rdpn
『無茶ぶり 』
地雷 注意
長いので暇な時に…
____
pn.said
「ぺいんとー?どこー?」
「玄関にいるー!」
今の時刻は午後4時。今日は日常組のみんなでご飯を食べに行く予定だ。
「帰りは何時くらい?」
「分かんないけどそこまで遅くならないと思う。帰る時また連絡するよ」
「そう。遅くなりそうなら連絡してよ?」
「わかってるよ!じゃあいってきます」
「行ってらっしゃい。気をつけてー」
俺は彼に手を振って家を飛び出した。
____
rd.said
「連絡ないけど遅いな…」
今の時刻は23時。遅くなるなら連絡するって言ってたのに、そんなものは一切無い。おかしいなと思っていたし心配ではあったため、先程クロノアさんに連絡を入れさせてもらった。
〈飲みすぎで倒れているから送っていく〉との返信が一通。
「あいつはほんとに…w」
あんだけ飲みすぎ注意って言ったのに、と少々呆れながらも帰りを待っていた。
_______
「ただいまぁ〜」
「うわっ。酒臭…」
抱き着いてきたぺいんとを支えながら送ってくれたクロノアさん達にお礼を言い扉を閉めた。
「お風呂入ってきちゃいな」
「ん〜…」
「ほら、起きてー」
「…..」
「ダメかぁ…」
いくら叩いても起きないため、取りあえずベッドで寝かせた。明日説教かな…なんて思いつつ俺も眠りについた。
____
pn.said
「で?迷惑かけた。と?」
「ハイ。スミマセン…」
今は昨日の事で説教中である。帰りが遅くなるのに連絡しなかった事・飲みすぎ注意と言われたのに飲んだ事・クロノアさんたちに迷惑をかけた事など色々したんだなと思った。
「それからはほとんど記憶になくてですね…」
「それだけ飲んだってことか。気をつけろって言ったよ?俺」
「ゴメンなさい。もうしません…」
「まぁ…反省してるみたいだから許してあげるけど 」
「え!ほんとに!?」
彼の説教は30分ほど長くなるので早く終われると思ってちょっとウキウキしてしまった。
それが良くなかったのかもしれない。
「…早くお説教終わりたい?」
「そりゃあ反省してるし終わりたいけど…」
「ふーん…じゃあ1個お願い聞いてくれたら許してあげる笑」
「え、な、なんだよ」
うわっ。この顔は悪いことを考えてる時のらっだぁだ。俺はこの顔を何回か見てるけど何時もろくな事が無かった。前は俺の前でヤッて?って意味わかんない事言われたし、その前の時は…恥ずいから考えたくもない。
「ぺんちゃんキスしてくれる?笑」
「おまっ//…ば、ばかか!やだよ絶対!」
「じゃあ許さないよー?」
「それもやだけど…」
「どっちか選ばないと?笑ねぇ?ぺんちゃん?」
彼はそう言い、段々と俺の方へ近づいてくる。考える暇すら与えないつもりだろう。
結局は壁に追いやられるわ、腰掴まれて離れないようにさせるわで選択肢なんかないくせに…
「キ、キスするから!…そ、の代わり目瞑ってよ…//」
「ふーん…じゃあおねがーい笑」
「ほんとさいあく…」
俺は仕方なくしてあげた。
「ありがとねぇ笑」
「はい!終わったでしょ?離して…よ?」
「ん?まだ終わってないよ?」
「え?…なんっ!」
その後は言わずもがなベッド行き。朝起きれば背中に引っ掻き傷のある彼が寝ていた。
また引っ掻いちゃったんだな~って申し訳ないと思いながら傷を触って、此奴の無茶ぶりは本当に酷いもんだなんて考えていた。
____
rd.said
「おはよ。」
「あっ、起きてたんだ。またごめん傷…」
「謝らないで?俺はあと残って嬉しいけどね?笑」
「ほんとばか…」
頬っぺたを挟んで、おでこをくっ付けて。そんな事してたから照れてんのも丸分かり。
可愛いなって思ったけど口には出さなかった。
その後は2度寝をかましたかな笑。
よく覚えてはいないけど笑
ただ ひとつ思ったのは、
ぺいんとだからかな
やっぱ『無茶ぶり』楽しいや笑
_____
読んで頂きありがとうございました。
皆様お久しぶりでございます。
中々投稿できなく、ちょっと衰えてしまっているかもしれませんが申し訳ありません。
そしてワイテルズの皆様色々凄いですな。驚きの連続でございました。
また時々ではありますが、頑張れればと思っています。
改めまして、 ありがとうございました。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!