「♩〜〜〜〜〜〜」
鼻歌を歌いながら薬に手を伸ばす俺、三途春千
代は今すごく機嫌がいい。
溜まっていた仕事をようやく終わらせ、久々に
ぐっすり眠れて気持ちよく起きたからだ。
時計を見ると結構な時間寝ていたようだ。
しかしそんなことは気にとめず、またヤクをキ
メてから二度寝をしようなどと考えた。
本当に俺は機嫌が良かった。そう、あいつが来
るまでは。
ドカァァン!!
「はるちゃ〜ん!起きたァ?♡」
ドアを吹っ飛ばす勢いで足で開けてきたのは同
僚の灰谷蘭だ。
俺の機嫌メーターは一気に下がる。
「あ゙!?人がせっかく気分良かったのに何しに
来たんだよ!!」
「ヤダ理不尽〜♡ていうかめっちゃぐっすりだ
ったねェ〜。みてみてこれ」
素早くスマホを操作し、俺に見せてきた画面に
は、だらしなくヨダレを垂らして寝ている俺の
寝顔があった。
「は!?いつの間にっ!てかなんで鍵かけてんの
に中に入れたんだよ!!!!」
俺の部屋は常に鍵をかけていて、それこそ蘭の
キックじゃないと外からはあかないようになっ
ている。しかし、俺が寝ている間に蘭がキック
をかませば流石に起きるだろう。俺はそんなに
ぐっすりだったのか?
「この前合鍵作っちゃった♡」
そう言いながら鍵を見せつける。
「はぁぁぁ!?!?ふっざけんなよてめぇぇ!!!!」
俺は激怒していて、蘭がカチャリと音を立てて鍵を閉めているのに気が付かなかった。
「よし!はるちゃん、今日はこれを使ってヤろ♡」
いつの間にかベッドの上に来ていた俺と蘭。
そして蘭が持ったのは大量の媚薬と書いた瓶だった。
「ッッ゙゙♡♡♡♡ぁ゙゙ッッ♡♡♡♡」
痒みと似た感覚が俺の息子を中心に全身を襲う。俺は蘭に媚薬を3、4本飲まされ、乳首と息子にたっっっぷり塗りつけられてグチョグチョの体になっている。
その様子を蘭がニマニマと上から見下ろしてくる。何もされていないのに媚薬の効果で乳首は淡いピンクでぷっくり腫れ、息子はダラダラとヨダレを垂らしながらピクピクしている。
「何が言いたそうだけど、どうして欲しいの?
♡」
蘭が腹をクルクルとなぞりながら言う。
思いっきり擦ってイかせてほしい。なんて言えるか!!
「うるせッッ゙失せろッッ………♡♡♡」
「ふぅん♡」
カリカリ♡♡
「ヒッッ♡♡♡♡」
乳首を爪で器用に引っ掻いた動作に、思わず声が出る。
コスコス♡♡キュッ♡♡グリグリ♡♡
「ヴぁッッ゙♡♡♡ぁ゙゙あ゙ッッ♡♡♡」
左右別々の触り方をされて、一気に絶頂へと登り始める。
「ぁ゙゙♡♡♡もッイクッッ゙♡♡♡♡」
ピタッ
「………ッッは?」
ギリギリのとこで手を止められ、1番気持ちよくなれるところがなれなかった。
「どうしたの?♡止めないで欲しかった?♡」
「なにかして欲しいんならちゃんと言って?はるちゃん♡」
あ゙ーもう。ヤケクソだ。どーにでもなれ。
「………かせろ….」
俺がボソボソと喋ると顔を掴んで微笑む蘭。
「ん?なんて?♡♡」
「ッッ!さっさとイかせろクソ野郎!!!!」
こいつに逆らうのは無理だと思った俺は、もう気持ちよくなってしまおうと思い始めた。
「りょ〜かい♡」
悪魔のような笑みを浮かべ、蘭の手は俺の体とのびていった。
バチュンッッッ!!♡♡♡
「ッッッぁ゙゙あ゙ッッ!?♡♡♡♡♡♡♡ン”ッッ♡♡♡♡」
肌を打ち付けあう液体混じりの音が部屋に響く。俺のOKサインが出たとたん、蘭は先程とは別人のような動きで俺を責め立てた。
「媚薬で敏感になった体はどう?♡体中触って欲しくてたまらないでしょ♡♡」
そう言いながら俺の体を太もも、腰、腹、胸の順で、大きい手のひらがス〜♡となぞっていく。
「ン゙ン゙ぁ゙ッッ♡♡♡♡♡」
それだけで俺はビクビク♡と痙攣して先っぽから精子を吹き出した。
「もぉ〜春ちゃん何回目?そんなに気持ちいなら、もっと締めてッッ!」
ドチュンッッ!!♡♡
「〜〜〜〜〜〜ッッ!?!?♡♡♡♡♡♡」
声なならない声を上げ、またもや体が痙攣する。目の前に白い星がチカチカの瞬く。そろそろ限界も近いようだ。
バチュンッッ♡♡バチュンッッ♡♡バチュンッッ♡♡
「ぁ゙゙あ゙ぁ゙ッッッ!!♡♡♡♡やッッめッッ♡♡ン゙あ゙ッッッ♡♡♡♡♡♡」
めちゃくちゃに叫んで、ここら辺からはもう記憶が曖昧だ。覚えているのは、少量の汗を垂らしながらも笑顔を浮かべる蘭の顔と、その眼にうつるだらしない俺の顔だけだった。
次の日の朝、たまたま俺に用事があった九井とマイキーに裸でベッドに横たわる男2人を目撃され、おおいに引かれた。俺が必死に説明してる横でパンツどこー?と間抜けな声を出す蘭は、いつにも増して清々しい顔をしていた。
めでたし、めでたし
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