テラーノベル
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最初は、こさめが少し“演じて”いた。
少し体調が悪いふりをする。
少し弱い言葉を吐く。
そうすれば、すちはすぐ心配そうな顔で駆け寄ってくるから。
他の人の誰よりもこさめを優先して
その必死さが、好きだった。
でも。
気づいたら——
演技じゃなくなっていた。
🦈「今日、誰とも話してない」
こさめがぽつりと言う。
🍵「仕事は?」
🦈「‥行けなかった」
本当は、いかなかった
すちがいればいい。
それ以外、少しずつどうでもよくなっていた。
🍵「こさめちゃん、最近、大丈夫、?」
すちは心配そうに覗き込む。
その視線が、甘い。
🦈「すっちーがいればいいもん」
素直に言うと、すちの瞳が揺れる。
🍵「……そんなこと簡単に言わないで」
口では否定するくせに、
どこか嬉しそう。
こさめはだんだん食事も不安定になる。
🍵「ねぇ‥ご飯、食べた?」
🍵「食器そのままだけど、」
🦈「忘れてた」
本当は忘れてない。
でも、すちに食べさせてもらう時間が好き。
🍵「も〜!食べなきゃ駄目でしょ」
怒る。
でも手は優しい。
🍵「ほんと‥俺がいないとダメじゃん」
その言葉が欲しい。
🦈「うん」
こさめは迷いなく頷く。
🦈「すっちーいないと、たぶん何もできない」
それはもう半分本音。
友達からの誘いも断るようになる。
🍵「なんで、行かないの?」
🦈「‥めんどくさい」
本当は、すちが不機嫌になるのが怖い。
行かなかったら理由を聞くくせに
行ったら不機嫌になっちゃう
🍵「こさめちゃん、俺優先しすぎだよ?」
すちは言う。
でも
🦈「でもこさめいないとダメじゃない?」
確認する。
🍵「ダメ」
即答。
🦈「やっぱり」
そういってこさめは二カッと笑う
すちは深く息を吐く。
安心した顔。
ある夜。
なぜかこさめは突然、不安に襲われた。
すちがいなくなったら?
想像しただけで、呼吸が浅くなる。
🦈「すっちー」
震えた声。
🍵「どうしたの、?」
🍵「しんどい、?」
🦈「ね‥ねぇ、どっか行かないよね、?」
🦈「こさめを置いていったりしないよね、?」
🍵「‥行かないよ」
即答。
🍵「ずーっとずっと一緒にいるよ」
優しく、でも確信を込めて。
その言い方が、鎖になる。
🦈「うん、うん‥」
こさめは繰り返す。
頭がぼんやりしている。
世界が狭い。
すちの声だけがはっきりする。
🍵「‥こさめちゃん、最近笑わない、よね?」
🍵「らんらんたちが心配してたよ、?」
🦈「何いってんの、すっちーの前で笑ってるじゃん」
そういい笑う
それで十分だと思っている。
他はいらない。
🍵「‥他のやついらない、とでも考えてる?」
🦈「うん、いらない」
本気。
すちは少し黙ってから、抱きしめる。
🍵「やばいねぇ‥笑」
小さく笑う。
🍵「ほんとにこさめちゃん、俺いないと生きられなくなってる」
責任感でも、罪悪感でもなく。
どこか満たされた声。
「俺がいなきゃダメなんだ」
その確信が、すちをさらに縛る。
こさめはもう、自分で立とうとしない。
立てるのに、立たない。
すちが支えてくれるから。
🍵「こさめちゃん、ちゃんとしなくていい」
🍵「何もしなくていいよ」
すちは囁く。
🍵「俺が全部やる」
優しい声。
でもそれは、檻。
🦈「すっちー」
🍵「なに」
🦈「こさめ、ほんとにダメになってるよ?」
少し笑う。
すちは迷わない。
🍵「いいよ」
即答。
🍵「ダメでも、俺がいる」
その言葉で、こさめの世界は完成する。
自立も、未来も、広がりもいらない。
すちがいるから大丈夫。
だから離れられない。
離す気もない。
🍵「こさめちゃんは、俺のだよね」
🦈「うん」
🍵「俺いないと無理?」
🦈「無理」
何度も確認し合う。
すちはこさめを守っているつもりで、囲っている。
そしてこさめは、
囲われることで、安心して崩れていく。
🦈「大好きだよ?」
🍵「‥俺も」
依存っていいよねぇ‥
なんかおくすり系にするか、メンヘラ系の闇系恋愛にするか
悩んだけど
こういうのもいいよね、ね!
多少おかしいところあったけど許して
訂正する言葉が思いつかなくて
国語30点台の女なのでね
しかたないですね
てか聞いて
期末1週間前
こっわ
コメント
4件
天才なんですか?😭😭😭 本当に依存大好き人間なので嬉しすぎます😋 ありがとうございます神作品書いてくれて🥲🥲
やばいですこのお話大好きすぎます えかわいいです共依存可愛すぎてだいすきですほんとにかわいいです(語彙無