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長い長い大宇宙の休息の時間が来た。
宇宙のキング·スモーキングの拓いた大学に入学した調査団は、宇宙から飛来したアリスト教の信者がその大学に居なかったかを見積る為、地球の監視役に46人のキングの教え子である地球人を下町中心に夫婦で2人体制で管轄に置いた。21世紀を目処にその役目を終え、その管轄外にて教え子達は、地球上で隠居生活を送るようになる。
その46組の頭角を現した、キング·スモーキングの教え子である夫婦から除外された、5人家族は、次の能力を神様から分け与えられた。
父親には【努力の証】に、宇宙の大学の裏口入学は、サヨナラを知る銀河に興味の油を注いでしまうので、同地区担当の中間管理職シースモール·ドリンミに仕事への忠誠心を譲り渡すことにした。
母親には【根性の証】に、現代人には追求と追随を許さない程の王女クルミの予知能力を、薬草から煮出した、お湯の紅茶に注いでもらっていた。それを病人の女王ミレーユに与えた。
長女には【夢の証】に、大宇宙の交代には宇宙猫のミケが注いだお茶で、【尊注仮想】といった『注がれる仮想現実を生み出す能力』を持つ野良猫の立場のミケに与えた。
長男には【能力の証】に、未来や宇宙の出来事まである程度予知してしまう、中世ヨーロッパドームの王には、宇宙からの黒ずんだ超能力を生み出した神の汚れを除去する、タソガレの読心術の適任者として、その国の王女クルミを派遣した。
次男には【親子愛の証】に、その能力に当時の科学では説明がつかないレベルの世界のミニチュアドームを1つ神から日本の東京下町のキングの息子の王子タイトに与えた。
皆が、努力、根性、夢、能力、愛、を忘れないように。
皆が宇宙の眠気から覚め、一日の半分の時間を有効利用するように。
夜眠っている教え子らの子供達に気配りを忘れないように……。
そして民間人には健康な魂を与えて、自分達の寿命の運命を偲ばせるように。平和に目覚めるような苦楽を……神である、キング·スモーキングは生命に与えた。
生命は自分達の人生観に自信を持てるように、キングの四大苦の足枷を大切な戒めとし、それを名前に載せ、肝に銘じました。
第一章(完)
原作 ケンテイシケン
※ 次回から本編に突入です
明日2月12日(日)から掲載予定です
応援宜しくね (*´∀`*)尸”
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