テラーノベル
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設定
しゅん(25歳):すずの実の兄。真面目な社会人。結構イケメン。
すず(17歳) : 高校2年生結構優等生。思春期真っ只中。
それでは本編へ!!
すず「ちょっと!お兄ちゃん見すぎ💢」
怒り気味の声とともに、すずは手で身体を隠し
背を向けた。
しゅん「お、お前がそんな格好してるからだろ…」
顔をそらしながら、しゅんは言い訳のように呟いた。
それ以上は何も言わなかった。
部屋には冷たい空気が漂っていた。
まるであの日のように。
1週間前__
あのとき、ドアがほんの少し開いてたのはただの偶然だった。
しゅんも呼びかけようとした訳ではない。
何気なく通りかかって、視界に入ってしまった。
そして逃げた。
兄妹として見てはいけない何かを見た気がした
それ以来、2人の距離はあきらかにおかしくなった。
同じ食卓にいても会話はなし。
目が合えばすぐに逸らす。
母には「最近2人とも変ねえ。」と笑われたけど全然笑い事じゃなかった。
そして今日。
両親が結婚記念日の旅行で3日間もいない。
すずは普段よりラフな格好で風呂から上がり出てきた。
しゅんは無意識だった。
でも、しゅんはまた目をそらせなかった。
すずの肩のライン、濡れた髪。
その視線を察して声を上げた。
すず「…ねえ、お兄ちゃん?」
しゅん「ん、ん?」
すず「あの日なんで逃げたの?」
その言葉で時が止まった気がした。
しゅんは少し黙って、顔を伏せた。
しゅん「……なんて言えばいいか分かんなかった。びっくりしたし、怒られると思ったから…。」
すず「そうなんだ……別に見られたことより、気まずくなったのが嫌だっただけ」
しゅん「…うん。」
すず「…なんか、前みたいに話せないの、嫌だ。」
しゅんは小さく息を吐き、ソファの背にもたれた。
しゅん「なんか俺も変に意識しすぎたのかも…。」
すず「変にって?」
しゅん「すずも高校生だし。そういうのあるんだなって。」
すず「なにそれ。ばかじゃないの!」
すずの言葉には前みたいなトゲがなかった。
それより、頬がほんのり赤くなっていた。
今夜の夜は久しぶりにテレビを一緒に見た。
ほんの少し空気が和らいだ。
何かが変わったような、戻ったような。
そんな2泊3日の最初の夜だった。
今回はここまで!!!!
次回も楽しみにしててね︎💕︎︎︎💕︎︎
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