たとえ目が見えなくても

大好きな彼女の失明まで後３ヶ月

プロポーズもしようと思ったのに、悔しい

俺はできるだけ彼女にに色んな景色を見せたいと思って

海、山、映画、海外にも行った

でも彼女は言った

「いろんな景色じゃなくて私は貴方の顔が見たいの」

俺は思わず泣いてしまった

「貴方との色んな思い出があるから、大丈夫！ほら？私は泣いてる貴方も良いけど笑ってる方がいいわ」

「ほら、笑って？」

ーーー３か月後ーーー

結局彼女は失明してしまったけど俺はあの日、あの彼女の言葉で

絶対離れないと誓った

「結婚してください」