注意
非公式cp(Kevin×Lizzy)が出てきます(非公式なはず)
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今日はバレンタイン。
お世話になっている人、大切な人にチョコレートを渡す日。そんな日のPaperschoolの様子を見てみましょう…
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「Lana〜!大変…」
「どしたのー?」焦った様子のClaireがLanaにそう話しかけていた。対してLanaはなんだなんだと言いたげな表情で彼女を見つめていた。
「今日って何の日か覚えてる…??」恐る恐る彼女が聞くと「え?何にもないでしょ!」その答えにClaireは真っ青になった。
「今日はバレンタインよ!!!どうしましょ…すっかり忘れてた…チョコレート買えてないのよ!」「えっ!?もうバレンタインなの!?」彼女もまた忘れていたらしい。それもそのはず、彼女たち、いや学校全体がテストでそれどこではなかったのだ。「やだー!どうしよう…」「それなら放課後に急いで買いに行くっきゃない!」ここでも彼女のポジティブが炸裂している。「まずは………」そんな声を遠くからぼんやりと聞いていたLizzyだけがチョコレートを持ってきていた。しかし恋する乙女とは程遠い悶々とした表情でいた。
「あいつったらまた図書館なのかしら…!?今日はバレンタインなのよ!?いくら自己肯定感がけちょんけちょんなやつでもちょっとの期待を胸に教室にいるでしょうよ!」とかんかんに怒っている。
「まあまあ…それでも渡せればいいんじゃないの?」半ば呆れ返ったような顔をしたPetuniaが言う。
「それはそうだけど…でもいつも話しかけてるんだからそれくらいの気持ちには気づいて欲しいもんじゃない!」照れたようにも怒ったようにも見える真っ赤な顔で叫ぶ。「あーもう我慢ならない!あいつのところ行ってくる!」「いってらー」やる気のない見送りを受け取って彼女は図書館に向かった。
図書館に行くと予想通りKevinが本を読んでいた。本の内容は相変わらずよく分からない難しい本だった。彼の横にどすんと効果音が付きそうなほど強く座った。
「なんだい、Lizzy」「別に???あんたってほんと鈍感ね」彼女はむすっとした顔で返事をした。
(あ〜もう!私ったらなんで今渡さなかったのよ…このまま帰る訳にもいかないしどうしよう…。)机の下にした手には高級そうなチョコレートの箱がある。
(こっちも話すのが気まずいんだよ…読書に集中出来ない。さっさとチョコを渡してくれないかな…)さすがに彼もそこまで鈍感では無い。しっかりとLizzyの思いは伝わっていた。しかしどちらも高いプライドのせいで中々チョコを渡すことが出来なく悶々としていた。そんな状況を打ち破ったのは彼だった。「あのさ。さっさと要件話したら?」
「うぐ…」先程までの態度とは打って変わってしおらしくもじもじとしだした。「えーっと…その…」歯切れの悪い返事に痺れを切らした彼は「いい加減その後ろにしているチョコを渡したらどうなんだい!?」と思わず言ってしまった。「何よ!?気づいてたの!?」一瞬で彼女の顔が真っ赤になっていく。そのことは本人にも伝わっていたらしい。「あーもう!グダって損した!その…HappyValentine…」と言い逃げるように走り去っていった。そんな後ろ姿を遠目に「なんだよ…」と読書に戻るKevinだが、先程のことがあってなかなか読書に集中出来なかった。
そして放課後、LanaとClaireは急いでバレンタインのチョコレートを渡すためにチョコレート店にいた。あらかじめAbbieとEngelには「校門の前で待っていて!」と連絡していたので当日に渡せるはずだ。「これとか好きそうかも?」「いいね〜!!あたしはこっちにしようかな!」それぞれチョコレートを購入し、急いで校門へ向かう。校門の前にいる彼らの所へついた2人は「「HappyValentine!」」
とチョコレートを渡した。みるみる彼らの表情が明るくなっていく。「わあ…!おしゃれなチョコ……ありがとう、Lana!」「わざわざ渡してくれてありがとう。Claire!家に帰ったら一緒に食べよう。」と言い、2組の可愛らしい恋人達はそれぞれの帰り道を辿った。
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こんにちは!梅酒ソーダ‼️です。
バレンタインだと当日に思い出して当日に投稿出来なくて悔しいです…⁝( ;ᾥ; )⁝今回はバレンタインのお話です!!今回は三人称で書いてみました!難しい…🥲︎
そして今回のお話に関するイラスト動画をTikTokの方で投稿しています!良ければ見ていただけると嬉しいです。
そういえば海外では恋人以外にも大切な人やお世話になった人にもチョコレートを渡すらしい…てことはClaireちゃんはBloomie先生にも渡してたり…!?😳😳
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