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knng

1 - 第1話

♥

524

2024年08月17日

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リクエスト募集したやつです。    リク感謝。

注意⤵               ・御本人様関係✖          ・knngです、苦手な方は回れ右

『』knt「」skng

ーーーーーーーーーー

kntSide

僕には好きな人がいる。当然僕はその人が好きなわけで、でもその人は僕のことを好きなのか分からない。流石に嫌いではないとは思うし、なんなら好意だってある…と思う。だって普通に前から仲も良いし遊んだりだってする。だから嫌われてるというのはないはず。ただ、あくまで“嫌われてはいない”だけであって好意はないのかもしれない。好意はあってもそれは“like”であって“Love”ではないのかもしれない。そんなことはないと思っているけど。なんで今こんな事考えてるのかって?それは僕の目の前に“好きな人”がいるからね。しかも夜のランドリーに2人っきり。いくら仲が良くてもランドリーここで2人っきりになれる事はめったにない。つまり何かするには絶好のチャンス。だから、今日“これ”を確かめたい。そんな事を考えていると不意に声が聞こえた。

「何ぼーっとしてるんですか。考え事でも?」

急だったからびっくりした。少し考え過ぎだろうか。でも僕にとって今1番大切な事でもあるけど。

『え?あぁ。ま、そんな感じ』

「珍しいですね。貴方が考え事なんて」

『そーお?ってか僕をなんだと思ってんの』

「ビビリでお調子者のでもだってリーダー?」

話かけて来たと思ったらいきなり悪口を言われてしまった。そこまで酷くないだろ。あえて僕はわざと傷ついた振りをしてみた。

『え、ひど。ふつーに傷つくんですけどぉ』

「事実だと思うんですけど。でも、 悩み事があるなら相談でものりますよ」

事実ぅ?流石に嘘だって。でも相談にはのってくれるんだ。やっぱアキラだわ。こーゆーなんだかんだで優しいところも好きなんだよなぁ。でもアキラの事で悩んでる、なんて言える訳もないし。

『ありがたいけど、相談にのってもらうほどのモンじゃないよ』

「そう、ですか」

「そういえば今日は星が綺麗に見えるそうですよ。良かったら気分転換で散歩にでも行きませんか」

『お、いいじゃん。行こ!』

ここで考えてても何も変わらないような気がしたから散歩に行く事にした。なんか良いアイディアないかなぁ、なんて考えつつ外へ出る。外は風が吹いていて、この季節でも案外丁度良いぐらいの気温だった。

「意外と風が気持ち良いですね」

『そーだね。そんじゃ、ちょっくら歩きますかぁ』

そう言って僕達は歩き始めた。



少し歩くと夜空一面に綺麗な星が浮かんでいるのが見えた。

『わぁ〜、綺麗だね』

「そうですね」

そう言った貴方は少し微笑んでいた。その顔がとても愛おしくて、そんな風に笑うんだって気づいた。星より、夜空より、何よりも、綺麗だった。今ならこの気持を伝えられるかもしれない、そう思って口を開こうとした。 その時_

「今夜は、月が綺麗ですね」

また、貴方は笑っていた。まさか先を越されるなんて思ってもいなかったから動揺してしまった。でも、本当にその意味を分かって言ったのだろうか?それとも、偶然口に出しただけ?どちらでも良い。僕が“それ”に応えればいいだけ。どちらの意味で言っていようと変わらない。

『僕にとって月はずっと前から綺麗だったよ』

言ってやった。やっと言うことが出来た。アキラがどう受け取るのかは分からないけど気持ちを伝える事は出来たはずだ。

「…」

アキラは驚いたような顔をしていた。それから数秒の沈黙が続いた。

「本気、ですか…?」

『うん、本気と書いてマジ』

「そうですか…フフっ」

『何笑っちゃってんの』

そう言ったけど僕も何故かつられて笑ってしまった。

「貴方も笑ってるじゃないですか」

『つられたんだって』

「それじゃあ、ちゃんと言わせてください」



「私、奏斗の事が好きです」




ーーーーーーーーーー


『ngに好きとも嫌いとも言われたことがないkntがngに好きと言わせに行く』というシチュのリクエストで書かせて頂きました!            リクエストとズレていたら申し訳ないです><                  もう一つ話を書く予定ですのでそちらも見ていただけたら幸いです。

この作品はいかがでしたか?

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コメント

4

ユーザー

あんな漠然としたものがこんなに立派になるなんてッ!!!ハチャメチャに好き!!

ユーザー

ッスー、すごい好きですね

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