コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
俺は田中圭治。大学を出て3年、25歳になった。だが今とてもまずい状況にある。前からギャンブルをやりまくり、金がなくなり、借金してギャンブルをするようになった。今ちょうど借金取りに追われている。よし逃げ切れた。「甘かったな。」そんな声がした時、意識がなくなった。起きた時には良く分からない場所に倒れていた。「お前さん、目を覚ましたかい。」「ハッ!」ここはどこだ?俺の目を覚ました人は胸に13番と書いてあった。「13番…さんって呼んでいいですか?」「あぁいいよ」そんなことをやっていた時、声がした。「全員目が覚めたかな。ここに集められたのは、全国の1億円以上借金がある者達だ。そのお前ら最底辺どもでデスゲームをやってもらう。」「ふざけるな!」「何でそんなことしねーといけねーんだ!」勿論そんな声は出てくる。「待て、このデスゲームで最後の1人に生き残ったやつにはとあるプレゼントを出す。70億円だ。これで満足だな。」皆は借金生活から抜け出したくてたまらなかった。まぁ俺もそのうちの1人だ。こんなチャンスを見逃すくらいなら、死んだほうがマシだ。「最初のゲームはこの1万人いる中の5000番〜10000番を捕まえることだ。制限時間は4分。捕まえられなかったやつは小指を切る。捕まったやつは死ぬ。じゃよろしく。」「そんな。」「そんなの理不尽じゃないか」そんな慌てる中、「まさか田中か?」「そうだな」そんな声が聞こえる。「おい田中。」「ん?」「木村!?」「それに小林まで!?」説明しよう。木村は高校、大学と一緒に通ったギャンブル友達だ。2年前に音信不通になってから会ってないがまさかこんなところで会うなんて思いもしなかった。小林は大学で出会ったギャンブル友達だ。木村は88番だった。小林は3番で俺は45番だった「まぁいい、そいつを捕まえればいいんだろ。」「行くぞ。」俺たちは一人で行動した。俺と木村はそれぞれ9780番と8700番を捕まえたが、小林は誰も捕まえることができなかった。残りあと2分で木村が「ちょっとこいつを持っといて」「え?」「小林が捕まえられないなら、俺が捕まえる」そのまま木村は疲れて休んでいた5010番を捕まえた。そしてここに戻って「これで小林の小指は助かった。」そう言った。そんな時に5010番が「どうか、どうか、俺の命を見逃してくれ!頼むから!」木村は「いや、駄目だよ。もしもお前があの時、疲れて休んでいなかったら。想像できる?まぁ通りすがりの俺には捕まってなかっただろうね。だからまぁお前もちょっと失敗したところがあるんだよ。だから、駄目。」「クソッ!」「終わったかな。じゃあ楽しいデスゲームは一旦終了だ。今から、言う番号のやつは死刑室へその次に言うやつは切断室へ、そしてそれ以外はそこのドアから入れる寮へ行け。」「じゃあ俺らは全員捕まえたし、寮へ行くか。」
2日目
「最底辺ども、おはよう。」「なぜかたまたま今残っているのが1番〜5000番だけなんだ。不思議だと思わないか。ハッハッハ。まぁそんなことはどうでもいい。今からお前らがどれくらいギャンブルが出来るのか、テストしてやる。今から5枚のメダルを配る。あそこにあるメダルゲームを使ってそれを100枚に増やせ。100枚に増やしたやつには25本のビールをプレゼントする。別に無理をして増やさなくてもいい。寮で待っているのもいい。だが0枚になったら、死ぬ。まあ頑張ることだな。」「どうする。田中。」「まぁ増やさなくてもいいんなら、そのまま寮で待とう。」その時小林が「いや、俺はギャンブラーだからな。5枚を賭けるぜ!」だが、3分後、「ん?」「小林が帰ってきたぞ。」「でもなんか顔色悪そうだな。」小林は「0枚になった。助けてくれ!」「しょうがねぇな。」「一枚やるよ。」「じっと寮で待てよ。」そして、5時間後、俺たちは広場に呼ばれた。「お前ら。なかなかやるな。100枚に増やせたやつは182人だ。逆に0枚になったやつは991人。じゃあその991人は死刑だ。」その日の夜。俺たちは3人で考えていた。「こんな一気に大勢殺すゲームに参加するなんて正気の沙汰じゃない!」「でもどうするんだ。」俺はふと思いついた。「ここから脱出すればいいんだ。」「でも、どうやって。」「あそこに換気扇があるだろ。そこを登っていって外に出るんだ。」「わかった。」だが、小林が「いや、俺は残る。」「なぜだ!」「そんなのバレたら100%死ぬだろ。」「いや、でも!俺らは行く!」「じゃあな。」「クソッ!」「だがしょうがない。あいつの意思は固いんだ。」30分後、俺と木村はやっとの思いでここから出た。
「こういうことがあったんだよ。今はギャンブルをせずに真っ当な仕事をしてるけどね。」「へー、パパ昔そんなことしてたんだー。」「誇らしげに言うことじゃないよ。」「でも、今どうしてるかな。木村と小林。」
デスゲームは金持ちだった。田中の苦労は止まらない。完結。