…良かった、…僕は、「凡人」だった。「…言うはず、ないと思うんですけど、…殺人鬼、の人、?」
と、僕は言った。
「?!」
と、僕は驚愕してしまった。天彦さんが、挙手をしていたのだ。つまり、自分は「殺人鬼」と周りに言いふらしていることになる。
「…ほんと?天彦。」
と、テラさんが疑い、問いかける。
「勿論。この天堂天彦、嘘はつきません。」
と、思ったより淡々とした口調で答える。
「…なら、決まりじゃねぇか、こいつを指名すれば終わるんだろ?」
猿ちゃんが言った。確かにそうだが、ぼくは本当にそれでいいのかわからなかった。…2年ほど、一緒にいる仲なのだ。本当に、僕たちが、天彦さんの人生を終わらせてしまっていいのだろうか。
「まぁ、そうなりますよね。…ですが、僕は、まだやり残したことがあります。…そこで、一つ提案があります。…誰も、指名しない、と言うのはどうでしょうか?」
天彦さんが、提案をする。
「…成程、ふみやさんは、その場合について言っていなかったし、、もしかしたら、それで全員、生きて帰れるかもしれませんね、、!さすがです!天彦さん!」
と、理解君が目を輝かせる。希望の光が見えてきた。
「えぇ、なので、ここは一つ、みんなで力を合わせましょう。」
「「「「「 勿論 」」」」」
と、僕たちの声が揃う。猿ちゃんも、この時ばかりは反発していなかった。
「では、次の日の、午後12時まで自由に過ごしましょうか。」
天彦さんが言う。
「あ、そういえば、依央利君に説明してなかったよね、多分ここ、カリスマハウスの部屋が…そのまま、持ってきた感じで、僕たちの部屋があるんだ、部屋割りはいつもと一緒。…不思議だよね。」
テラさんが説明してくれた。
「…不思議、、ですね。」
「どんな、手を使ったんでしょう。ふみやさんは。」
大瀬さんが会話に入ってくる。珍しい…、、
「さぁ?…一年前よりかは、ふみや君のこと知れたけど、、今もふみや君のこと、あんまわかんないもんね。」
「…それを言うなら…テラさんも、よくわかりませんよね、…年齢も分かりませんし」
「秘密であるからこそ輝くものもあるんだよ」
と、軽口を叩き合っている。…微笑ましい。
「じゃあそう言うことだから、テラ君は自分の部屋に戻ってテラ君とお話ししてくるね!」
テラさんはそう言ったかと思うと部屋に戻って行った。
「…僕も、皆さんの目を汚さないように、部屋に戻ります。」
「じゃ…」
と、大瀬さんも帰って行った。
…辺りを見回すと、他のみんなは自室に帰って行ったのか、僕だけだった。…孤独だと感じてしまった。いつもよりリビングが広いから…なのだろうか。
とりあえず、自分の部屋に向かった。
役職確認_END
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