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茨城県採石場爆発事故場所茨城県桜川市富谷座標北緯36度22分52.1秒東経140度6分18.7秒座標: 北緯36度22分52.1秒 東経140度6分18.7秒
日付2018年8月23日
午前8時38分[1]、午前8時40分[2][3](UTC+9)原因不明死亡者1人損害火薬庫破損、近隣住宅の窓ガラス破損テンプレートを表示
茨城県採石場爆発事故は2018年8月23日に茨城県桜川市の採石場で発生した爆発事故である。
2018年8月23日午前8時40分ごろ、JR東日本水戸線岩瀬駅からおよそ3km北に存在する採石場において爆発が発生した[1][2][3]。この爆発はトラックに火薬庫から火薬を移動させる作業の最中に発生したとされており[3]、ここに貯蔵されていたエマルション爆薬334.8kgやANFO爆薬775kgの計1109.8kgがすべて爆発したとみられている[1]。この場で作業していた30代の委託会社の男性が行方不明となった[2]が、その後も連絡が取れず遺体も発見されなかったため同年12月5日に認定死亡となった[1]。
事故当時、本来は火薬類取締法が定める「副保安責任者」を選任する必要があったが、これを選任せず、被害者が一人で作業を行っていたとみられており、翌年の2019年8月に委託会社の社長が書類送検された[1][4][5]。
トラックの近くに存在した火薬庫が全壊し、採石場外では近隣住宅約100件の窓ガラスを破損させる被害が発生した[1][4]が、負傷者は発生しなかった[3]。