歴史まとめ

古代〜中世

*紀元前1世紀〜15世紀*：ゲルマン民族が現在のドイツ地域に移住。ローマ帝国と接触(ライン川を境に)

*476年*：西ローマ帝国の滅亡。ゲルマン諸部族が勢力を拡大。

*800年*：カール大帝がローマ皇帝に即位。フランク王国が現在のドイツを含む広大な地域を統治。

*843年*：フランク王国がウェルダン条約で分割。東フランク王国(のちの神聖ローマ帝国の原型)が成立。

*962年*：オットー世が神聖ローマ皇帝に即位。神聖ローマ帝国の始まり。

*13世紀〜15世紀*：ハンザ同盟がバルト海・北海で商業を支配。都市の発展。

近世

*1517年*：マルティン・ルターが｢95ヶ条の論題｣を発表。宗教改革の開始

*1618〜1648年*：三十年戦争 神聖ローマ皇帝内でカトリックとプロテスタントが対立。ドイツ地域に壊滅的被害。ヴェストファーレン条約でドイツ諸国の自治が強化。

*18世紀*：プロイセン王国が台頭。フリードリヒ二世(大王)が強力な軍事国家を築く。

近代

*1806年*：ナポレオンの圧力で神聖ローマ帝国が解体。ライン同盟が成立。

*1815年*：ウィーン会議でドイツ連邦が成立(オーストリア主導の35の君主国と4自由都市からなる緩やかな連合)

*1848年*：1848年革命。ドイツ統一と自由、民主化を求める運動が起こるが失敗。

*1871年*：プロイセン主導でドイツ帝国が成立(ビスマルクの統一)(第二帝国)ヴィルヘルム一世が皇帝に即位。ビスマルクが宰相に。

*1914～1918年*：第一次世界大戦。ドイツは中央同盟国として参戦し、敗北。

*1919年*：ヴェルサイユ条約締結。ドイツは領土の一部を失い、賠償金を課される。ヴァイマル共和国が成立。民主主義の試みだが不安定。

現代

*1933年*：ヒトラーが主相に就任。ヒトラー率いるナチス政権を掌握。第三帝国の始まり。

*1939～1945年*：第二次世界大戦。ナチス・ドイツがヨーロッパを席巻するが、連合国に敗北。

*1945年*：ドイツは連合国により占領され、4つの占領ゾーンに分割。

*1949年*：西側占領地域でドイツ連邦共和国(西ドイツ)が成立。ソ連占領地域でドイツ民主共和国(東ドイツ)が成立。

*1961年*：ベルリンの壁が建設され、東西ドイツの分断が象徴される。

*1989年*：ベルリンの壁崩壊。東欧の民主化運動が加速。(東欧革命の波及)

*1990年*：ドイツ再統一。東ドイツが西ドイツに吸収され、現在のドイツ連邦共和国が成立。

*2002年*：ユーロ導入。欧州統合の深化。

*2005～2021年*：アンゲラ・メルケルが女性初の連邦首相に就任。EUのリーダーとして影響力を持つ。

*2021年*：オラフ・ショルツが連邦首相に就任。

*2022年～*：ロシア・ウクライナ戦争の影響でエネルギー対策や防衛対策が転換