。
俺のいつも頼むものを覚えててくれるし、俺が嫌なことあったら気が済むまで話聞いてくれる。
絶対にモテる、あの人。
扉を開けるといつも通り、オーナーが笑顔で迎えてくれる。
紫「…あ、いらっしゃいませ。今日も来てくれたんですね」(微笑
赫「あ、はい…笑。ここ、何注文しても美味いんで常連化しそうです、」
紫「なつさんに言われると、なんか嬉しいですね、笑」
赫「…そっ、すか…..笑/」
オーナーの名前はいるま。
見た目はパッと見ガラ悪そうだけど、話すと意外とかわいいところとかあってギャップ。
お互いに名前+さん付けで呼びあってる。
紫「いつものでいいですか?」
赫「あ、はい…お願いします」(微笑
紫「あ、そうだ新しい商品作ったんですよ。良かったら試しに食べてみてくれませんか?」
赫「え、いいんですか?そういうのってなんていうか……企業秘密?みたいなやつじゃ……」
紫「企業秘密って…笑。うちは企業じゃないので大丈夫ですよ。それに、俺がオーナーなので」
赫「…い、いるまさんがいいなら、全然……食べてみたいです、/」
紫「分かりました、今持ってきますね」(微笑
その笑顔、ほんとにずるい。
…でも、「好き」なんて絶対言えない。
関係が崩れたらって考えると喉が詰まる。
けど、あの笑顔を向けられるとなんか、ぎゅってなる。
赫「ありがとうございました、美味しかったです」
紫「良かったです。うちはなつさんが1番の常連といっても過言ではないので、ありがたい限りです」(微笑
赫「っ…、ずる……///」(呟
紫「…?なんか、言いました?」
赫「あ、いや…なにも、」
赫「お会計させてください。いくらですか?」
紫「あぁえっと……720円です」
赫「はい…、」
紫「800円お預かりします…80円のお返しです、ありがとうございました」(微笑
この笑顔の破壊力で「ありがとうございました」なんて言われたらまた来るしかない。
この笑顔を見る度に次はいつ行くか自分の頭の中で予定を立てている。
赫「…いるまさんは、この後退勤ですか?」
紫「あ、そうなんです、笑」
赫「そうなんすね…、お疲れ様です」
紫「ありがとうございます笑。では、着替えるので、これで。」
赫「…はい。」
今日も言えなかった。
ほとんど毎週通っているのにいつも言えずに終わってしまう。
自分の情けなさに嫌悪しながら帰る。
電車に乗り、最寄りで降りて暗い道を通る。
この道は路地が多くて如何にも治安が悪そうな場所だが、ここを通らないと家には帰れない。
いつも通りそこを通っていると、微かに音が聞こえた。
なにかをカリカリと引っ掻く音と、動物の鳴き声。
赫「この鳴き声…猫か、?」
恐る恐る音のする方を覗くと、1匹の猫が自分が入っていたであろうダンボールをカリカリと爪で引っ掻いていた。
俺に気づくと人懐っこく「にゃっ」と鳴いた。
動物は別に好きでも嫌いでもない俺だが、この猫にはなぜか愛着がわいた。
赫「お前、かわいいな。野良か、?にしては毛並み綺麗だな……」
見つけて声をかけた手前、そのまま見捨てるわけにもいかず、家に連れ帰った。
赫「まずは…なんだ、風呂か?」
猫を飼った経験のない俺はこういうとき、なにからしたらいいかわからない。
とりあえず、汚れた体を洗ってやることにした。
だが。
赫「こらっ、暴れんな!」
猫「ふにゃーっ!」(暴
赫「おいやめろ。水かかる…っ!」
風呂場で大乱闘が始まった。
洗ってやらないとリビング汚れるし猫にとってもデメリット。
だが猫は水が嫌いなせいでとことん暴れまくる。
恩を仇で返すとはこういうことなのかもしれない。
赫「いい加減にしろ、!」(尻尾 掴
猫「っ…!?」(びくっ
少し強引なやり方だったが、猫の尻尾を掴んで引き寄せる。
もちろん、痛くない程度の力でやった。
猫「にゃっ…、にゃん…っ、」
赫「大人しくしてろ、そのまま」
赫「てか、尻尾かわいい……」(触
猫「っ…、にゃ…っ、」
赫「尻尾振ってる……喜んでるんだっけ、?」※不機嫌です
赫「もっと触ってみる、?」(付根 触
猫「っにゃ…!?」
ぼふっ
赫「え、ちょ、なに…!?」
赫「……へ、?」
紫「っく、…っは、/」
赫「い、いるまさ…っ、!?////」
紫「は、?なつ…さん?」
赫「ちょ、ちょっと、服きて!服きてくださいっ…!!///」
紫「え、?あ、」
赫「あ、じゃない!!//////」
赫「…で、なんで猫が急にいるまさんに……?」
紫「ぁー…っと、」
紫「…たまたまじゃないですか、?」
赫「とぼけないでください」
ソファに座らせて尋問開始。
猫が知り合いになるとか漫画でしか見た事のない話だ。
いるまさんはとぼけてるけど目が泳ぎまくってる。
そもそも「たまたま」で猫になんてならない。
赫「…なんであのタイミングで人間に戻っちゃうんですか…、///」
紫「あれはお前が悪い」
赫「…へ、?」
紫「あ。」
急に「お前」呼びされた。
こっちが素性っぽい。
紫「ご、ごめ……」
赫「ぁー…いいっていいって。てか、俺もタメでいけばよくね?」
紫「は、?」
紫「……じゃ、じゃあ…タメで、」
赫「ん、笑」
赫「で、なんで猫だったん?たまたまなわけねぇだろ」
紫「ぅ…゙、」
赫「……はやく」
少し詰め寄って急かす。
いるまさん…いや、いるまは少し狼狽えてそれから諦めたように小声で言う。
紫「…獣人、って知らねぇのかよ……。それに似た感じ、それだけ」
赫「ふーん、?」
赫「それってさ、半猫化もいけんの?」
紫「は、?…多分いけるけど」
ぽんっ
紫「ほら、」
赫「へー…?」(尻尾 触
紫「ひ…っ、!」(びくっ
赫「は、?」
紫「っ…~~~/////」(顔逸
半猫化したいるまの尻尾触ってたらびくって腰動いた。
聞いたことないくらいの甘めな声だして。
新しい1面知れたかもしれた…?
赫「…いるま、意外と敏感?」
紫「違ぇよ!!/////」
赫「嘘つけ」
紫「……嘘じゃない」
赫「あっそ。じゃあ試してみる?」(猫耳 触
紫「ゃ…っ、!やめろ…っ、///」(睨
睨みつけてくるけど赤面しながら見てるだけで全く怖くない。
むしろ逆にかわいく見えてくる。
赫「そーゆー顔してると襲われるよ?」(押倒
紫「ひゃ…っ」
赫「…やっと裏の顔しれた♪♡」
紫「んッ…ふ…んんんっ…♡///」(涙目
赫「口縛られてると息できねーなぁ?笑」(奥突
紫「ッんん゙~~っっ、!♡♡゙」(震
紫「んっ…んん、///」(涙目
赫「ほーら、休んでんなよ」(最奥
紫「ん゙~~っっ、!?♡゙゙」(ちかちかっ
息が出来なくているまの顔が歪む。
苦しそうにしているが口を塞がれているせいで喋れない。
涙目で必死に訴えている。
気付かないふりをして続けてやった。
また叫びのような甘い声が漏れる。
紫「ふ…っ、ふぅ…゙///」(涙目
赫「疲れた?」
紫「…っ、」(頷
赫「そ。笑」(奥突
紫「んぅ゙ぅ゙ッ…!!♡♡」(涙目
紫「んんッ…゙んっんっ、~~!♡゙」
赫「落ち着けって、リラックス。笑」(猫耳 触
紫「んん゙~~!!♡♡゙゙///」(泣
いるまが疲れているのは目に見えてわかったが止めるつもりはなかった。
耳と尻尾を触ってやると声が一際大きくなる。
猫って腰のあたり弱かったよな。
赫「泣くなって」(腰
紫「ん゙ッ、!!♡゙」(泣
赫「ほらほら♪」(とんとん
紫「ん゙ぁ゙~~っっ♡゙」
ほらな。
紫「ん゙、んんぅ゙ッ…、」(落
赫「…あーあ。」(支
赫「こんな鳴いちゃって笑」
つい数時間前まで優しくて、お互いに気を使って敬語使ってた相手とヤることになるとか思っても見なかった。
明日の朝になったら怒られるだろうか。受け入れてくれるだろうか。
赫「これからも相手よろしく♡♪」