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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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まいたけside

おれは夏に関西から引っ越してきて席が近くだったポケと仲良くなった。いじめられっ子で下ばっか向いて何かあるとすぐ謝る人。そんな人ほっとけなくて話しかけてたらいつの間にか仲良くなっててそれと同時におれはポケに片思いをしていた。冬休み中は電話とかしてたけど遊びの誘いは結局来なかったし…せっかくポケのために予定空けてたのにな。でも新学期1日目の放課後にポケと遊びに行くことになった。念の為バイト入れてなくてよかった…

🍄「それ美味しい?」

🐷「うん。甘いの無理な俺でも食べれる」

🍄「1口ちょうだいよ俺のもあげる。はい」

🐷「ん、これも美味しいね笑はい俺のも」

🍄「うま…俺もそっちにすればよかったな笑」

🐷「今度また来ようよ」

🍄「そーやな」

🐷「てかまいたけまだ関西弁抜けないんだね」

🍄「なかなか抜けないよなぁ…嫌だった?」

🐷「んーん。そっちのが好き」

🍄「そ、そっかありがと」

こいつ…無意識かよまじで

神社で参拝もした。さすがに正月から何日もすぎてるし神社にいるのは巫女さんと神主さんくらいだ

🐷「なにお願いしたの?」

🍄「それ言ったら意味ないやん笑」

🐷「そっか笑あ、おみくじひきたい」

🍄「おおいいね」

🐷「おれ13番」

「13番はこちらですね」

🐷「ありがとうございます」

🍄「おれ20番〜」

「20番はこれです」

🍄「あざっす」

「おふたりとも仲がいいんですね」

🍄「そーっすか?」

「とてもいい縁だと神様もそう言ってますよ」

🐷「へぇーそういうのも分かるもんなんだ…」

🍄「まぁ俺とポケは親友だもんな〜」

そんな会話をしてポケがみたい映画があるとか言うから映画館に向かった。ちなみにおみくじは中吉と吉だった

🍄「ポケが見たい映画どれなん?」

🐷「んーっとねこれ」

🍄「恋愛映画か好きそうだなお前」

🐷「ずっと見たかったんだよね〜この映画のチケット2枚ください」

映画は普通の恋愛じゃなくて涙無しでは見れないそんな感じの感動系のやつ。隣見たらポケが大号泣しててそれを見たらもう少しで出てきそうだった涙が引っ込んだ

🍄「面白かったな〜」

🐷「めっちゃ感動したもう1回見に行こ」

🍄「いいけどこっち向けよ笑」

🐷「やだ…今泣いたあとだもん」

🍄「そんなん今更やん」

🐷「そーだけど…今は明るくて顔がよく見えるだろだからやだ」

🍄「そんなの気にしないってほら」

無理やりポケの顔をこっちに向けると涙目で目の下を真っ赤にしてるポケの顔がよく見えた。髪が長くて少し目は隠れてるけど…こんなこと思うのはほんと申し訳ないけど今すぐにでも家に連れて帰りたい。

🐷「やめてよ…ほんとに見られたくなかったのに」

🍄「あ、いや。ごめんな」

🐷「いいよもう見ちゃったもんは仕方ないし…はぁあまいたけの前では見せないつもりだったのに」

いや、俺は見れてよかったよポケ。日頃から全然見せてくれてもいいんだぞ。

🍄「な、なぁぽけ?」

🐷「なに?」

🍄「お前この後なんか予定ある?」

🐷「別に何も無いけど」

🍄「あのさ…俺ん家こない?」

🐷「え?なんで?」

🍄「い、いやほら変な意味とかじゃなくてさ…普通に沢山歩いて疲れたから俺ん家で休みたいな〜とか思っただけ…」

🐷「いいよ俺まいたけの家遊び行ってみたかったんだ〜あ、その前に親に連絡させて帰り遅くなるかもだし」

は??こいつなんで遅くなるなんて連絡するの?もしやそういうことがあってもいいですよって遠回しに言ってる?それとも無意識発言?

🍄「部屋汚いかもだけどそんときはごめんな」

🐷「いいよ別に気にしない」

おれはこいつがこんなにも無防備なのが心配になりつつ少しだけ嬉しいと思ってしまった

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コメント

1

ユーザー

わたしが見たかったデートシーンだ, ありがとございますっ

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