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#ご本人様には関係ありません
なちゅ ♡
26,416
赤「ッ、、、」
病院につくと
医者や看護師の人たちは
焦ったように
動いていた
その様子を
赤は苦しそうに見るしかなかった
医者「あの、」
いつの間にか
動き回っていたはずの
医者が目の前に来ていた
赤「はいっ」
医者「保護者は、、、」
保護者
そう言われて
赤は少し考え込むような動きをした
赤「黄ちゃん、彼の家ちょっと複雑で、、、」
苦笑いをする
しかし、
笑顔は引き攣っていた
医者「そうですか、」
医者は
悟ったかのように
優しく微笑んだ
医者「黄さんは主に栄養失調やストレスが原因で意識を失ってしまったと思われます」
赤は固まった
赤「ストレス、」
栄養失調については触れなかった
気づいていたのだろうか
医者「高熱に関しては熱中症や記憶障害が関連しています」
赤の体が大きく揺れた
赤「、、、記憶障害ですか」
赤の顔が少しずつさがっていく
医者「記憶障害についてはご存知ですか?」
赤「し、っています」
声が震えていた
手も強く握りしめ
震えていた
医者「記憶障害の症状が悪化し、高熱を出してしまったと考えていますが、命に別状はありませんので」
淡々といい、
医者は去っていった
廊下には
赤、
ただ1人
取り残された
顔を横に向けると
「1015室 ーー黄さん」
赤は
ゆっくりと
扉の前まで行き、
手すりにかけ、
横にスライドさせた
病室には
彼が眠っていた
家にいた時とは違い、
酸素マスクをつけ
呼吸をしていた
赤は彼のすぐそばまで行き
彼の手を握った
握り返されることはない
赤の目には涙が溜まっていき
赤「ごめんねっ、ごめんっ」
彼の顔を濡らしていく
それでも
彼は起きない
やがて、
赤はその場に座り込み
手で顔を覆い尽くしながら
嗚咽を漏らした
病室には
1人の寝息と
1人の嗚咽が
共鳴していた
赤「お願いだからぁ、神さまぁ」
赤は天を仰ぐように
上を向いた
赤「黄ちゃんの、」
言葉が詰まる
赤は涙を拭き
赤「記憶戻してよぉ」
顔を彼に向けた
布団が
上がったり、下がったりするだけで
何も反応はない
赤は立ち上がり
もう一度
彼の手を握った
赤「待ってるから、」
そういい、
名残惜しそうに
病室をあとにした
ーーーーーーmemory impairment
コメント
1件
もう、胸がぎゅってなったよ……。 赤くんがずっと黄くんの手を握って、謝りながら泣いてるシーンが本当に切なくて。自分のせいだって思ってるんだろうなって感じたし、「記憶戻してよぉ」って神様にお願いする声がそのまま心に刺さった。 でも「待ってるから」で終わるところに、まだ希望があるような温かさもあって、ホッとした気持ちと泣きそうな気持ちが混ざってる。 翡翠さん、今回もすごく繊細なシーンをありがとうございます…また読みますね🌙