テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
「お…そういえば、もうすぐ修学旅行だよな」
「うん、そうだ、ね」
僕には好きな女の子がいる。男勝りで、かっこよくて、距離感バグってて、チョロチョロな僕はあっという間に好きになった。
「あー、修学旅行の代休の日、カレーじゃねえか、」
壁ドンをするような体勢で、壁に貼ってある給食の一覧を眺めて、
不覚にも、ドキドキしてしまう。
もしも、目線の先にいる人が、僕だったなら、
修学旅行の班決めが近づいてきた頃、僕は悩んでいた。
「好きな、子に告白、したくって、」
「マジでぇー!青春!青春!告白しなよ!付き合えたら、同じ班になってくれるに違いないよ!」
僕の友達に相談し、かなり勇気が出てきた。
「でも、どうやって、」
「そりゃ校舎裏だよ!校舎裏!」
校舎裏なんて、ヤンキーじゃないか、
「じゃあ、木の下?」
「と〇メモじゃないんだから、」
「じゃあ教会だよ」
「とき〇モから離れてよ!」
「もう、いい!僕は、僕のやり方で告白する!ダメなら、あき、」
「諦めるの?」
「それはやだ!」
嫌だ、絶対に、だから、
「急に、呼び出して、ごめん!」
「いや、いいけど、ここでよかったんだよな?屋上とか言ってるけど、普通に閉められてっから、焦ったぜ」
「それは、僕が2次元に住みすぎたゆえの、間違いなので、気にしないでもらって、」
告白するっていうのに、情けない、
でも、絶対!好きだから!
「僕は、君が好きです!こういう時ロマンチックなことを言うべきなんだろうけど、難しいです、だから、その、」
僕は頭を下げ続けた。
「ごめん」
あぁ、ダメか、
顔あげると、そこには赤面しながら汗をダラダラたらし泣きそうになっている。想い人がいた。
「自分、男なんだ、」
時が、止まった、断るんだったらしっかり断って欲しい。
「嘘かと思うかもしれねぇけど。その、とあるバカのせいで男になっちまって、そのバカは、あと1年半帰ってこねぇし、」
「それまで好きでいるので、元に戻っても好きなので、お願いです。付き合ってください。」
ここまで来ても、僕は好きだったから
「ば、ばかだろ!」
「あなたを女に変えたバカよりも僕はバカかもですね。だって、あなたが女になってくれたから、僕はあなたが好きになったかもしれない。」
「馬鹿だよお前、自分この姿で、中学に入学したから、もう、恋愛できないだろうなとか、恋人できないかもな、とか思って、」
テンパっているのか支離滅裂に話し出した、
「バカは、嫌いですか?」
僕は泣いている人を、泣いている好きな人を放っておけなくて、嫌われるかもしれないけど、抱きしめた。
「初恋は実らないって言うよなぁ」
「?それは間違ってるね、だって、初恋の人と付き合って今も、一緒にいるもの、」
「そりゃあ自分もだな、」
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!