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#近未来
鳳蓮荘
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スユキ
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いおり「それから完全神さん、空エキ学園(小中高大の合同)の同窓会も20代の時に私は幹事をしていました…もう24年も立ちますがね…もうガラケーの時代ですかその頃は…まあ私には2人子どもがいますけど、その時はもうスマホ時代ですがね、アハハハハハ!!」
完全神「成人式と同じように、まさか…」
いおり「ええ。踊りたい人は踊る。踊らない人は待合室で本を読んだりガラケーをいじる。まあ今(2024年)の私の子どもの時代はスマホですがね…就職氷河期世代の私たちからすれば懐かしいですよ、京セラもガラケーもね…どちらにせよ、お互いを干渉し合わない…無理をして空気を読む必要はないけど自由の裏には責任があることを理念としていますから東京フリーク区は…東京フリーク区は個人主義過ぎるという世間のイメージはあくまでも偏見ということになります。時代や常識、価値観が違っても東京フリーク区が無くならないのは人間としての内面や背景を向き合って人の痛みを知り、共有し合ってるからですよ。だから一般社会の成人式や同窓会とは違う形式なのを貫いていますから。
こう言った集団主義的な側面がないとバランスが保てません。もし地震や洪水と言った災害に巻き込まれたらどうしますか?個人主義を貫き過ぎてお互いを助けられなかったらどうしますか?だからこそバランスは大事なのです」
完全神「くっ….負けたっ….それでは行きますよ、アンドロイドさん」
アンドロイド「では行きましょう」
完全神「これは勝ち負けではない…お互いの理念を話し合う場ですから」と
完全神の心の声「月森浩さんと月森麻希さんは江東区で自分の子どもに『社会の恥』だの『劣った遺伝子』だの言っておいて一体何様のつもりだったんだ….なぜ自殺なんてしたんだ…!
いやでも完璧ヒルズの成人式や同窓会…全体的に何としてでも完璧でなければならない…!」と車に乗って移動をした。
その後完全神とアンドロイドは港区完璧ヒルズに戻り、刑務所と警察庁へ赴いた。
一部の警察上層部の人たちに賄賂を受け渡す見返りとして、刑務所の中にいる元普通完璧連合軍の幹部たちや兵隊を釈放させることにした。
完璧ヒルズの高級住宅にて
完全神「オーッホッホッホッホ!!全美。なぜ朕がそなたを解放したのかわかりますか?」
全美「オーッホッホッホッホ!!それは私があなたの娘だからですか?」
完全神「それだけではございません。完璧ヒルズを強くするために釈放させました。」
全美「聞いてもいい?」
完全神「何でしょう?」
全美「成人式のあの日、私にこう言ったわよね?お父様が3歳の時子どもができない身体にされて、乳児院にいた赤ん坊の頃の私を引き取った…その子どもができない身体ってまさか強制不妊手術?」
完全神「なぜそれを知っているのですか? グッ…!」と頭を抱えて地面に蹲った。
そしてPTSDが再発し、抗うつ薬を服用した。
全美「本当なの?なんでパパがこんなことに…!じゃあ完璧ヒルズを立ち上げたのって…!」
完全神「っそれは言えない。」
全美「ふざけないでよ!!!!じゃあ国に対する復讐ってこと!!?だから完璧じゃない人たちを迫害してきたの?!!じゃあ実の親を知らないでパパに育てられた私は社会的弱者だって言うの?!!それっておかしいわよ!!!!」とこれまでもなく自分の思いを伝えていた。
完全神「仕方がなかった…私の本名は灰囲ケイジン…完璧完全神と名乗ったのは当時のこの場所はまだ更地だった…だからこの場所を完璧な理想郷として立ち上げた…莫大な資金を得てね…
ここで話を戻しましょう….当時の私は子どもができない身体にされて、復讐心を抱いてこの地区を完璧にしようと考えてた…それで25歳の時に乳児院に行ってその看護師さんから聞いた…そなたの実の父親は当時19歳で.,.実の当時18歳の母親はホテルで同意を得た上で性交渉をしていたけど、父親は孕(はら)んでしまった母親を見てひどく後悔して見捨ててしまった….それで母親自身も子どもを育てる費用もなく、乳児院へ預けたと言ってたのを覚えてる…だから私はそなたを大切に、愛情を注いで育てると決めたんです…」
全美「私が…でも本当の私だって中学に行ってた時に、他の生徒たちを見て羨ましかったの!!完璧でいたいと思っても、実際は心の中身が空っぽだった…マドンナとして祭り上げられても孤独だった…」と地面に蹲って泣き出していた。
こうして親子揃って本当の自分の思いを伝えることができた。
コメント
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第15話、読みました。いおりさんの「個人主義の裏には責任がある」という正論が刺さる一方、完全神と全美の親子対話が胸に響きました。完全神の「仕方がなかった」という言葉に複雑な感情が透けて見えて、全美の「心が空っぽだった」という告白も切なかったです。理想と現実のギャップがテーマとしてしっかり描かれていて、最後の本音のぶつけ合いにぐっときました。