コメント
2件
その本……うちの藍琉が渡してる☆
午後も相変わらず曇りだ。
私が返ってくるタイミングを見計らったように来たのはまたしても本のあの子だった。
だが、私も本の続きが気になっているのだから何も言えない。一体何巻まであるのだろうか。終わりがよくある物語の終わりではなく面白いものであることを期待している自分が居るのがまた滑稽だ。
今日あの子が持ってきたのは3冊だった。しかも各600項程。な、長くなっている、、、何故、、、?ま、まぁ、、作者にしかそんなことは分からないだろう、、。
何故3冊なのか聞いてみると暇で読んでいたら読み終わってしまったという。わからなくもないが、、、いい加減私が診察するよりも本の方が価値が高くなっていってしまうのだ。代金を支払わせてくれるとは思えないがどうなのだろうか。
さて、、、、診察の時間だ