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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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バ ー で 出 会 っ た そ の あ と に _。


ほくじぇ

じぇ「攻」

ほ 『受』

じゅ:友人


23:00

カランカランと音をドアが開く音が聞こえた。

一人の大柄な男が入ってきた。


「マスター。来たよ。」


そう呼ぶ男の名はジェシーという。

俺の友達だ。このバーを開けたのも彼のおかげだ。


「今日はお客さんいないんだね。」


: そこいうんだw

まぁそうだねぇ。時間も遅いし。

てかマスター呼び辞めて。


「え~いいじゃんw俺にとってはマスターなんだからw」


:まぁ、気にしないでおくわ。あ、これ。

俺からの気持ち。カクテル言葉なんて余裕だろ?


「ダイキリか。センス良くね?w」


:お前がテレビに出てるのみると元気もらえんだわ。

俺の未来の希望ってことで。


「HAHA!あざっす!」


:あ、それ代金いらないから。


「おっ?!まじ?!せんきゅ~!」


彼との他愛のない会話を楽しんでいると扉を開ける音が聞こえた。


:いらっしゃいませ~。ってみない顔だね。


『あ、は、初めてで。友人に教えてもらって。』


(「…なんかみたことあるんだよなぁ、」)


:せんきゅっ!座って。ここカクテル以外にも提供してるんんだけど、なんか食べる?


『…いや、結構です。4番ください。』


:あんまおなかすいてないかw


『は、はい。』

そう答えた瞬間突然お腹の音が鳴った。


『あ、…///』


:何だよwお腹すいてるじゃんw


「ねぇじゅり~ナポリタン頂戴~」


:おっけ~。

先にカシスオレンジね。初回サービスで一杯無料だから。


『あ、ありがとうございます、』


その言葉から店はクラシック音楽が流れている空間になった。

じゅりが調理している間は時間だけが過ぎていく。

だけれど今日は違う。

俺以外に客がいる。しかも初回。顔がすごくかわいい。

話したい意欲が俺の中で暴れだし、気付いたら俺は彼に向ってこう言ってた。


「ねぇ、名前は?」


突然のことに彼は驚いていた。

知らない男が突然話しかけてくるから。それもそっか。


『ま、まつむら、です。』


その名前を聞いた瞬間に俺はピンときた。


「あっ!もしかして映画の主演やってた子?!俺ジェシー!」


『え?ジェシーさんですか、?こんなとこで再開するとは思ってなかったですw』


やっぱりだ。彼の顔を見た瞬間、目が離せなくなった感覚は今でも忘れられない。


:なに?w二人とも知り合いだったんだwドラマで一緒になった子、だっけ?


「そうそう!俺が言ってた期待の新人俳優だって!」


:へ~w確かに。顔整ってるっもんね。俺より下でしょ。

俺24。


『あ、お、同い年です。』


:…あっははw面白w同い年とかwww奇跡じゃん。ここ三人同い年だし。


『ですねww』


はぁ、笑った顔がかわいい。


:はい、これナポリタン。


「ありがと。」


これ、まつむらくんにあげるつもりで頼んだし、あげるか。


「まつむらくん、おなかすいてるんでしょ?食べなよ。」


『え、いいですっ!悪いですって。』


「俺のおごりだってwお金なら心配ない。」


黙ってしまった。

どうしよう、少し強引すぎたかな、?

じゅりにすこしだけ助けてほしいとメッセージを目で送った。

そのメッセージを完璧に受け取ったようにじゅりはニヤッと笑った。


:まつむらくん。お腹すいてちゃ入るもんも入らないでしょ?

ジェシーもそう言ってるんだし。

仕事でミスされる方が困るなぁ~。って顔してるよ?


『えっ…』


「困っちゃうなぁ~」


『じゃぁ、いただきます、』


そういい行儀よくフォークに巻き、ナポリタンを一口頬張った。

その瞬間、彼の目がキラキラと輝くのが目に見えた。


『お、おいしいです、!』


:あはっwよかった。


『友人の言ってた通りですね。』

『この店のナポリタンが一番うまいって。』


:そんなに褒めてくれてたんだwwなんか嬉しいなぁ。


「これでも最初は料理全然できなかったんだぜw」


『そ、そうなんですねw』


「まぁ、気にせず食べてw」


『ありがとうございます。』


もぐもぐとたべている姿が可愛い。

小動物みたいだ、

今日一緒にいれないかな、

じゅり誘う予定だったけど、やっぱ変更。


「ねぇじゅり。56番頂戴、」


:あいよっ

これ飲むの珍しいね。


「これ俺が飲むんじゃないの~。まつむらくんが飲むの~。」


誘いたかったから。

俺の意思でそうしただけ。


『ごほっごほっ…え?俺、お酒弱くて、カシスオレンジぐらいしか、』


これは絶好のチャンスだ。

酔ってるとこ持ち帰っちゃえばいい。


「大丈夫だって。ね?じゅり」


:無理はさせんなってwアルコール19%入ってるから。



『19ぐらいなら、』


「ちょい弱いもんね~」


:はい。グランドスラム。


「ありがと~」


『じゅ、じゅりさん、俺、30番ください』


:はいよ~っ


まさか、と俺は悟った。

その意味をしっているとは思いもしなっかった。


『ありがとう、ございます。これ、ジェシーさんに。』


やっぱり、

カクテルで返事をするなんて、なんてロマンチストな奴なんだ。


:はい。これ。シェリー。


「ありがと。」


:まつむらくん、カクテル言葉、分かってる?


『い、一応。』


「お酒弱いのに?」


『は、はい。』


「じゃあこの後ね、?」


:はいはい。ストップ。すぐ近くにラブホあるんで。

そこでいちゃついていてくださ~い。


「なんかイラついてない?wじゅりも彼女いるじゃん。」


:はぁ?一か月前に別れたって話しただろ。


「そういえばそうだったね。ごめんごめん。」


何だろう、この気持ち。

じぇしーさんがほかの人と喋ってるとモヤモヤする、

今までこんな感情、人に沸いたことがないのに、

でも夜誘われたし、


)「…くん~?…むらくん~?



あれ?誰か俺をよんでる?

だめだ、酔いが回り過ぎて、


):ほら。酔いが回って寝ちゃったん…ないの?

)「確かに。…るわ。」

):お前の…それだもんな~。じゃ。俺も店閉めよ~かな。

)「あ、これ、…」

):…と。じゃ、楽しかった。頑張れ。

)「AHAHA!…てw」


言葉がぶつ切りに聞こえて、何話してるかがわかならない、

はぁ、、

俺が迷惑かけてる、

でも俺の目的って、

あーだめだ。考えるだけで頭が回る。かんがえるの辞めよ。



「っしと。ただいま~」

「まつむらく~ん?これ水、飲みな?」


『あ、ありがとうございます、』


「カクテル言葉、分かってたんだよ、ね?」


『あ、はい。い、いいですよ?』


「俺とまんないかも、、、♡」


俺はかぶりつくように彼の唇を奪った。


『ん゛っ…♡』


彼は色気ずいた声を漏らし、俺の興奮材料になり、さらに深くキスをした。


『っ…///』


苦しくなったのか俺の肩をトントンたたいた。


「はぁっ…♡」


『はぁっ…♡はぁっ…♡』

『ねえ、はやく、挿れて、?』


俺は理性が切れ、彼の肌着を全て脱がし、俺のモノを勢いよく挿れた。


『ん゛おっ…♡まっ…///』


「なに?w」


俺はわざと奥をつく。

ぱんぱんと肉と肉がすり合う音がどんどん早くなっていき、二人の理性は何処かへ消えてしまった。

彼が苦しそうにしながら喘いでいるところを見るのは俺にとっては興奮材料となる。

びくびくと身体を震わせ


『イっちゃった…♡』


と一言だけ。

こんなにも他人をエロいと思ったことは今までにない。

急にナカがしまる。

もう限界なのだろう。


「んっ…///」


ゴムはしていたため、中には出さなくて助かった。

彼のナカから抜き、ゴムを外すと彼が抱き着いてきた。


『一緒に寝よ?』

『また相手して…?きもちっよかった、』


とだけいい寝落ちしてしまった。


「また、あのバーで会えたらな。」


と彼には届かないはずなのに、返事をし、部屋を出た。

彼らはまた、熱い夜をカクテルを通じて伝えることができるのか、

まだ誰にも分らない。

だけれど、また会える気がした。


〔カクテル言葉〕

・ダイキリ…希望


・カシスオレンジ…甘い幸せな家族を思い描くハートの持ち主


・グランドスラム…2人だけの秘密


・シェリー…今夜はあなたにすべてをささげます。

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