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“吉田視点”
『仁ちゃん仁ちゃんこれ見てや!!』
『仁ちゃん今なにしてるん?』
『やったぁ!!仁ちゃんとやん!』
ぴょこぴょこ俺に寄ってきて、
それはもう楽しそうに話す舜太。
可愛いんだよなぁ。シンプルに。
こんなこと思う自分を受け入れられないけども。
あいつの声、顔、全て頭から離れてくれない。
重症すぎだろ。
「おはよう仁ちゃん!!今日も早いなぁ笑」
「…ん、おはよう。
舜太もだいぶ早くなったじゃん」
「やろぉ~?俺偉いやろ!」
「っふ笑えらいえらい」
…ぁ~~ヤバい可愛い俺大丈夫かニヤけてないよな
いや恋する乙女かよ俺きっも。
「…ん…?あれ、なんか仁ちゃん…」
その言葉に俺はバッと顔を上げる。
多分、
というか結構えげつない顔してると思う。俺。
「…なに?」
「……朝いちごオレでも飲んできた?
めっちゃいちごの匂いするねんけど笑」
…いやお前さぁ、いい加減にしろよ?
そんな真剣な顔で聞いてくんなよ。
俺1回覚悟決めたんだぞ?
俺は安堵でため息をつく。
「……いちごは食ったよ…。よく分かったね」
絞り出すように声を出す。
「やっぱりな!!俺鼻ええわぁ!」
嬉しそうにニコニコする舜太。
…俺だけか。こんな一喜一憂してんの。
なぁ舜太。
お前はどうやったら俺に堕ちてくれんの?
「はぁぁ…めっちゃお腹空いたわ…」
「空いたね~…」
レッスンが終わり楽屋でひと息つく。
「…あ、てか舜太、今日の動きめっちゃ良かったよ。」
「っえ、ほんまに!?嬉しいわぁ~」
相変わらずの笑顔で喜ぶ舜太。
………もっと。
「ほんと舜太ってさ、スタイル良いから
何でも似合うよな。」
「そ、そぉ?ありがとう!笑 」
まだ。
「…舜太の笑ってる顔が1番可愛いよ。」
「……ぇ…」
…………言い過ぎた。完全に。
しばらく沈黙が続いて、舜太が口を開く。
「え、あ…っ、仁ちゃん そういう事言うねんや!笑」
「なんかびっくりしてもうたわ…笑」
「……いやぁ…?俺舜太にしか言わないけどね」
目を丸くして俺を見る舜太。
「…え、……それは、どういう意味なん」
………
「………好きってことだよバーカ。」
「……、っ、ぇ…」
顔を真っ赤にして、何も言えない舜太。
あ゙~…。これが見たかったんだよ。
コメント
1件
おお、第1話からガッツリ来たな…! 仁の「好きってことだよバーカ」からの「これが見たかったんだよ」、最高すぎるわ。ずっと舜太に一喜一憂してる仁の心情が丁寧に描かれてて、最後の告白シーンで一気に持ってかれた。舜太の反応も可愛くて、続きが気になりすぎる! 六さん、良いとこで終わらせたな…次話待ってます🔥