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「スースー」
土籠「おい、起きろ」
「ん、んー」
土籠「起きろ。実誘」
「ふぁ~」
センセーに名前を呼ばれ実誘は起きる
「ん~センセ?」
土籠「あァ…」
「今何時?」
土籠「今は…6限目が始まる前だ」
土籠「行くか?」
「行かな~い」
土籠「そうか」
土籠「お前、授業なくていいのか?」
「良いんじゃな~い?」
先生も何も言ってこないし
土籠「はァ…」
「何?」
土籠「いやァ、お前次誰を狙ってんだろうなって」
「んー源光くん♡」
彼イケメンだし美味そうじゃん?
土籠「あいつは祓い屋だぞ?」
土籠「しかも俺の生徒かよ」
そう、源家は祓い屋なのだ
「うん、そんなこと知ってるよ~」
土籠「まぁ、祓われないようにな」
「勿論」
「てか~、祓われるわけないでしょ?」
土籠「まァ、そうか…。何かあればお前はすーぐ人を襲うからな」
「男の子限定だけどねぇ~」
土籠「そうだったな」
「そ~だよ」
何せ夢魔だからね
「女の子にはあんまり効かないかさー」
土籠「当たり前だろ」
「まぁ、そこがめっちゃ不便だけどね」
土籠「てか、源を狙うのは良いが。多分ガード固いぞ?」
「あー、そっか…」
土籠「じァ、よく纏わり付かれてる源兄の方を狙えばいいじャァねェか」
「あの子はちょっな~」
土籠「嫌なのか?」
「んー、嫌っていうか。バレたらヤバイかもって感じ。」
「まぁ、だから輝くんは遠慮がちするかな…」
土籠「そうか…」
土籠「でも、アイツ良くお前に言ってるじャァねェか」
土籠「抱いてくださいとか結婚してくださいとか」
「あー、言ってるね~」
そんな下らない話をしていると
バン!!と扉が開いた
輝「実誘先輩!」
「お、噂をすれば…」
輝「好きです!結婚してください!!」
「んー無理」
土籠「即答ですね」
輝「これも先輩からの愛なのかな?」
「遂に壊れちゃった?」
輝「辛口な先輩も愛してます!!」
「ありがとう」
土籠「はぁ、全く。源くん」
輝「何ですか?」
土籠「下校時間に近くなったので早く帰った方が良いですよ」
輝「…分かりました」
「バイバ~イ」
輝「先輩!また明日!」
「元気だね笑」
土籠「大変そうだな」
「適当に散らせとけばいいの」
土籠「最低だな」
「うるさい」