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ハグする時に×××の胸が当たってる!?
×××→天然(*´꒳`*)
任務帰りの夕方。
少し疲れた顔で並んで歩いていたキルアと×××。
「ふぅ〜…つかれたぁ…」
そう言いながら、×××はいきなり――
ぎゅっ。
「……え?」
前触れもなく、キルアに思いっきりハグ。
「ちょ、ちょっと!?なに急に…!」
腕の中には×××の温もり。
しかも、かなり密着していて……。
(……っ!?)
キルアはすぐ気づいた。
(む、胸……当たってる……!!)
しかも×××はまったく離れる気配がない。
1秒…2秒…
5秒…8秒……
(な、長くね!?!?)
キルアの顔はみるみる真っ赤に🔥
「……×××、そろそろ……」
小さく声をかけても、
「んー?もうちょっと〜」
と、のんきに続行。
×××は完全に無意識。
気づいてないというか、まったく気にしてない。
一方キルアは――
「……っ……///」
視線をそらし、耳まで真っ赤。
(こいつ……自覚なさすぎだろ……!!)
10秒くらいたった頃、やっと×××が離れる。
「よし!元気出た!」
「……そ、そうかよ……」
キルアはそっぽを向いたまま。
「? キルア、顔赤くない?」
「なっ!?気のせい!!」
必死に否定するけど、心臓はバクバク。
×××は首をかしげながらも、
「変なの〜」
と笑うだけ。
(……無防備すぎだっての……)
そう思いながらも、
内心ちょっと嬉しかったキルアなのでした💕
その日の夜。
キルアはベッドに寝転がって、天井をぼーっと見つめていた。
「……」
任務も終わったし、特に考えることもないはずなのに――
なぜか、昼間のことが頭から離れない。
(……ハグ……)
ぎゅってされた感触。
距離ゼロだったこと。
そして――
(……やわらか……かった……)
「……っ!!!」
ガバッ!!
突然、勢いよく起き上がるキルア。
「な、なに考えてんだ俺!!」
顔は一瞬で真っ赤🔥
(忘れろ忘れろ忘れろ!!)
布団に顔をうずめる。
「……でも……」
思い出そうとしてないのに、勝手に浮かんでくる。
×××の無邪気な顔。
無防備なハグ。
まったく気にしてない様子。
(……あいつ……自覚なさすぎ……)
キルアは布団をぎゅっと握る。
「……ずるいだろ……」
自分だけドキドキして、
相手はケロッとしてるのが悔しくて。
でも――
(……嫌じゃなかったし……)
むしろ、嬉しかった。
そこまで考えて、また赤面。
「……もう寝る……!」
ゴロンと横になって目を閉じるけど、
心臓はまだドキドキ。
(明日……普通に話せるかな……)
そんなことを思いながら、
なかなか眠れないキルアなのでした💤💙
翌朝。
キルアは寝不足気味で、ちょっと不機嫌そうに歩いていた。
(……全然眠れなかった……)
原因はもちろん――
(……×××……)
そんなことを考えていると、
「キルア〜!おはよ!」
後ろから元気な声。
振り向いた瞬間――
ぴとっ。
「……っ!?」
×××が、ほぼゼロ距離で顔をのぞき込んできた。
「どしたの?眠そう〜」
「ち、近っ……!!」
一歩下がろうとするけど、
×××はなぜか一緒に前進。
結果。
さらに距離ゼロ。
(なんでついてくんだよ!!)
顔、近い。
吐息、かかる。
目、合う。
キルアの思考、完全停止🧠💥
「……///」
「? キルア、顔また赤いよ?」
「赤くねぇ!!」
必死に否定。
すると×××は首をかしげて、
「昨日も今日も変だね〜?」
と、のんきに一言。
(原因お前だから!!)
キルアは心の中で叫ぶ。
そのまま歩き出そうとすると、
今度は×××が腕にぎゅっと絡んできた。
「今日も一緒に行こ〜」
「……はぁ!?」
腕が当たる。
距離が近い。
柔らかい感触が――
(また思い出すだろ!!)
「……離れろ……」
小声で言うキルア。
「え?聞こえない〜」
「……なんでもねぇ……」
結局、顔を真っ赤にしたまま、
無自覚×××に振り回される朝でした☀️💙
朝の移動中。
相変わらず、×××はキルアのすぐ隣。
いや――
「すぐ隣」どころじゃない。
肩は当たるし、腕も絡むし、距離ゼロ。
(……もう無理……)
キルアはついに立ち止まった。
「……×××」
「ん?」
無邪気に振り向く×××。
その距離――
また近い。
「……ちょっと……近すぎ……」
「え?」
「だから……距離……!」
顔を真っ赤にしながら、必死に言う。
×××は一瞬きょとんとして――
「……あ!」
ぽんっと手を打つ。
「そっか!ごめんね!」
すごく素直。
「近かったよね!」
キルアは内心ほっとする。
(やっと分かってくれた……)
×××は一歩下がった。
ちゃんと距離ができる。
キルアは胸をなでおろした。
……のも、束の間。
5秒後。
「ねぇねぇキルア〜」
ぴとっ。
また寄ってくる。
「……。」
「さっきの話なんだけどさ〜」
自然すぎる距離ゼロ。
キルア、固まる。
(はやい!!復帰はやい!!)
「……おい……」
「ん?」
「……だから……近いって……」
「え!?あ、ごめん!」
また素直に離れる。
「ほんとごめんね!」
……そして。
10秒後。
「キルアこれ見て〜」
ぴとっ。
再・密・着。
「……もういい……」
キルアは半分あきらめ顔。
×××は気づかずニコニコ。
(こいつ……天然すぎ……)
でも――
(……嫌じゃないのが悔しい……)
結局、今日も赤面担当なキルアなのでした💙😂
その日、一日中。
×××はずっと通常運転。
距離ゼロ。
無自覚スキンシップ。
無防備スマイル。
「キルア〜これさ〜」
ぴとっ。
「ねぇねぇ〜」
ぎゅっ。
「一緒に行こ〜」
腕絡み。
(……無理……)
キルアのHPは、とっくに赤ゲージ。
顔は常にほんのりピンク。
心臓はフル稼働💥
(近い近い近い近い……!!)
注意しても意味なし。
離れてもすぐ戻る。
(なんでそんな自然にくっつけんだよ……)
夕方。
少し静かな場所で休憩中。
ベンチに座る二人。
……もちろん、距離ゼロ。
肩、密着。
太もも、当たる。
(……もう……限界……)
キルアはぎゅっと拳を握る。
「……×××」
「なに〜?」
顔を向けた瞬間。
また近い。
もう、逃げ場なし。
キルアの頭、真っ白。
「……ちょっと……聞け……」
「うん?」
「……お前さ……」
声、震える。
「……無防備すぎ……」
「え?」
「……近すぎ……」
「……で……」
一気に吐き出す。
「……俺が……どんだけ……我慢してるか……分かってんのかよ……!!」
沈黙。
×××は目をぱちぱち。
「……え?」
キルア、しまったと思う。
「……あ……いや……今のは……」
顔、真っ赤🔥
「……忘れろ……」
俯く。
すると――
×××は少し考えてから、
「……もしかして……」
「キルア……照れてたの?」
純度100%天然ボイス。
「……っ!!!」
「ち、ちげーし!!」
即否定。
でも声は裏返る。
×××はじーっと見て、
「……そっかぁ……」
「じゃあ……」
にこっと笑って、
「キルアのことドキドキさせてたんだ?」
悪気ゼロ。
キルア、完全KO。
「……もう……無理……」
ベンチに崩れ落ちる。
(こいつ……最強かよ……)
こうして今日も、
キャパオーバー寸前で生き延びるキルアなのでした💙😂
ベンチに崩れ落ちたままのキルア。
「……もう無理……」
顔を手で隠して、動かない。
×××はそんなキルアをじっと見つめていた。
「……ねぇ、キルア」
「……なに……」
小さな声。
「さっきのさ……」
少しだけ、真剣な声。
「……私が近いと……ドキドキするんだよね?」
「……っ……!」
キルア、固まる。
「……答えなくていい……」
って言おうとしたけど――
×××はにこっと笑って、続けた。
「……じゃあさ……」
そっと、キルアの手を取る。
ぎゅっ。
「……これも?」
距離、またゼロ。
でも今度は――
わざと。
「……×××……」
「ドキドキする?」
キルアの心臓、爆音💥
「……するに決まってんだろ……」
ついに本音。
×××は一瞬きょとんとしてから、
……ふわっと笑った。
「……そっか」
「……それなら……」
今度はキルアの肩に、そっと頭をのせる。
「……私もね」
小さな声で。
「……キルアの近く、好き」
「落ち着くし……安心する」
キルア、目を見開く。
「……え……?」
「だから……」
少し照れながら、
「……離れたくなかっただけかも」
沈黙。
数秒後。
キルアの顔、真っ赤🔥
「……反則……」
「そんなの……」
「……ずるすぎ……」
でも――
そっと、×××の手を握り返す。
ぎゅっ。
「……俺も……」
「……お前のそば……好き……」
ほぼ囁き。
×××、目をぱちぱち。
「……えへへ……」
「じゃあ……」
さらに距離を詰める。
「これからも……近くにいるね?」
「……っ……ほどほどにしろ……///」
口ではそう言いながら、
手は離さないキルア。
夕暮れの中、
自然に寄り添う二人。
無自覚から始まった距離ゼロは、
いつの間にか――
「両想いの距離」になっていました💞💙
to be continued….