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前回のあらすじ
イルカショーで濡れた体を、虎狛の力で解決してもらった彗と詩葉。イルカショーも終わり3人は…
第11話
「はあ…大変だった…」
それぞれ着替えトイレ前で虎狛とベンチに座りつぶやくと
「最近、詩葉とはどうなんだ?」
と話しかけてきて、俺は言葉に詰まった。
確かに付き合ってからはまあまあ経つし、一緒に遊びにも行っているし…今日も2人で来るつもりだったわけだからな…
「全然心配することはないと思うぜ」
そんなことを言いながら、俺は一つの疑問があった。
なぜ詩葉は、虎狛がいることについて、特に何も感じているように見えなかったのか。もちろん古くからの友達だし、俺もそこまで気にしてはいなかったけれど、詩葉は2人の時間ではなくなった事、どう思って居るのだろうか。
しばらくの静寂の後、虎狛が口を開いた。
「そうか、ならば良いんだが。少し気になる事があってな。」
虎狛は少し顔を曇らせて続けた。
「最近、詩葉から関わってくる事が増えたんだ。大学の講義も、以前に比べて被る事が多くなっている。よく話しかけてくるようにもなったな。」
虎狛のその言葉を聞いて、俺は言葉が出なかった。最近感じてた、違和感の正体。この件は、この先の生活できっと重要になる。
「何…話したんだ?」
虎狛は俺の言葉を聞き、口を開こうとしたが
「ただいま!」
話の主役が着替えから帰ってきたようだ。
「ねね!今さ、期間限定のキーホルダーあるらしいよ!行こ!」
少し暗い俺に反して、詩葉はいつにも増して騒がしかった。
「はーやーくー!」
遠くから叫ぶ詩葉を見て2人で苦笑しながら俺らは重い腰を上げ付いていく。
「今行く!」
コメント
1件
うわあ、この第11話、すごく気になる展開…!詩葉ちゃんが虎狛に近づいてるのって、ただの偶然じゃなさそうだよね。彗くんの違和感、すごく分かるし、それに気づいてる虎狛も優しいなって思った。3人の関係がどこに向かうのか、ドキドキしながら次を待ってます🌙🤍