桜美は走った。
サバイラ株式会社に向かって。
でも、もう遅かった。
「あれ、JEWELRYsは…?って、」
そこには、一人の男と、少年が立っていた。
「お前、誰だ?」
知らない男にそう言われた。
だから、私は
「WolfMonstersの、一員、とだけ名乗っておこうかな。」
と言った。
「どうしてここにいる。」
「それはこっちが聞きたい。これは、こっちが組んだJEWELRYs撲滅…じゃなくて、捕獲作戦だ。邪魔はされたくない。」
「捕獲作戦、」
すると男は何やら作業をした。
私は少し警戒した。
「ブツブツ…」
なんか話しているな。
内容が聞き取れん。
「ねぇ、JEWELRYsはどうした。」
すると男はこういった。
「JEWELRYsなら、俺がここにいるやつは全部56しといた。」
「なら、こっちの手間も省けた、のかな。」
なかなかやるね、あの人も。
でも、このスキルには、対応できないはず。ニコッ
「パペティアー」
すると、男は動かなくなった。
私の手の上で踊りたまえ。
「な、何をする!」
作戦が失敗しても、でも…
「でも、風の記憶の書はもらっていくよ。」
男は言った。
「それじゃ、こっちの仕事が増えるな。」
もしかして、RED護衛団?
「それは、させないから。」
私はそう言って、建物の中に入っていった。
そして、風の記憶の書のもとへたどり着いた。
私は、風の記憶の書を持って、サバイラ株式会社から逃走した。
一様あの人は動けるようにして。
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